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5秒で終わる童話集

作者: motimoti
掲載日:2025/07/25

〈ねこ、ボタンを押す〉


むかしむかし、あるところに、とても好奇心旺盛なねこがいました。

ある日、「押すな」と書かれた赤いボタンを見つけました。


――ぽちっ。


世界は終わりました。


おしまい。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


〈さかなのゆめ〉


さかなは空をとぶ夢をみた。


とても気持ちよかった。


目が覚めたら、つりあげられていた。


空は、本物だった。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


〈ロボットとまほう〉


ロボットがまほうつかいに会った。

「心がほしい」と願った。

まほうつかいは言った。

「それ、エラーになるよ」

ロボットは、それでも願った。

人間ができました。

そんな人間がまた、ロボットを作り始めました。

おしまい。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


〈カメ、ついに本気を出す〉


「おまえはおそい」とウサギに笑われたカメ。

カメは黙ってサングラスをかけた。

甲羅がバイクになった。

ウサギはぴょんと跳んで、轢かれた。

おしまい。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


〈おばけ、家賃を払う〉


おばけ屋敷にだれも来なくなった。

管理会社「そろそろ家賃を…」

おばけたちはバイトを始めた。

コンビニの深夜シフトがめちゃくちゃ早くなった。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


〈しあわせの青いとり〉


青い鳥を見つけた男。

しあわせになった。

でも、7日後に鳥がこう言った。

「延長しますか?カードで」

しあわせはサブスクだった。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


〈ロボット、恋を知る〉


ロボットが少女に恋をした。

毎日、花を届けた。

少女は「ありがとう」と笑った。

ロボットは恋がした。心が動き熱くなった。

それはモーターだった。

おしまい。

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