表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/142

クソオヤジ王弟。

 前作でモブどもにしゃべらせ過ぎたので今回は

主人公に限定しようと努力したんですがコイツラが「差別するな! 」と

五月蠅いんです。

なので別立てで非難をそらしてみることにしました。


更新は多分不定期です。


モブたちの気が済んだら多分終了な予定。

予定は未定、決定にあらず・・かもしれない。

 私は王弟だ。

間抜けな兄は兄だというだけで王座に座っている。

さもソレが当然だと言う顔で私を色々こき使う。

下らないことでこき使われる身にもなってみろ! 


そこでコッソリ裏から兄王を煽って侵略戦争をさせることにした。

相手は魔族だがある程度勝たせてから敗北させて王に責任を取らせようと。


王の子達はまだ幼い。

どうにでも操れるだろう。

そういえば勇者を異世界から召喚するという昔話を神殿の連中がしてたな。


魔族は強いが勇者ならそれなりの戦をするだろう。

出てきたのはガキだった。


逆らおうとしたので隷属の首輪を使ってやった。

生意気なガキだが魔法は強力だった。

砦を3つも落とすとは思わなかった。


ところが魔族側も勇者を召喚した。

勇者のガキの首輪を簡単に外すと間抜け顔に油断した私に、

私が侵略戦争の企画者だということをしゃべらせた。


なぜだ?! 外交でも後れを取ったことのない私なのに! 

気が付いた時にはすべてをベラベラとしゃべっていた。


唖然としていた兄王だが結局私は牢につながれている。

殺されるかもしれないがもうそれもどうでもいいことだ。


勇者のガキは魔族の勇者と元の世界に帰っていった。

ココのことなぞすぐに忘れるだろう。


あの勇者たちが逆の立場で呼び出されて居たらどうなっただろうか? 


なんだかソレがとても気になった。

眠れないほどに・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