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『十二都刀戦(じゅうにととうせん)』  作者: じょんどぅ


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第五巻・第一章 再起の欠番



### 再起の欠番


東京の街は、静かに夜明けを迎えていた。

赤と黒の光が消えた後、都市は少しずつ日常を取り戻しつつある。

しかし、刀の覚醒、黒幕の策略――その影はまだ完全には消えていなかった。


「春日、久しぶりにゆっくりできるな」

渋谷が笑みを浮かべながら言う。

だが、その表情にはわずかな緊張も混ざっていた。

戦いの余韻、刀の暴走の恐怖、黒幕の影――仲間たちも完全には安心できていないのだ。


「……安心はできない。刀はまだ残っている。黒幕も、完全には消えていない」

俺は刀を握りしめ、目の前の都市を見渡す。

第四巻で戦った全刀覚醒戦――あの戦いで都市を守れたことは確かだが、戦いは終わったわけではない。


新たな情報が入る。

「春日、北区で未知の刀の反応が……」

渋谷の声が緊張を帯びる。

第四巻で全刀覚醒が完了したはずだが、まだ未知の力が存在するというのか――。


「……また始まるのか」

仲間たちと共に立ち上がる。

欠番・春日として、都市全域の流れを守り、刀の暴走や黒幕の策略に再び立ち向かう覚悟を固める。


都市の光と影、刀の力、仲間たちの連携――

すべてが再び試される日が来た。

だが、第四巻での戦いで得た経験と仲間との絆は、欠番としての力の支えとなる。


「次は、必ず制御する。仲間たちと共に、刀を守り、都市を守る」

握りしめた刀が微かに光る。

再び始まる戦い――第五巻は、欠番・春日と仲間たちの新たな都市戦、黒幕の新たな策略との戦いの序章である。


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