vsカリア・ランページ
眼下の剣戟の音が、風に乗って僕の耳まで響いてくる。
「くッ!?」
「……」
一方は苦しげに、もう一方は冷徹に。
青髪の少女──フリージアは、一切隙のない剣術で対戦相手を追い詰め、胸元のブローチを砕いた。
「そこまで!」
審判が大きく宣言した。
フリージアの勝利により、フリージアを含む残った二名の勝ち残りが決定したからだ。
己の勝利を喜ぶこともなくステージに佇むフリージアは、研ぎ澄まされた剣のような、鋭利な美しさを纏っていた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「フリージア、お疲れ」
予選を終えて観客席まで戻ってきたフリージアに、僕は労いの言葉をかけた。
「これで予選は全部終わったわね」
「そうだな、本線は午後からだから先に昼ご飯にしよう」
僕が勝ち残りを決めた後、アンリ、そしてフリージアも危なげなく予選を突破した。
しかし、僕と同じ組のカリアをはじめとして、その他の本選出場者も見た感じかなりレベルが高そうだ。
個人戦となる本選は、厳しい戦いになることが予想される。
僕の提案にアンリとフリージアは頷く。
武闘祭開催期間中は、闘技場近くに売店が用意されていた。
売店には既に結構な人が並んでおり、僕たちが並んだ後も後ろには長い列が形成されていく。
もう少し遅かったら危なかった。
無事弁当を買えた僕たちは、落ち着いて食事ができる場所を探し、闘技場から少し離れたところにあるベンチを見つけたので、そこで食べることにした。
「それにしても、ルジーの相手は結構強かったわよね」
「ああ、中々厳しい戦いだった」
「あの女の子は体捌きが独特だったの。間合いを誤認させるテクニックは見破れないとかなり厄介だと思う。むしろ、ルージュが勝てたことに驚いたの」
フリージアの発言に、僕は逆に驚いた。
フリージアの方を向き、僕は問いかける。
「僕の相手が使っていた技の仕組みについて上から見ていただけで気づいたのか?」
直接戦った身ですら気付くのに時間がかかったのだ。
観客席から見ていて気づけるものだろうか。
しかし、もちろんなのとフリージアは首肯した。
そして、フリージアは自分のサファイアの瞳を指さす。
「それが剣聖の目なの」
そう言われて、僕は昔父さんから聞いた話を思い出した。
剣聖の目は真理を見抜く目だと言われている。
故に、剣聖にはあらゆるフェイントや奇策が通用しないらしい。
羨ましいもんだと、以前父さんが言っていた。
アンリの改善点が分かったのも、サツキのトリックを見破ったのも、その目によるものだったのだと、僕は気づく。
「なるほど……。じゃあ、僕が勝ったことに驚いたっていうのはどういうことだ?」
僕はもう一つの疑問を口にする。
確かにサツキは強かった。
しかし、僕が勝てないような相手かと言われると疑問が残る。
僕の疑問に対して、フリージアは少しむすっとした不貞腐れたような表情を浮かべた。
「...ルージュは力を隠していたの。あれは精霊使いの能力なの?」
あれ、とフリージアが指しているのは、『スパークマイン』の魔法のことだろう。
別に隠していたわけではなかったが、確かにフリージアには魔法を見せたことがなかった。
フリージアに見せた力だけで判断した結果、僕が負けると思ったのだろう。
僕は一瞬、何と答えたものかと思考した。
僕が実は精霊使いではないという事実を、どこまで隠すべきだろうか。
今まで誰にも伝えていなかったのは、魔法使いだと伝えることで、奇異の目で見られたくなかったからだ。
それに、だったらなぜ精霊使いと名乗っているかの説明も必要になる。
つまりは天恵が得られなかったことも説明しなければならない。
「...ああ」
考えた結果、先延ばしにすることにした。
僕が短く答えると、じーっとフリージアは感情の読めない視線を向けてくる。
その吸い込まれるような蒼い瞳から目を逸らせずにいると、こほん、というアンリの咳払いが聞こえてきた。
フリージアは僕から視線を外し、アンリの方を向く。
僕はフリージアの視線が外れたことに内心ほっとした。
「そのサツキって子もだけど、もう一人の方が印象的だったわ」
「カリア・ランページか。僕は自分の戦いで精一杯だったから、よく見てないんだよな……。どんな戦いだった?」
「そうね、なんというか……凄かったわ」
アンリのなんとも要領を得ない言葉に、フリージアは頷いた。
「あの子は天才なの。野生の動物みたいだった」
「野生の動物?」
どうやらカリアは、フリージアが天才と評するほどらしい。
だが、野生の動物という表現にはピンと来なかった。
「……うまく説明できないの。多分、見た方が早いの」
「……なるほど」
二人の言葉からはあまり想像できなかったが、一度カリアの戦いを見てみたいと思った。
