海
目が覚めたら雨が降っていた
私は歩き
線路の上だったと気付いた。
線路の隙間は
深い海だった。
しばらく行くと
電車がきて上に登っていった。
轢かれそうだと思った
進んでみて洞窟だった事を知った。
バシャバシャと歩く人が4人。
追い越していったが1人振り向いてきた
その人は私を見て大丈夫か聞いてきた。
私は両手で顔を覆った。
私は泣いていた。
目が覚めた。
あぁ
あんなに泣いた事
夢だったのか。
私の海は心地よい
私の海は雨が降る。
私の海は底が無い
私の海は息ができる。
もう海には戻れないのだろうか
私は海に戻りたいのだろうか