職場仲間とミニパーティー
前回のあらすじは、人気グループのメンバーSさんと兄妹お花見デートが、不倫報道と誤解のニュースが流されて、紫織は自分が悪いと責め、Sさんや、婚約者である姉から連絡をもらい、大丈夫だと言葉をかけられ、その後も誤解は解けて、元の暮らしに戻った。
誤解が解けた代わりに、義理の妹というワードが芸能界や世の中に噂が広まった。
そして…
一つ解決した後、今日は職場で一番仲のいい佐藤さんと、佐藤さんの旦那さんの結婚記念日だそうで、定休日を利用して
カフェでミニパーティーを開くことに。
パーン!ヾ(๑╹◡╹)ノ" (クラッカー音)
紫「佐藤さんご夫婦様、結婚記念日、
おめでとうございます!」
パチパチパチパチ…(拍手)
佐「ありがとう〜♪( ´θ`)ノ
二人でお祝いするのも良かったんだけど、
職場仲間でパーティーも嬉しい!
あ…涙が出そうだわ…年かしら?」
一同)ハハハハハ(^○^) ハハハ
佐・旦「いや〜本当にありがとうございます^_^結婚して5年くらいになりますかね。
これからも夫婦仲良く過ごしていきたいと思います!」
佐「そっか〜もう5年くらい経つのね。
そりゃ歳もとるわね( ̄▽ ̄)」
仲間「そんなことないですよ!
佐藤さん、まだまだお若いじゃないですか!そのセリフは、あと10年くらいしてから言うものですよ〜( ̄▽ ̄)」
佐「あら、そうなの?10年ってことは…
本当のおばあとおじいになるのねw」
仲間「おじいとおばあって、佐藤さん
おばさんくさくなってます!w」
楽しく会話しながら、飲み物を持って
乾杯して、メインの結婚記念日ケーキを
食べることに!
実は...ケーキのデザインも、
私、紫織が担当させていただくことになり2段のウェディングケーキ風を作らせていただきました!
一同)うわ〜!すごーい!紫織ちゃん作ったの?これよく作れたね!
わー!ウェディングケーキだ!
初心に帰って、二人で切る儀式やってください!写真撮りますので!」
佐「え!?恥ずかしいよ…
そう?じゃあやるか!」
佐藤さんのボケギャグも入れつつ、
お二人の初心に戻ってケーキを切る姿が
なんか新鮮に思えて、職場内もにぎやかで、楽しい時間はあっという間に過ぎ去って行った。
最後にみんなで記念撮影をして、
佐藤さんご夫婦の結婚記念日をお開きにしました。
紫「(ちなみに…私が作った2段重ねの
ウェディングケーキは、職場仲間たち、そして私たち、みんなで完食しました。
最後に、皆さんごちそうさまでした と
言っていただき、楽しい1日を過ごすことができました!人の結婚記念日でしたが、
自分にとっても素敵な思い出になりました。)」
片付けを終えて、
いつも通り帰宅したその夜、
一通のメッセージが届いていた。
?「はじめまして、Yといいます。
いつも応援メッセージありがとうございます^_^紫織さんにお礼を伝えたくてメッセージを送らせていただきました。
よかったらお友達になりませんか?」
いったいどちら様だろう…
個人メッセージの上記に、Yさん…
推しのもう一人?!
まさかのまさか…
紫「いやいや…いったん検討しようか( ̄▽ ̄)とりあえず、こちらこそありがとうございます!応援してます!
お友達の件ですが、私でよろしければよろしくお願いします。
お友達になってみて、様子見ながら、
ご本人かどうか…ちゃんと話してみれば!
公式マークあるのよ…」
その日は、悩まされる夜ではあったが、
なんだかんだいいつつお友達として
お話は続けていた。
紫「佐藤さんからメール?
あ…昨日の結婚記念日のやつね…
めっちゃ幸せそうな表情してる^ ^
楽しかったもんねー
あら、佐藤さんの左手お酒持ってるし、
さすがですね〜お強いですもんね佐藤さん。」
結婚記念日に撮影した写真
盛り上がって、たくさん笑った日でもある。
特に、佐藤さんのボケギャグが飛び交っていた
「散髪してくれませんか?いや、言ってることが「さっぱり」わかりませんね〜」
紫「本当に佐藤さんお酒お強いんですよね?お酒の力というより、元々の陽気な明るさがいいところだし、何より楽しかったからいいのたが、クセのあるギャグが離れなくてちょっとだけ困ってはいます」
誤解が解けたあれから、Sさんとも、
いや…
お兄ちゃんとも、今日はこんなことがありましたとか、メンバーとのオフショットとかよく送って笑わせてくる。
紫「(ありがとうございます(^^)
お兄ちゃん。大好きです!)」