予算が一緒だったし、本選一戦目で当たることはないだろう。
「そろそろ本選が始まるわよ。行きましょう」
アンリはそう言って立ち上がる。
校舎の時計に目を向けると、確かに本選までもう間もなくという時間になっていた。
「そうだな、行こうか」
僕とフリージアも立ち上がる。
同時に、フリージアが僕の耳に顔を寄せてきた。
「剣聖の目は、嘘も見抜けるの」
ぎょっとして、僕はフリージアから距離を取る。
フリージアは楽しそうに笑っていた。
そしてフリージアは小さく、何か呟く。
その声は小さすぎて、僕にはよく聞こえなかった。
「今、何か言ったか?」
「ううん、何でもないの。それよりも早くいくの!」
フリージアはそう言って僕の手を取り、歩き出した。
フリージアに対抗するだけの力がない僕は、大人しく従うしかなかった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「見て、トーナメント表が張り出されているみたい」
闘技場での入り口まで来たところで、アンリが視線の先を指さした。
見ると、闘技場の入り口付近で人だかりが出来ている。
集まった人々の視線は、大きく張り出された一枚の紙に注がれていた。
その紙に書かれていたのは、アンリの言葉通り予選を勝ち上がった八名によるトーナメント表だった。
僕の相手は、──カリア・ランページと書かれている。
「何で予選で一緒だった相手と当たるんだよ……」
僕は堪らず不満を口にした。
こうなってくると、カリアの戦いを見られなかったのが痛い。
二人の説明からも普通の剣士ではないことだけは分かったが、それだけだ。
対策の立てようもない。
しかも、またもや一戦目のようで時間もなかった。
思わず僕は天を仰ぐ。
「な、何とかなるわよ!」
僕の様子に気づき、トーナメント表を見て状況を察したアンリが、僕に慰めの言葉をかけてくる。
フリージアは、慈愛に満ちた目で僕の肩をポンポンと叩いた。
「当たって砕けてくるの」
「……そこは砕けちゃダメだろ」
僕のツッコミは、虚空を漂い霧散していった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
闘技場の中央、向かい合う形で僕は一人の少女と対峙していた。
「また会ったな。嬉しいぜ」
「……僕はあまり会いたくなかったけどな」
「そんなつれねーこと言うなよ」
全く悲しくなさそうな様子で、目の前の少女、カリアは快活に笑った。
僕の口からは思わずため息が溢れる。
「おいおい、そんな残念そうにするなよ。オレは結構嬉しいんだぜ?一戦目はサツキが生き残ると思ってたのに予想が外れたからな。お前は少なくともサツキより強いってことだろ?そんな相手と戦えるなんて、今日はついてるぜ」
「僕は不運だよ」
くよくよしてても仕方がない。
僕が軽口を返すと、カリアの目がすぅと細くなった。
獲物を狩ろうとする猛獣のように。
僕の背筋を冷たいものが走る。
(ビビってる場合じゃないだろ)
僕は無理やり口を笑みの形に歪ませる。
出来るだけ不敵そうに。
これは、僕の実力を確かめるチャンスでもあるのだから。
「準備はいいか?」
審判から声がかかる。
僕とカリアは、同時に頷いた。
それを見て、審判は腕を大きく掲げる。
「よし、では本選第一試合、灰狼クラスのルージュ対金龍クラスのカリア・ランページ。……はじめ!!」
審判が腕を振り下ろす。
刹那、ボゴッという音とともにカリアの足元が陥没した。
石のタイルが反動で捲り上がるほどの力で地面を蹴ったカリアは、爆発的な加速で僕に迫ってくる。
馬鹿みたいにでかい大剣を持ってるとはとても思えないような速度だ。
横から薙ぐように迫り来る大剣に何とか反応し、沿わせるように剣で受け止める。
いや、受け止めようとした。
「がはッ!!?」
本戦のルールは、戦闘不能になったら負けというシンプルなルール。
骨折などのある程度大きな怪我までは神聖術によって治療可能なため、それなりに思い切り戦える。
流石に、下手をしたら死んでしまうような攻撃は反則……というか犯罪となるため、注意が必要ではあるけど。
カリアは大剣の腹で、鈍器のように僕の身体を剣もろとも殴りつけた。
それは想定以上の威力を持っており、咄嗟の防御も虚しく僕の身体はミシリという音を立てて吹き飛ばされる。
受け身も取れず、ゴロゴロと地面を転がった。
肺の中の空気が強制的に押し出される苦しさと、頭から血の気が引いていく寒さが僕を襲う。
僕は頭を振って正気を取り戻し、足に力を込めて立ち上がった。
ダメージが大きくよろよろと立ち上がる僕を見て、カリアは軽く口笛を吹く。
「立ち上がってくるよな。まだまだこんなもんじゃねえよなぁ?」
ゆらりとカリアが脱力しかと思うと、次の瞬間には地面を蹴っていた。
フリージアが野生の動物のようだと表現した意味が少しわかった。
