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ep2 エスケープx逃げる

遅れてすみません。

時間が……。なくて、エターナる直前でした。

チョビッとずつの文字で連載していきますので、ご迷惑をおかけします。


ちら、ちら。

螺旋の階段を上がった先、塔の途中で、少し開けた場所に出た僕は、豪華な柵から、少し身を乗り出して、2mほど下を見ながら、ゆっくりと歩く。見ながら、と言っても怖いので、時折見る程度だが。

あれから、夜になるまで待った僕は、先程とは違う経路をたどり……制御部に向かっている。

キュクロさん(心のライバル)巻くのに、かなりかかって、ようやく鬼ごっこから解放された時にはすでに夕方であった。それから少し休んだら. 夜になったので行動開始したのだ。

バサ、バサバサバサ。


「うわっ⁉︎」


慌てて口を抑える。どうやら鳥であったようだが驚いて声を上げてしまった。

ーー今のでなんかに勘付かれていないだろうな。祈ろう。

そう思っているうちに、屋根の上の道も行き止まりに達した。ここより先は建物自体の高さが高くなっていて、梯なんかもかかっていないため、先に進むことはできない。

また、下に降りても昼のところだ。

もうどこにも行く場所がないと思うかもしれないが実は違う。この場所には、煙突があるのだ。ただのオブジェクトでない、ガレージにつながる煙突が。

ゲーム時代では、自分のホームは色々と改造できた。

俺のような天空の城や、スペースコロニー風。果ては墓場なんてのもあった。

ようは、自分の配置でホームを作れるってことだ。

でもそれには莫大なゲーム内通貨がかかり……。

あの、天空庭園のための土地買うのに全財産すったっけ……。

課金はしていないので悪しからず。

なあそれ以外にも話せば長くなるのだが、この辺にしておこう。ようは言いたいのは、ここの煙突に入れば、ガレージに入ることが出来るということだ。そしてガレージと言ったらそこにあるものは一つ。移動手段。



状況が好転することと、ゲームの時のホームとに違いがないことを祈りつつ、俺は煙突の暗闇に身を投げ出した。なんで俺はこんな煙突作って梯置かなかった……。




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