表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奴隷の自分は主に戸惑いが隠せない  作者: 気分で更新していき隊
9/42

009 「朝ごはんはしっかり食べましょう!」

「いっただっきまーす」


主は元気よくそう言って目の前に出された食事に手をつけた。あれから、自分は少ししたあと目を覚まし、出掛ける準備を整えていたところで、主が目を覚まし、お腹を鳴らしたため、今に至る。自分とクランベリーは少々戸惑いながらも、食事に手を付けた。そこでも主は何も言わない。自分は食べていい、と分かると少し落ち着いて、食べ進める。やっぱり、他の人と違う主だ。


「おいしー」


笑顔で朝の食事を取る主につられてクランベリーが小さな笑顔を見せた。思わずじっと見つめてしまう。が、すぐにクランベリーの顔から笑顔が消えてしまった。


「んふふ、笑顔はいいぞぉー」


主は自分を見て、ニヤニヤと笑う。そんな笑顔は要らない、とは思うが何故か笑いが出て来てしまうのだから不思議だ。


「なんか、子供扱いされている気がする」


小さく主が呟いたような気がした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