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ダンジョンの奥に潜む者

 ダンジョンのボス、アイアンゴーレムはまさにアイアンゴーレムって感じの見た目だった。

 大きさは5メートルくらいだ。


「速攻でいきます。不可視の斬撃!」

 そう言ってターナーがその場で剣を振る。

 一瞬後、アイアンゴーレムが真っ二つになり霧散した。

「うわぁぁぁ…」

 強すぎ。おかしいだろ!


 そんな事を思っていると突然アナウンスが聞こえた。

「ボス、アイアンゴーレムを一定の条件を満たして倒すことに成功しました。ダンジョンの奥へと進めます。」

 ダンジョンの奥?

 そんなところがあるのか?


「どうします?進みますか?俺もこんなことになったのは初めてですけど。」

「うーん。進むにしても一旦ログアウトして休憩しない?」

「じゃあ、一旦休憩してから進みましょう。」

 一旦休憩してから奥へ進むことになった。


 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー


 休憩を終え僕達は再び集まった。

「奥ってどこから行くんだろ?」

「奥の青い魔方陣じゃないですか?普通は緑だけですし。」

 リウの質問にターナーが答えた。

「じゃあ行きましょうか。」


 魔方陣に乗ると視界が青い光で包まれた。


 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー


 魔方陣で転移した先は、さっきまでいたダンジョンと同じ様な道だった。

 足元に魔方陣はない。

 たぶん死に戻るかクリアするまで出られないんだろう。


 しばらく歩いたがモンスターとは遭遇してない。

 あと、分かれ道もなく一本道だった。


 さらに歩いていくと扉があった。

「開けますか?」

「うん。開けよう。」


 扉を開けた先にいたのは鬼のような姿のモンスター。オーガ。

 いや、ただのオーガじゃない。

「オーガロード…」

 ターナーが呟いた。

「オーガロードはβテストではダンジョンのボスをしてました。確かそのダンジョンのボスがβテストと変わってて少し話題になってたんです。」

「オーガロードは強いんですか?」

「βテストでは倒されてなかったはずです。」

 マジかよ…







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