カリアには型にハマったような剣術など存在しないのだ。
その圧倒的な身体能力で相手を蹂躙する戦い方こそが、彼女の本領らしい。
ギロチンの刃のように、巨大な質量が頭上から振り下ろされる。
喰らったら確実に死ぬ。
そんな攻撃を放ってくるのは、これぐらい回避できるだろうという僕への最低限の信頼故か、当たりそうになっても寸止めできるという自信故か。
痛烈な一撃を受けた僕の頭は、意外にもクリアだった。
(カリアの一撃で目が覚めた。代償としては割にあってないけど)
足を一歩引き、半身になりながら横にズレる事で致死の一撃を回避する。
地面を思い切り叩いた大剣は、数多の破片を飛ばした。
そのうちの一つが僕の頰を掠め、ツーッと一筋の赤い線が引かれる。
「……いい目になったじゃねーか。こっからが本番みてーだな」
カリアが嬉しそうに笑う。
ならばその余裕を引き剥がしてやろう。
『身体強化』
僕の全身を覆うように、魔法が展開される。
細胞の一つ一つが、魔法の恩恵を受ける。
「いくぞ」
僕は剣を掲げ、振り下ろす。
カリアは避ける素振りを見せず、対抗せんとばかりに大剣を振り上げた。
互いの剣閃が交差する。
ギィンという金属音が大気を震わせ、ガチガチという音を立てながら静止した。
「オレと力比べをしようってか?受けて立とうじゃ──」
「誰がそんなこと言ったんだ?」
僕は剣から片手を離す。
拮抗が崩れ、僕の剣は高く打ち上げられる。
剣を持った方の手が万歳のように上がった。
もう一方の手は、カリアに掌を向けている。
『アイススピア』
カリアにはその言葉の意味がわからなかったのだろう、一瞬首を傾げた。
そして、すぐに驚いたように目を見開いた。
僕の手に冷気を帯びた氷の槍が顕現する。
先端は鋭く尖り、凶悪な攻撃力を有していることは明らかだった。
カリアが地面を蹴って距離を取る。
それと同時に氷の槍が射出された。
カリアは猫のような俊敏さでそれを回避する。
「……流石精霊使いってところか……。でも、今のが奥の手なら全然怖くないぜ?」
「……そう焦るなよ」
僕は二十本の氷の槍を生成しながらカリアに笑いかける。
カリアはそれを見て顔を引き攣らせた。
「……マジ?」
「行け」
僕の言葉を合図に、マシンガンのように氷の槍が連続して発射される。
驚いたような表情を浮かべていたカリアだったが、次に驚くのは僕の番だった。
「な!?」
目の前で見せられたのは、もはや曲芸とさえ言えるものだった。
カリアが氷の槍を大剣で受け流す。
その勢いを利用し、ぐるりと回るように大剣で迎え撃ち粉砕。
次の氷の槍を跳躍して回避すると、大剣を地面に突き刺し身体の軌道を変えてその次も回避。
カリアは次々と、氷の槍を防ぎ避けていく。
やがて全ての氷の槍を捌ききると、僕に視線を向けた。
「面白いもん見せてもらった。たっぷりとお返ししなきゃなぁ?」
カリアはそう口にすると、ぐっと足を曲げて、まるで銃弾のように一直線に僕に肉薄してくる。
僕の顔には、思わず苦々しい表情が浮かんだ。
「おらおら、どうした!反撃しねえのかぁ!?」
縦に横に、重さを感じさせない速度でカリアはブンブンと剣を振り回した。
僕は『身体強化』のおかげもあり、その防御不可の一撃を回避し続ける。
(……くそ、剣筋が出鱈目すぎる)
額を掠めるように横切っていく大剣を目で追いながら、心の中で愚痴をこぼす。
アンリのような基本に忠実な剣術とも、フリージアのような合理性の塊とも違う。
気儘に振り回しているだけのような軌跡は、その一閃一閃が凶悪な一撃であるため、精神がガリガリと削られた。
(いつまでも避けているだけじゃダメだ)
ある程度、カリアの独特な剣筋に慣れてきたところで、回避しつつ口を動かす。
『スパークマイン』
僕は防御に徹しながら、雷の地雷を設置した。
予選にてサツキを倒した魔法だ。
一定距離まで近づくと作動し、強力な電撃を喰らわせる魔法。
一歩、確実にカリアの足がエリアに踏み込んだ。
仕掛けた魔法が作動する。
「……あ?」
反撃など全く頭に無かったであろうカリアが、魔法の雷をもろに喰らう。
肌を焦がす痛みに、カリアの顔が苦痛に歪んだ。
「あんまり、舐めんじゃねえよ」
「う、そだろ!?」
驚くべきことに、カリアの足は止まらなかった。
身体に電撃を纏わり付かせたまま、さらに一歩地面を踏み締める。
完全に大剣の間合い。
カリアの瞳がギラギラと獰猛な輝きを放つ。
魔法を喰らったまま攻撃されるなんて思っていなかった僕は、咄嗟に剣を構えることしかできない。
「油断は禁物だぜ?」
カリアが今までで一番早く、大剣を振るう。
空気が、割れた。
受け止めた腕から、嫌な感触が伝わってきた。
被害を最小限に抑えるため、後ろに全力で跳躍する。
着地と同時に左腕から激痛がして、額にじんわりと汗が滲んだ。
(くっそ……ッ!)
