第43話「転・迷わずの一撃結果報告書」
名前◇迷わずの一撃
希少◇SSR
分類◇一撃の型_初めての制限スキル_変質するとゴブリン
解説◇今まで測定していなかったが、後学の教訓と外界との因果関係をまとめておくために結果報告書を記載しておく。
〈EWでの影響力〉
まず、文句なしの制限スキルに入る。
1回のゲームにつき40枚デッキには1枚しか入れられない。
この1回のゲームとは1試合か、1ターンか、3年に1度のEW大会で1回なのか様々な議論になると思うが。とりあえず1試合のゲームで40枚デッキの中に1枚しかルール上、スキル・技・魔法・回数制限など制限は入れるのが運営陣としての方向性。
実際にこの迷わずの一撃を受けた相手側は、結果として〈瀕死状態〉か〈黄泉還る〉といった即死効果と〈転生〉の効果が発動している。
一撃必殺技と違うところは、超高威力にはなるが相手がどれだけHPが多かろうと、HP1だけ必ず残る効果。
これは運命論にも作用しており、世界の運命が大きく変わらなかった時は即死効果、世界の運命が大きく変わった時はHP1残る。といった現象が起こっている、いずれも結果論。
この技の一番困る所は、道標がない時に迷いながら探索していた時の復元力や積み上げてきた新しい創作力そのものを逆崩壊させてしまうところにある。再生や反魂とも言うが、使い勝手が難しい。
即ち、積み上げれば積み上げるほど一撃の威力が悪化する。
良い面もある。世界が元の一直線の時間軸に戻るという側面もあるが。コントロール出来ていないと、新しい世界の創造性を削ったり、切ってしまう側面がある。また本人が自覚していないと正しさが他者によって修正されてしまうなど。正論だが、冒険とは相容れない側面がある。
実際に、迷わずの一撃を本編で実施した例だと吸血鬼大戦の時に1回、最未来歴2年で1回、今現在歴2025年で1回となっている。
時間軸は崩壊せず、修正していた力の空間が破壊された現象。衝撃波として、プレイヤー個々の肉体や精神、記憶や魂には影響が無かったが、湘南桃花とオーバーリミッツを基点に、最未来歴2年から今現在歴2025年へ敵も味方も全員吹き飛ばされた。虚裏闇歴に居た最果ての五帝も含まれる。
暴走化を止める、鎮圧する効果がある。人から人へ伝わってきた伝承として、悪技に入るが、今回は善技として使われた。したがって、体質のタイプは〈光闇技〉となる。
余談として、吸血鬼大戦で善なる兎を殺す、という運命上モラルに反すると思われたのか。この純化想子は外界で変質した時に緑色の小妖精であるゴブリンに変換されている傾向がよく報告されている。
〈現実世界での影響力〉
今現在歴2025年
EWの純化想子が外界で変質した場合の汚染想子による影響力、ほとんど余波でこれだけの影響力がでている。夢だけじゃ守れないのは認識しているがそれにしたって規模がでかい。
日本国首相総理大臣、迷わずの一撃の2日前に辞任表明。
イスラエルにより高層ビル群50棟がミサイルにより破壊される。
フランス政府内閣総辞職。
その他、多数国による影響力。




