第14話「承・スズちゃんネットワークⅡ」
名前◇スズちゃんネットワークⅡ
希少◇SR
分類◇ネットワーク_マルチバース_多元宇宙情報共有技術
解説◇スズちゃんネットワークⅡは、多元宇宙に存在するスズちゃん達が、電子、紙面、思念、体質・種族といったあらゆる情報を共有するための、進化したネットワークである。
スズちゃんネットワークⅠは、電子機器までを対象範囲としてきたが。マルチバースの登場により、紙面、電子、思念の領域を超えてしまったため、対策が必要になりスズちゃん達はバージョンアップした。
3000体のスズちゃん達がアクセス可否が選択可能になっている。この場合の3000体とは3000世界・3000宇宙と同義である。
ちなみに、レベル5の中に蒼スズちゃんが居て。オリジン・スズちゃんは自分の意思でアクセスする以外は対象外である。
Ⅱが出来た動機。マルチバースの発生により、紙面、電子、思念以外に説明できない現象が多発。例えば人形、ゴーレム、機械、霊、ドラゴンなどの色々と体質が異なるスズちゃん達の情報共有が出来ない。それらを制御もできないしまとめることも出来ないので手を打った。
過緊張・過集中による、神経障害対策の重要性。
スズちゃんネットワークⅡに接続し続けていると、自身に過度なシステム障害が発生するリスクがあります。これによる対策は、1日1回はスズちゃんネットワークⅡに一切接続しないでリラックスする時間を作る必要があります。この心の過緊張・過集中を避けるためには、まずネットワークから離れる時間が必要になります。ですので個々のスズちゃん達が自発的に、3000人全員がレベル0に成れる時間が保証されている。
オリジン・スズちゃんは「姉様」と呼ばれ。彼女達の「妹達」です。
【運営上の安全対策】
これらのアクセス・閲覧などの操作・意思決定は全て手動で行うこと。
この情報はアース○○○○の××スズちゃんが△△年月日に情報提供した、〇〇に関する500文字以上の書籍である。などを明記すること。
レベル0。スズちゃんネットワークⅡに一切接続していない状態のスズちゃん。ネットワークの存在を知らないか、意図的に接続を拒否している。
レベル1。電子ネットワークの情報共有、アクセス権、閲覧権、書籍の追加権。
レベル2。電子・紙面ネットワークの情報共有、アクセス権、閲覧権、書籍の追加権。
レベル3。電子・紙面・思念ネットワークの情報共有、アクセス権、閲覧権、書籍の追加権。
レベル4。電子・紙面・思念ネットワーク体質・種族以上の情報共有、フルアクセス権、フル閲覧権、書籍のフル追加権。この場合の体質とは、世界観の体質上16個。すなわち普通、心氣、自然、文法、環境、色彩、強化、賢術、光闇、精神、未覚、政治、元滅、AI、時空、全王、この全てのスズちゃん達の体質に当たります。
レベル5。フルアクセス権と手動による修正権、ネットワーク管理者。スズちゃんネットワークⅡ内の共有情報の訂正、削除、追加。
◇
「なるほどね、こうなったか」
オリジン・スズちゃんはそう言った。
「と言うわけでこれからよろしく、お姉ちゃん」
レベル5の管理者である、蒼スズはいきなり姉様ではなく前から言い慣れているお姉ちゃん呼びでオリジンを呼ぶ。
「3000体のスズちゃんが居るってことは、3000個の歴史書があるって事よね……エレメンタルワールド本体の歴史書も曖昧なのにそれが3000冊……知識欲がそそられるわね」
オリジンスズちゃんは興味津々そうにそう言った。
「まあ、まずは。ネットワークⅡもいいけど。ファンタジー世界のオリジンの歴史書を桃花先生に作ってもらわないとね……歴史の先生なのに教科書が無いとはこれいかに……」
オリジンスズちゃんは自分達の歴史の適当さに呆れる。元ネタが自分達にあるのならこっちのモノだ。
「100年間ぐらいでまとめてほしいよね。紀元前とか入るとわけ解んなくなるし」
「まあ少なくとも、例え西暦じゃなくても。2000年から2100までの歴史書は欲しいかなあ~……」
正確には、桃花先生が生まれたのは西暦1987年だから。
西暦1987年から2087年までの歴史書だろうか……。50年間分の歴史書でも良い、とにかくその間だけでも濃密な歴史が詰め込まれているはずなのに。まとめてないから、歴史がまとめっていなく、調べてもいなく、皆バラバラなのだ。




