急すぎな電話とシフト
プルルル…プルルル…プルルル…
突然、私のスマホに着信があった。
お兄ちゃんからだった。
紫「もしもし?どうされましたか?」
急に電話がかかってくるので、私もびっくりしてしまうんです…というのも
本当に急で、何事かと思って心配になってすぐに出ます。
以前、誤解の不倫報道もあって心配がより増えてしまいました。
でも出てみると、内容は…
S「紫織ちゃん?今大丈夫?
元気?」
ちゃんと確認してくるところは、
紳士でカッコイイ!
そして、毎回「元気?」と必ず聞いてくる。
推しという気持ちはまだあるものの、
お兄ちゃんの方が多すぎて、そちらに傾きつつあり、内心本当の兄妹みたいな感覚で少し「はいはい」と流してしまう部分が出てきた。
S「あのね、昨日番組の収録があって、
その日がメンバーの誕生日だったんだけど、プレゼント渡して、喜んでもらえたんだ^ ^
それで、話しがメンバーの兄妹がいる人は、プレゼントとかどうしてる?って話になって、一人が、年の離れた妹が居て
女の子って何もらったら嬉しいんだろう?って、」
紫「はい…そうでしたか(・ω・ )
(そういえば兄妹いる人いたなぁ…
あんまり仲良くはないってバラエティ番組で言ってた人かな?)」
この日は、お兄ちゃんのメンバーのお話を1時間くらいしました。
S「欲しいものを聞いたら、バレちゃうし、さりげなく聞くのって難しいよね?
ってなって、その子の気持ちを考えると
何をプレゼントとしたら喜んでくれるかな?って。僕もかわいい妹がいるから
わかるなって思って、紫織ちゃんなら何をプレゼントされた喜ぶかなって。」
紫「私ですか?…うーん…
たしかに、相手の人を思って、何が欲しいとか大事ですが…思ってもらえて、プレゼントももらえて、その人は幸せで、嬉しいと思います。欲しいものがもらえるのはとても嬉しいことですが、何より大切なのは相手を思う気持ちがこもったプレゼントをあげることではないかと…
すみません!あくまで私の意見なので…
流していただいて!」
S「そうだよね^_^ありがとう!
紫織ちゃんはやっぱり優しい子だね^_^」
なんなくして電話を終えて、
今日はそんな何気ない1日でした。
2日後、友達のはるかから連絡がきた。
佐藤さんがどうやらぎっくり腰になってしまったらしく、なるべくシフト入るようにするから、紫織も手伝ってくれない?という内容だった。
ぎっくり腰の原因は…
家で片付けをしていたら、大きい箱があって、旦那がトイレでいなかったため、
それを一人で持ち上げようとしたらしく、頑張った結果今に至ります。
というわけで、しばらくの間はシフトが
はるかと私、職場仲間の人たちで頑張る事に!
おはようございます。
今日から、ぎっくり腰でシフトに入れない佐藤さんのためにしばらく頑張る事に。
中「ごめんね…私もさ大学あるから
掛け持ちとか難しくて、」
紫「大丈夫だよ^_^佐藤さんにもはるかにも普段お世話になってるし、全然手伝う!
しかも、佐藤さんはお客さんからの評判いいからね…早く回復するといいね」
中「そうよね…佐藤さんのために頑張らなきゃね!」
そして、一週間の間…
頑張ってシフトに入った私たちは、職場仲間から、回復した佐藤さんからたくさんお礼をいただいた。
はるかからも、ありがとうとお礼のしるしだと、大人気のショコラ店から、ガトーショコラをもらい事なきを得た。
プルルル…プルルル…プルルル…
そして・・・・
またもやお兄ちゃんから電話が来た。
S「もしもし?紫織ちゃん?
またごめんね。大事な話があって、次の休みの日会えないかな?」
今日の電話は少し違った。
真剣な声で、声のトーンが少しだけ低くて
いつもの甘えるような声ではなかった。
次回へつづく




