表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
99/142

完璧と思われてるけど笑顔が黒い執事。

 真面目な堅物の魔王さま・・うん、嫌いじゃあありませんよ。

ヒマなせいで妙なイタズラにハマってる王族よりずーっと扱いやすいしねぇ。


まあ、退屈な日常に我慢できないって気持ちは分かります。

仕事で魔王さまのストレスが溜まっていくとなんだかチリチリした空気が

それこそ魔王城中に溢れてきます。

イタズラ王族が何かするとソレは薄れますからね。

多分なんらかの効果があるんでしょう。


しかし今回はちょっとやりすぎたようです。

魔王さまの秘密の増毛儀式をまさか覗いてたなんてねぇ。

し、しかも・・ツ、ツルッパゲにしちゃったなんて! (笑)。


魔王さまは誰も気づいてないと思ってますが結構の人数に気付かれてます。

まあ、ちゃーんと口止めをしては置きましたがね。

あのお怒りがコッチに向いても困るのは誰も同じです。


結局、上手いこと逃げられて彼は行方不明に。

まさかダンジョンに引きこもってるなんてねぇ。

ああいうところは確かに感知の魔法が届きにくい所です。


でもソレは突然でした。

「アイツが見つかった! 人の国の城の中だ。

隠蔽と隠密が掛かってるがコレはアイツの気配だ! 」


お止めする間もなかった。

あっという間に転移の魔法陣を展開されて飛んで行ってしまわれた。

今は人の国との間は悪くはない。

だが、お一人で飛んで行かれるなどいつもの魔王様ではない。


あわてて後を追いかけましたよ。


着いた時にはすべて終わっていました。

魔王さまの頭はフサフサになってました。チッ。

イタズラ王族は勇者に拘束されてましたが返してもらえました。

まあ、お灸の一つも据えられることでしょう。


結局しばらく謹慎で塔の上のわび住まいということに。

でも彼のイタズラの効用を考えると閉じ込めておくのも考えものなので

コッソリ魔王さまの魔力を弾く魔道具を差し入れしました。

彼が塔から抜け出す手段を持ってるのは分かってますので。


「コラ! 執事! お前もその黒い笑いを引っ込めろ! (笑)。」

おっと! コレは失敗失敗。

執事は個人的感情は顔に出さないようにと仕込まれたハズなんですけどね。


でもコレでしばらくは退屈せずに仕事ができそうです。

これでも結構激務ですからね、魔王城の執事というのも。

適度な娯楽をお願いしますよ。イタズラ王族さま。(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