メトロポリスのネコ (ボカロ企画参加作品)
仙道アリマサさまのボカロ企画、
『仙道企画その6(ボカロ企画その3)』、参加作品です(*^^*)
先ずは、
仙道アリマサさまに感謝を。
※ 追記です♪
仙道アリマサさまより、
作っていただいた動画のリンクを頂きました♪
リンク先は以下の通りです↓
https://www.youtube.com/watch?v=4ae7-PmlRcU
仙道さま、重ねてお礼申し上げます(*^^*)♪
『メトロポリスのネコ』
-みらいばなし タマ♪-
※ 仙道アリマサさまのボカロ企画に、参加させていただいた歌詞として書いたものです。
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静夏夜さまよりの、歌詞からイメージされたイラストです♪
かわいいにゃあの姿、とても好きです~♪(*^^*)
-メトロポリスの猫- (歌詞)
海原上へと建つ
光眩しい日本
未来の海洋都市
摩天楼ポセイドン
あたしの愛しき子ら
生まれた春風虹
くり返した仮初めの
世界に生きる愛子
幾度の時間の中
生まれ去るあたしの仔猫たち
幸せに生きてね
この世界で
わが愛しきポセイドン
あたしのメトロポリスよ
忘れがたき命へ
幾度旅しても
いつまでも憶えている
あたしの生きたあかしを
幾万の今は無き
あたしのふるさと
わが愛しき
メトロポリス
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ーーーー↓よみ↓ーーーー
うなばらーうえーへとたつー ひかりまーぶしーいにほんー
みらいのーかいーようとしー まてんろーうポーセイドンー
あたしのーいとーしきこらー うまれたーはるーかぜにじー
くりかえーしたーかりそめーのー せかいにーいきーるまなごー
いくたびーのじーかんのなーかー うまれさーるあーたしのこーねこたちー
しあわせーにいきてねー このせかいでー
わーがいとしーきポーセイドーンー あたしのメートローポリスーよー
わーすーれーがーたーきーいーのーちーへー いくどたーびしてもー
いーつまでもーおぼーえていーるー あたしのいーきたーあかしーをー
いーくーまーんーのーいーまーはーなーきー あたしのーふるさとー
わがーいとーしきー メトロポーリスー
ーーーー↑よみ↑ーーーー
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-あとがき あるいは蛇足-
まずは、読んでいただきまして、
どうもありがとうございました(●´ω`●)
※ 以下長くなりますm(_ _)m
実は歌詞の元となる文章は、未投稿ながらも存在いたします。
上の歌詞を書くための元になる文章は、書いたものをいちおう下に記載してあります。
これは交流相手の友人である、
誰かさんの企画のための、600文字のリレー小説企画の元になる単なる文章練習で、文字数の感覚を掴むために試したものなのですね。
ふと出てきた思いつきのシーンで、拙作の黒い猫又が歌を唄ってる様子が浮かんできまして、それで書き始めたものでした♪(*^^*)
もともとが投稿するつもりのない文章でして、←唄ってる歌詞が、ジェッタ-マルスなんですね(笑)
自分の使い回している拙作キャラの猫又は、よくこうしたことをしたりするんです(^_^;)
とりあえず600文字の練習したよ!って、
誰かさんへと勢いでメッセージに付けてお送りしまして、
そうして書いた、タイトル含めてきっちり600文字にした上の物語の文章は、
書いてることが良くわかりませんって、お返事いただいて、解説してもらえませんか?とあったのでした(o_ _)o
メッセージいただいてから、迂闊にもそのことに気づきましたが、これ単体では全然理解できないものでした。←文には設定が全く説明されず、頭の中にあるだけ……orz
疲れてて忙しいときの思いつきってダメですね(・・;)←600文字に合わせるために無理やり言葉を詰めこんだだけで、出来たと思うのですから(^_^;)
