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『十二都刀戦(じゅうにととうせん)』  作者: じょんどぅ


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潜伏する影


### 潜伏する影


都市は戦後の再建に向かい、人々の生活も徐々に戻りつつあった。

だが、街の片隅には微細な異常が潜んでいる。


「春日、都市の北部で微弱な波動を検知」

渋谷の声が緊張感を帯びる。

「微弱……だが、北区戦や都市全域戦での余波じゃない」

欠番・春日は刀を握り、都市全域の重力・光・空間を巡らせて異変を探す。


黒幕は直接姿を現さず、影で都市を操り始めていた。

地下通路、廃ビル群、通信施設――

あらゆる場所で小規模な異変が生じ、刀の波動と絡み合って都市を揺らす。


「仲間たち、各所で警戒を強化。異常箇所を封鎖、制御できるものは制御せよ」

赤い光の残滓は弱まったが、黒幕の潜伏と策略は依然として都市全体を脅かす。

仲間たちは北区戦、都市全域戦で培った連携で異変への対応にあたる。


その時、廃ビルの奥で黒幕の分身が一体姿を現す。

「奴か……」

仲間の一人が刀を抜き構える。

赤黒の影が交錯し、局所戦が再び始まる。


欠番・春日は都市全域の制御を維持しつつ、仲間たちに戦術指示を出す。

「攻撃は分散、反撃は集中!都市全体の流れを読むんだ!」

連携攻撃で分身を撃退するが、黒幕は別の地点で新たな策動を進めていた。


都市の静寂は、まだ完全には戻っていない。

刀の力、都市の制御、仲間たちの連携――

すべてが試される中で、欠番・春日と仲間たちは再び都市の防衛に備える。


「奴は……静かに、しかし確実に次の一手を打ってくる」

握りしめた刀が微かに光を帯びる。

都市の夜明け前、欠番・春日たちの警戒は、再び試されることとなった。


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