左腕に力が入らない。
しかし、だらりと下がった左腕からは断続的な痛みが走っていた。
多分、折れている。
「はぁ、はぁ、そうなっちまえば、もう避けられねえなぁ?」
確かに痛恨の一撃を喰らったが、カリアの被害もまた大きい。
『スパークマイン』の影響で、うまく身体を動かすことができておらず、苦しそうな息遣いになっていた。
先程の長く続いた攻防もあって、スタミナの限界が近いのだろう。
「……そろそろ終わりにするか」
僕の両手は空っぽだった。
さっきまで握っていた剣は、カリアの大剣によって大きく吹き飛びステージの端に転がっている。
そこまで取りに行くような隙は、流石に許してもらえないだろう。
それでも、僕はカリアに向かって不敵に口を歪ませた。
武器もなく、魔法を生み出すエネルギーとなる魔力も底をついている。
あと魔法が使える回数は……二回だ。
それ以上使おうとすると、魔力が足りずに気絶してしまう。
『アイスソード』
パキパキと空気が凍りつくように音を鳴らし、透き通る氷の剣が現れる。
僕はその柄を右手で軽く握った。
これで一つ。
あと魔法を使えるのは一回だけ。
「そんな剣でオレに勝てると思ってんのかよッ!!」
カリア気炎を吐きながら、僕に向かって駆け出す。
身体は重く、最初のような速度はない。
だが、猫のようなしなやかさは健在で、ぬるりと大剣の間合いまで潜り込んできた。
僕は一歩、近づく。
これでお相子。
僕の氷剣も届く、お互いにとっての必殺距離。
「はぁぁぁぁッッ!!!」
「うぉぉぉぉッッ!!!」
僕とカリア、二人の雄叫びがぶつかり合う。
一瞬先の未来が見える。
このまま氷剣と大剣が激突する未来。
きっと、僕の脆い氷剣は粉々に砕ける。
そのまま大剣が僕の身体を吹き飛ばす、そんな未来が。
だから、僕は、未来を変える呪文を叫んだ。
『身体強化!!』
既に『身体強化』がかかった状態での重ねがけ。
心臓が一際大きくどくんッと波打つ。
残り少ない魔力を絞り出すような魔法行使は、割れんばかりの頭痛となり僕を襲う。
だがそれでも、魔法は発動した。
僕の右腕が熱を帯び、加速する。
右腕からびきりと嫌な音がした。
腕を引きちぎられるかのような激痛が脳天を貫くが、歯を食いしばって噛み殺す。
『身体強化』一回分でも、人体には相当な負荷がかかっている。
魔法での保護があるとはいえ、本来制限されている以上の力を出しているのだから当たり前だ。
それを重ねがけなんてしたら、身体が持つわけがない。
(それでも、僕は負けたくない)
こんな戦いで何を熱くなっているんだと、そう言われるかもしれない。
確かに、ここで負けたって特に何かあるわけじゃない。
でも、六年前のあの日に誓ったから。
本当は泣き虫で、手のかかる幼馴染みの隣に並べるようになると。
だから僕は、証明しなければいけない。
己にその資格があることを。
「はぁぁぁぁぁッッッ!!!」
限界まで加速した一撃はカリアの大剣よりも疾く、カリアの身体を斬り裂いた。
ぐらりと、カリアの身体から力が抜け、その場に倒れる。
その様子を見て審判が駆け寄ってきて、腕を交差させた。
「そこまで!勝者は灰狼クラス、ルージュ!」
僕はギリギリ動く右腕を弱々しく、けれど高く突き上げた。
「「「「うおおおおおおおおお!!!!!!!」」」」
地鳴りのような歓声が大気を鳴動させた。
(あ、やばい。力が入らな──)
どうやらとっくに限界を迎えていたらしい僕の身体は、まったく言うことを聞かない。
僕の意識はゆっくりと、暗闇に落ちていった。
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