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33日目-1




33日目




MP340/382



んー……寒っ。


ブルッと震え火置き場に火を焚く。

寒い寒いと火置き場の前に移動し手を火にかざして暖を取る。


今日も冷えるな…。吐いた息が白い。

手を擦り合わせながら外を見やる。また雪か。

ほとんど毎日よく降るな…。


数日前に光景が頭を過ぎる。

また入り口が塞がらないよう気を付けないと。



ぐー……。



お腹が鳴った。



……朝食にするか。



インベントリから焼きトマト1本と器と箸を取り出す。

箸でトマトを器に落とし串をインベントリに仕舞う。

塩を取り出して振りかけ味を調える。


頂きます。


あったまるなぁ。

ほぉ……と一息ついて飲み込んだ。


あっという間に平らげて雪の降りしきる中器と箸と串を洗う。

インベントリに収納した。




今日は始めに物作りをしよう。



インベントリから園芸用のこてと土を取り出す。

土を盛っていき長方形に固めていく。

高さはおおよそ30cm、幅も30cm、奥行20cm程。

こてで土を均していき形が整った所で魔力を込めて固めていく。

消費MPは90。

固まったところでそおっと箱を上に持ち上げた。

一面だけ開いている箱が出来た。

一旦それを横に置いておく。


続いて残った土の塊に箱を持ち上げた際崩れた部分に土を足して形を整える。

整ったら一番上の面だけ魔力を込めた。

これを取り外す。

長方形の土の板が出来た。


土の板を地面に置き、板を縁取るように細長く土を盛っていく。

土の板に合わせた長方形の囲いが出来た。

土の板にくっつかないよう注意しながら魔力を込めて固めていく。


土の枠が出来た。

土の枠を先ほど出来た箱の上に置いておく。


土の板の上に残ってる土を落とす。

綺麗になったら今度はその上に奥行の幅(20cm)と長さが一緒になるよう細長い棒状に土を乗せていく。


今度は先ほど作った土の枠を手に取る。

今作った土の棒を動かさないよう慎重に重ねていく。

重なったら棒と枠と棒のつなぎ目に魔力を込めて固定していく。


連子窓(れんじまど)みたいなのが出来た。

これをいったん箱の上に置いておく。


続いて土の板の上の土を払って綺麗にする。

今度は横の幅(30cm)と同じ長さの細長い棒上に土を載せていく。

固める前に先ほどの連子窓状の物を持ち上に重ねる。

土が凹む。

そのまま魔力を込めて固めていく。

格子状(こうしじょう)になった。


先ほどの箱に嵌めていく。

開いている面を上にし、下から2/3の高さで固定する。

そのままだと格子状の板が落下してしまう。

箱と格子の隙間を埋めるように土を盛る。

魔力を込め固めていく。


四か所全て固め終わった。



おっと忘れてた。


底に接する側面の一か所に拳状の穴を開けた。

火を入れる穴にする。


これをいったん置いておく。

先ほどの残った長方形の土の塊の上に魔力を込めて固めていく。

地面に置き縁に土を足して固めていく。


真ん中位に土を盛り取っ手を作り魔力を込めて固める。

蓋が出来た。


残った土をこてでインベントリに片づける。

ピュリフィケイションを唱えた。






うん。いい出来だ。


バーベキューコンロ(小)の出来上がり。


底があるので火が入ってても持ち運びやすい。

この間バケツにファイアーを唱えたとき外側は全然熱くならなかったし。

これで野菜の世話をしながらでも焼き加減を見れるな。





……試してみようかな。


インベントリからバケツに入ったトマトを取り出す。


切りかけのナスもあったがまずは在庫の多いトマトで試してみる。

ヘタを取ってゴロゴロと格子の上に載せていく。

まずは10個かな。


バーベキューコンロの穴の所に掌を当ててファイアーを唱えた。



MP215/382


焼いている間に壁の補強をしよう。


……の前に道具を作ろうか。

昨日こてで土を均していったのだがかなり時間がかかった。

先ほどの作った土の板を活用しよう。


土の板を魔力を使って1/3と2/3に割る。


1/3の方をさらに2か所の角を削り取る。

五角形の板が出来た。


インベントリから土を取り出し持ち手を2個作る。

一つを五角形に付ける。

もう一つは残った2/3の土の板に付けた。


簡単だが左官道具が出来た。


続いてインベントリから水やり用のバケツを取り出す。

その中にインベントリから土を取り出す。

先ほど使った園芸用のこてでぎゅうぎゅうに詰めていく。

土を詰め終わったらひっくり返しそおっとバケツを取り外す。


崩れた部分の形を整えて魔力を込め固めていく。


ついでなのでバケツを2個作っておいた。


一つは左官用に使用する。

といっても土と水を混ぜるだけだけど。


本格的な左官は材料もないので出来ない。

土の壁の凸凹を均すためだけの道具だ。


こてで壁を叩いて均すより泥を塗りつけて均した方が早いだろう。


残った土は園芸用のこてでインベントリに片づけた。






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