誕生日会と幸せの雑談
紫織の誕生日会当日…
ご馳走とケーキを並べて、乾杯!
ろうそくの火を吹き消して…
家族みんなで「おめでとう!」
紫「ありがとう^_^」
定番のからあげにポテト、小さい頃から
この光景を見てる。
みんなの笑顔と美味しいご飯…
紫「(いいんだよ^_^小さな幸せが、
普通が一番いいんだから…ね?
年齢を重ねるという事に本当は、
嫌で仕方ないし、人より凄い事とか
何も持ってないから、自分を褒める事を今までしてこなかった…でも、今はそれは
忘れよう)」
大好きないちごを食べて、甘いクリームがのったスポンジを食べて、飾りのお花のチョコを食べて、いいお誕生日でした。
あっけなく終わって、気づけば日にちは
次の日。
紫「(正直なところね、人の顔色を伺う癖が抜けなくて、自分の誕生日だろうと
人を、周りの人を喜ばせたい、笑顔にしたいって思って、意識してるわけじゃないけど…いつしかそれが普通になってって、
自分だけなんでこんなに、毎日毎日人の顔色を伺っては、機嫌が悪くならないように
行動して、できる限りの配慮をして、
それでもダメで、( ; ; )私ってなんのためにこの世に来たのかな?って思うんだ。)」
はじめて、日記をつけて
それ以来、何も書かなくなってしまった。
それはそれとして!
なんと!Sさんのライブツアーが無事終わり、こちらにも顔出しができるというご連絡をいただきました!
あっ…また"さん,,で言っちゃった…
慣れないな〜
お兄ちゃんね!お兄ちゃん!
お兄ちゃん練習帳でも作ろうかな?
S「そっちに帰れるのが、ゴールデンウィークになりそうだから、お姉さんと帰るからね!何かおみあげも買っていくから、
期待して待っててね!
お兄ちゃんより」
紫「さっそく来ましたお兄ちゃん…
( ̄▽ ̄)嬉しいよ?…ただ、推しという感覚が半分、お兄ちゃんという感覚が半分で
天秤中なんだが?。お兄ちゃんよりって…
(*^ω^*)お兄ちゃん…か(*´∀`*)
やばい、夢を見てるのかなパート2だわ!」
お兄ちゃんという言葉に反応するようになって、Sさんからもらう連絡にいつも
ご満悦の紫織だった。
誕生日の時も連絡くれて、憧れてたお兄ちゃんができて、これが一番の幸せなのかもしれない!と笑顔に微笑みながら
ずっと画面をみつめて、かみしめていた。
そして、カフェの仕事場では…
佐「今日ってさ、世界は愛という力で支えられているの映画公開日でしょう?
あれ楽しみにしてたのにだよ?
映画館が工事中だって〜この辺は田舎だから近くじゃ探してもないじゃーん!
( *`ω´)どう思う?中島さん?」
そう、今日は紫織は休みの日で
シフトは明日。
なぜか職場の仲間に愚痴を話しているらしい、ちなみに…このお話は後に、私の友達で大学に通っている中島はるか。
はるかは、優しい性格だけど、
はっきり言う事は言う、母親みたいな一面があって、しっかりしている。
友達想いの唯一気の合う友達。
そんなはるかが今、私がシフトのない時に
めっちゃ佐藤さんから愚痴や見たドラマを聞かされていた…
中「それは、しょうがないですよ〜
映画館は今、リニューアルして大きくするんですから。そのために工事するんですよ?それに、せかあいはここだけじゃないんですから、たまには遠くの映画館に足を伸ばしてみるのもいいんじゃないですか?」
はるかは、私と同じくらい佐藤さんと仲がいい。というか、職場ではみんな仲はいい方、ですが!佐藤さんの話を聞くほどの器は備わっていないようで、というか
長くなるのにみんな困って、時間通りに帰れないらしく、私とはるかが話を聞く担当みたいになっているのだ。
さすが母性本能があるはるかだ!
紫(話を聞くと、面白いのは確かで…
この間は、佐藤さんの旦那さんの寝相がすごかったという事で、佐藤さん、はるか、私とシフトが同じになった時に見せてもらった。(はるかとはたまに重なる)
めっちゃ笑った…。
旦那さんは釣りが趣味だそうで、餌のもととなる魚のおとりを並べて整理してたところ、仕事疲れで寝落ち。
その真ん中で、佐藤さんに買ってもらったマルタのクッションを抱いて寝ていたため
魚の群れに囲まれて…まるでピラニア笑
襲われそうになってる感じと、木に捕まってる光景が映画みたいだと大爆笑していた。
佐藤さんはそれをSNSにあげたらしい。
10万いいねをもらった。
いつまでも仲のいい夫婦でいて、幸せでいてほしいなと私は思いました。
はるかとも、予定のない日に遊んだりしてる。
幸せっていいね
次回へつづく




