第1話 始まり
えー、読者様はじめまして、作者のイチゴッチと申します、イチゴとでも呼んでください。
これから始まる幻想郷での物語、とくとご覧下さい。
幻想郷は全てを受け入れます、きっと、あなたも快く受け入れてくれるでしょう。
ここは日本のどこかにある、人間や妖怪等の様々種族が住む場所、幻想郷での一つの物語である。
ここは居酒屋「賢者」
木製の扉に手をかけてガラララと音を立てながら開き、少女二人が入ってきた。
「呼ばれたから飲みに行くついでに来たわよ紫」
彼女の名前は博麗霊夢、空を飛ぶ程度の能力を持つ人間で、博麗神社に住む異変を解決し人々を救う幻想郷にとって重要なポジションの巫女である。
「うっす、とりあえず酒とつまみ頼むぜ紫」
彼女の名前は霧雨魔理沙、魔法を操る程度の能力を持つ人間で、霧雨魔法店を営み、異変解決を手伝う霊夢のオトモ?相棒?的存在ある。
「いらっしゃい、霊夢、魔理沙」
彼女の名前は八雲紫、境界を操る程度の能力を持つ妖怪で、幻想郷を監視しており異変を霊夢に知らせる、あらゆる情報を持っておりこの幻想郷にいる2人の賢者の内の1人でもある。
「霊夢はどうする?」
「よっこいせっと、あ、私も魔理沙と同じで」
「はいはい、わかったわ、ちょっと待っててね
《数分後》
「はい、どうぞ」
コトッ
「サンキューだぜ紫」
飲み始めて少しした後霊夢が質問した
「なんか話があるって呼ばれたけど、妖怪退治?」
「話っていうのはね、紹介したい人がいるのよ」
「紹介したい人?まさかお見合いとかじゃないでしょうね」
「違うわよ、紹介したい人っていうのはね、私の旧友よ。あそこの席で座って飲んでるわよ」
紫が指を指した方向を見て霊夢が言った
「あの人?」
「えぇ、そうよ」
「普通の人間にしか見えないんだけど」
そこにいたのは黒い浴衣を着た歳は30後半に見える男の人が畳に座りグラスに入った酒を飲んでいた。
そう、この男こそこの物語の主人公で、名前は勇道快晴、こいつの詳細は物語で明かされていくだろう。
「紹介するわ、彼は勇道快晴、"一応"人間よ」
紫の紹介後、勇道はグラスをおいて立ち上がって紫に近寄って小さい声で話し始めた。
「紫、こいつらが前に話してた?」
「えぇ」
その後霊夢の方に近づき勇道は一言言い、挨拶を始めた
「さっき紹介に預かった勇道快晴だ、勇道でいいぞ。よろしく」
「は、はぁ..よろしく勇道」
読者様、お読みいただきありがとうございます、またまたイチゴでございます、いかがでしたでしょうか、次の物語が気になった方は是非次話も読んでください。