明らかに自分の物語、それも頭の中にあることを書いていて、
さらにあいてから理解できない設定などのものを詰めこみすぎでした(^_^;)←ショートショートですから、参照情報ありにしたらショートショート作品にならないという、基本的なことにも理解が及ばないという失敗です(´ヘ`;)
600文字の元の設定は、拙作のろーぷれ日記で使われた、幾つもの設定や物語から派生した形のものなのですね。
単体では機能しない文章です(o_ _)o
簡単に書きますと、
拙作の主人公がヒロインを助けるために使うの時間遡行能力の、発生結果として分岐した、消えてしまう未来の一幕。
それに付き合っている形の猫又の出来事の一シーンのつもりで思いつきを書いたものです。←説明が無いなら、そりゃあわかりませんね(^_^;)
あのお話の未来世界の主軸であるスピンオフ、拙作のきょんの未来世界とは違う世界の物語。
この世界では温暖化の影響著しく、舞台は温暖化の海面上昇で没してしまった東京あるいはどこかの都市で、
沈下して海に没する都市の印象は、ローマやベネツィアなどのように海岸が身近にあり、過去から続いた運河のある水の都ような感じの場所です。
沈んでゆく都市や建物の土台へと住居を重ねあわせたり継ぎ足して上に建物を伸ばして、その最上部で人が生活する、
海に没した、今も没し続けているような海上都市の世界が舞台となったイメージです。
拙作の本流では、猫又は人間と結ばれて、三人の猫又との混血の子を産むのですが(一人は死産)、
この文章の流れでは、猫としての猫又の仔が三匹生まれたことになっています。
猫又自身は時間遡行の分岐のことを憶えている設定ですので、←百万回生きた猫のように何回も生きている感じで(^_^;)
今回は三匹育てられたと言っています。
おそらくはこの街の上層の住人たちは、人かAIか、人の意識だけかはっきりとは決めていませんが、おそらくは全部かなと感じています。←現代の人の意識や思考とは乖離しつつあるようにも思えますね(^_^;)
塔のように乱立する建造物の下層には、都市で生きていた生き物などや、猫又のようなあやかしなども住んでいるのでしょうね。
そうした思いつきのイメージでした(^人^)
創作の鈍い頭や手順から想像するに、
おそらくは裏側の要らない設定のボリュームが多すぎるんです(・・;)
ですから、
歌詞の元になった600文字の文章にしても、
ボカロ企画のための歌詞にしても、
単体で機能する形の物語としてものを作ればよいところなのですが、
そうできないのが自分の悪いところなのでしょうね(^_^;)
とりあえず、
その時の600文字の文章を書きに記しておきます。
ご笑納いただければ幸いです(^_^;)
最後になりましたが、閃きのためのきっかけをいただけた、
誰かさんに感謝を(●´ω`●)
----------ここから↓
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『メトロポリスのネコ』 -ろーぷれ異聞-
ララーララララララッラララー♪
ラララララララララララララー♪
※ 既存の歌の歌詞でしたので、マスクしております。
歌っているのは黒い猫。
所は光の花のような景色をみせる不夜城の摩天楼。
すこし先の未来。
天上に近い階は輝きで彩られているけれど、
降る下層は暗く、灯の消えた柱が水底まで没している様は、まるで枯れかけた活け花の草木のよう。
その立ち枯れたようなビルの一つに、その猫はいた。
歌う黒猫の傍らには三匹の仔猫。
白と黒と、そして白ではなくて色のない白の仔。
人の歌を唄う猫。その母子のようだった。
「母さま、なんの歌?」と白い仔。
「母ちゃんのはきっといつものアニソンだよ」と黒い仔。
色のない仔はその様子を楽しげに見て、じっと黙っている。
黒猫の母は答えずに、仔たちを楽しげに見つめて歌い続けている。
常春のメトロポリス、ポセイドン。
温暖化で海中に沈んだ都市をかさ増しして創った人工島の都市。
「2015ねんはとっくに過ぎてるけどね(笑)」
