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ひとカラとコーヒーはセットですか?



何気ない日々の彩り、幸せの大きさもそれぞれだけど、みんなが笑って居場所(そこ)にいるのなら、

僕らはみんながどんなときも、

前に進めるように明日への道を

飾って、そっと背中を押すよ〜♪



紫「今日は、私一人でカラオケ。

略す言い方をすると、[ひとカラ]。

なぜ、私がひとカラをしてるかというと…

詳しいことは言えないのですが…

心のモヤモヤを、発散という形で叫んでいる。推しの曲を歌いまくる!


今歌っていたのは、Sさんがグループ活動しているところの「明日は来るから」という曲で、応援ソングになっている。


バラードは …やはり染みた(T ^ T)

やばすぎる」



こうして、4時間にわたり、ひとカラを堪能し、気の済むまでモヤモヤを解消すべく歌い続けたのであった。



ひとカラで発散だ〜!から、


        5日目



私の誕生日が近づいていた。


普通なら喜ぶところだが…


私は正直嬉しくない…。

何故なら…推しグループはそれぞれ離れる人がいる、あっという間に時間が過ぎていく寂しさ、


もう一つ、私の年齢が一つ重なってく事。


紫「(そうですよ!(ちまた)じゃ20代はまだまだ若いでしょう?なにを〜!(*`へ´*)年齢重ねて嬉しいか?歳をとるということは、年齢に沿って、だらしない部分が出てくる上に、この先老眼だって待ってるんだぞ〜?できないことが増えてくし…

綺麗を保つのだって努力に努力を重ねなくては、芸能人の人みたいには長い階段を登って!…


はぁ〜…。なんか疲れてしまったよ…


芸能人の人はね、運動したり、食事管理したり、睡眠をきちんと調整したり、化粧水塗ったりさ〜


がんばっててもね、ダメって言われたら

心折れるんだよ。見返さなきゃって気にはあんまりならないのよ…がんばってるのに

それを否定されたらさ、それって最初から意味なくない?頑張る意味なくないすか?

あのですね、頑張るのは当たり前じゃないんすよ〜


たらたらグチ言ってますけどね、私の過去の経験なんじゃ〜!」


長々と心の愚痴は語り続け、あれだけカラオケして発散したのに、思い出しゆううつでまた振り出しに戻るという、本人のモヤモヤの原因は、気づくまでまだ時間がかかるようです( ̄▽ ̄;)



ところで誕生日にお話を戻りますが、

紫織の誕生日まで、あと3日!


家族でお祝いいつものこと。


だがしかし、今回は…ずっと憧れていた

お兄ちゃんからもお祝いされるという事!


もちろん仕事都合で帰省は難しいが、

必ず連絡をくれる!


ネガティヴモードゆえに、それすら頭にない紫織は渋めの顔をしながら、小さい声でぐちぐちとつぶやいていた。




そんな事もあって…


紫織の誕生日まで、あと2日!✌︎('ω')✌︎


いつものように、カフェで仕事をする紫織。


今日の佐藤さんは、一味違うらしい…



佐「いい紫織ちゃん!!コーヒー香りをより強くするにはね!…」



紫「(どうやら、コーヒーにこだわりを覚えて、香りを強くする方法や、絶妙な温度、

すべて、勉強して旦那さんに試飲してもらい好評だったため、私に自慢したいらしい。いつにも増して、動きが多めな佐藤さんを見ると、今までの静かさがなんだったのか…むしろ隠していたのかな?ってくらい陽気です(⌒-⌒; )」




紫「うん!たしかに美味しいです!

最初のも美味しかったんですが、

入れ方の違いで、こんなに香り出るんですね!いつも冷め気味だったのが、全然あたたかいです!お客さんに申し訳なかったですね…」



佐「大丈夫よ!ここに来るお客さんはみんな優しい人ばかりだから!

でも、この味を飲んじゃうとさ、

お客さんにもこの絶妙な美味しさのコーヒーだしたいわよね〜!」


紫「そうですね^_^(むしろ出さないと

お客さんにこれからも気を遣わせちゃうような…」



佐「おつかれ〜!」


紫「お疲れ様でした!」



今日の仕事もなんなく終えて、帰宅。


コーヒーの話をしすぎて、今日はコーヒーが夢に出てくるかも…佐藤さんと一緒に…




紫織の誕生日まで、あと1日…



いよいよ明日は紫織の誕生日!


もちろんサプライズなので、知らないところで食材の買い出しやケーキの準備手配!



紫織は近づく誕生日にゆううつの気持ちを持ちながら部屋でゲームをしていた。


明日明後日もカフェの仕事でいつもの時間までシフト。今日は楽しくゲームして

明日、佐藤さんにこのゲームの話をする!



ちなみに、やってるゲームのタイトルが


「理想の家で海キャンプしたら、予想以上によかった」というタイトル…


マジで、はっ?って思うタイトルだが、

案外面白かった^_^課金なしで、ある程度理想の家が作れてしまうという、最強すぎる!    



        次回へつづく

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