ひと区切り歌い終えた母猫、タマはそう言った。
はる、かぜ、にじ。
白の春、黒の風。
アルビノの色無しの子には、
せめて色を与えようとして虹と名付けた。
「今回はひとりも失わなかった」
「「「母ちゃん「何のこと」」?」
「何でもない」
不思議そうな顔の仔猫らに、愛おしげに身をすり寄せながらタマは答える。
稲荷ちゃんや、つかさは元気かなぁ。
きっともうすぐ時間遡行が始まる。
幾度めかの繰り返し。
その始まりの時を待つ。
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ここから下は企画の歌詞を書くための習作というか、使う言葉のイメージを出した言の葉の欠片。単語の羅列です。
まあ、羅列し始めたうちに、気分が乗ってきて、途中から詩みたいな文章になったりしてますけど(^_^;)↓
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-メトロポリスの猫- (詩片 言の葉の欠片)
ひかり輝く にっぽん
ポセイドン
眩しいひかり 光の花々
摩天楼
三つ子の仔猫 春風虹
白ネコ黒ネコ アルビノ仔猫
どんな力を持ち得て
なにを見つめるのだろう
そしてその力を持って
何処へ向かうのだろう
海面上昇 温暖化 海洋都市群
人工島 都市の黄昏
繰り返す 時間遡行
幾万回の 新たな 生涯
二度と無い 生涯でも
仮初めの 命だとしても
精一杯 生きるのだ
適当に 生きる 理由に ならない
どの命も 現実の あたしの命
本当も 嘘もない 仮初めも 現実も
全てがあたし あたしのせかい
ここで 生きたあかし
みっつの いのち
みっつの ひかり
記憶 思い出
忘れない 想い
忘れがたき メトロポリス
懐かしき あの もうひとつの 日本
あたしの 居ない世界
どうかしあわせに生きていてほしい
どこかでずっと続いていってほしい
我が愛しきメトロポリスよ
幾つもの今は無き我が世界
あたしのふるさと
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-謝辞とさし絵のこと-
一番上のかわいいイラスト1枚は、
静夏夜さんより歌詞よりイメージされた、
とても可愛らしい猫たちの姿です♪(●´ω`●)
ボカロ企画のことを相談したときに、快くいろいろ教えていただきました。
静夏夜さんへご相談しなければ、ひとりではきっと参加して拙作を書き上げることはなかったのではと思います。
ですから、静夏夜さまに感謝を(*^^*)
以下、自分の撮った写真のことです。
たまたま撮った写真の中より、
歌詞のさし絵として使ったものが上記4枚。
東京、日本橋と日本橋川。その上を首都高速が交わる辺りの景色。ハロを初めて見た日の撮影写真の二枚。
汐留、浜離宮と大手門橋。下を流れる築地川から東京湾へと続く辺りの景色。
それと汐留辺りの高層ビルと太陽の二枚です。
以下の写真2枚は、歌詞から想像するものとしては少しイメージが異なりますが、
歌詞内面の心情、物語への祈りの気持ちとリンクするかと想い、あとがきに出してみました。
日本橋、欄干の麒麟
首都高を仰ぎ見る蒼空
日本橋三越本店、一階
吉祥天と龍の絵
龍の絵は、東叡山寛永寺へと、
天井画として奉納されるものとのこと
※定期的に行われる週末のパイプオルガン演奏♪ その後に撮った写真です。
吉祥天の像の後ろ。カーテンの向こう側にパイプオルガンが備えてあります。
今回はトランペットとパイプオルガンとのコラボで、ジブリの曲を演奏しておりました。←たまたま通りかかったら演奏しておりました(*^^*)♪
ラピュタの夜明けのトランペットのシーンの音楽。そしてナウシカのエンディングのシーンの音楽を演奏する様子は、とても感動的なものでした。
長々と失礼いたしましたm(_ _)m
蛇足へとおつきあいいただき、どうもありがとうございました(*^^*)
最後になりましたが、
読んでいただけたみなさまに感謝を!
どうもありがとうございました!(●´ω`●)