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アトミック・ガールズ!  作者: EDA
25th Bout ~Burst Summer~
655/955

06 充足の一日

 レクリエーションを終えたならば、昨日と同じように中庭でランチをいただき、そしてMMAの体験スクールだ。


 二年前にユーリが参加したことで人気を博したこちらの体験スクールは、昨年から完全予約制を導入している。ユーリが参加するという保証もないままに、昨年も本年もあっという間に予約の定員に達したとのことである。


 受講生は、およそ百名。中には、県外から駆けつけてくる人間もまぎれこんでいるという。昨年などはユーリばかりでなく『トライ・アングル』の面々まで参加したものだから、それでいっそうの注目を集めてしまったようであった。


 ただし、赤星道場の面々も受講生の選別にはずいぶん注意を払ったのだと聞いている。予約の受付は先着順ではなく、可能な範囲で素性をリサーチしてから受講生に相応しい人間を選んでいるのだ。これはあくまでスポーツとしてのMMAを世に広めたいと願っての行いであるのだから、『トライ・アングル』が目当てで格闘技に興味のない人間を招き寄せるわけにはいかないのだった。


 そんな赤星道場の尽力の甲斐あって、その日も体育館には大層な熱気がわきかえることになった。

 やはりユーリを始めとする『トライ・アングル』のメンバーはあちこちから目を集めていたし、ついでに言うならば瓜子や愛音や灰原選手もまったく他人事ではなかったのだが――少なくとも、稽古を二の次にするような人間は見当たらなかった。それで瓜子も心置きなく、指南役の務めを果たすことができた。


 ユーリもまた、この時間には寝技の指南役を受け持っている。そちらはひときわ邪な気持ちを持つ人間の接近を警戒して、女性や子供を相手にしたレッスンだ。ユーリはもともとコーチ役としても適性があるという太鼓判をいただいていたので、瓜子以上に立派に役目を果たしていたのではないかと思われた。


(ユーリさんはああ見えて、格闘技に関して理論派だからな)


 ユーリを表面的にしか知らない人間にはなかなか信じられないところであろうが、それは厳然たる事実である。そもそもユーリは飽くなき反復練習であれだけの実力をつけた身であるため、ひとつひとつの動きにしっかりとした筋道が備わっているのだ。


 ユーリは決して突出した身体能力に頼って、相手を制圧しているわけではない。その内に存在する確かな技術を最高の形で現出するために、突出した身体能力を駆使しているのである。まずは技術ありきで、それを化け物級のエンジンで稼働しているわけであった。


 たとえばサキなどは知識が豊富であるために理論派と思われがちであるし、また実際、ユーリ以上にコーチとしての資質を備え持っている。

 ただし、自らの試合に関して言うと、サキはユーリの正反対であった。サキの一番の強みは、天性の当て勘――つまりは、センスであり、感性であるのだ。それを最高の形で現出するために、確かな技術の習得が必要なわけであった。


 もちろんどのような選手でも、理論と感性の両方を持ち合わせている。ユーリやサキはそのバランスが極端であり、なおかつ突出した部分の練度が尋常でないのだ。そしてそこに筋力というバロメーターを加えると、いっそう極端なグラフができあがるのだった。


(だからまあ……あたしなんかは大雑把に分けると、ユーリさんと同じタイプなんだろうな)


 瓜子はユーリほど極端でないものの、やはり技術ありきのスタイルである。突出しているのは、骨の硬さと身体の小ささと――あとはせいぜい、並外れた集中力ぐらいであろう。あれが大怪獣タイムに準ずるような現象であることは、瓜子も自覚せざるを得なかった。ただし、大怪獣タイムであろうと集中力の限界突破であろうと、有効な攻撃に繋げるにはこの身に確かな技術を叩き込んでおく必要があるはずであった。


 鞠山選手や多賀崎選手、小笠原選手や小柴選手なども、大雑把に分ければ理論派であろう。感性派の代表は、灰原選手や蝉川日和あたりだ。鬼沢選手などは気合や勢いがまさっているものの、大きく分ければ理論派なのではないかと思われた。


 そこで分類に困るのは、メイである。

 メイも一見は、理論派であるように感じられる。特定の技術を磨き抜いて、それだけで勝負を決めるスタイルであるため、センスや感性の割り込む隙はないように思えるのだ。

 ただ彼女は、打撃技に関して恐るべき当て勘を持っている。それは卓越した動体視力の産物なのであろうと思われるが――あまりに突出しているために、身体能力ではなく感性の産物であるように思えてしまうのだ。そう考えると、やっぱりユーリに近いタイプの理論派であるのかもしれなかった。


(まあ、そんな区分に大きな意味はないけどさ)


 本日の瓜子にとって重要であるのは、ユーリが教え上手で指南役を過不足なく務めあげているという、その一点であった。

『トライ・アングル』の面々も、意気揚々とレッスンを受けている。見物人に回っているのは、本年も漆原と千駄ヶ谷の両名だけだ。漆原はレクリエーションの時間にも千駄ヶ谷と一緒に荷物番をしていたので、それこそが合宿稽古の最たる目的なのではないかと思われた。


 そんな具合に二時間ほどが経過して、体験スクールは無事に終了した。

 その後に待ち受けるのは、合宿稽古の締めくくりである五時間の本稽古だ。ゴールデンウイークの合宿稽古に比べればずいぶん短い時間であるが、そのぶん各自が濃密な時間を過ごせるように心がけるしかなかった。


 二時間の稽古でくたびれ果てた『トライ・アングル』の面々は見物人に回り、瓜子たちはひたすら稽古である。最初の二時間はキッズコースの子供たちと合同で、ラストの三時間は赤星弥生子も交えての最終稽古だ。


 立ち技や寝技のスパー、コーチ陣からの個別指導、各自の資質や課題に即しての特別レッスンと、瞬く間に時間が過ぎていく。

 その終盤で、ちょっと人々の目をひく事態が起きた。

 ユーリと赤星弥生子が試合とほぼ同じルールでスパーリングを開始して、両足タックルを成功させた赤星弥生子が熾烈な寝技の攻防の末、アームロックでユーリから一本を奪取したのである。


「うにゃー。ついにやられてしまいましたぁ」


 大の字にひっくり返ったユーリは、実に満足そうな面持ちでそのように言いたてた。タップを奪った赤星弥生子のほうが、ぜいぜいと荒い息をついている。瓜子はちょうどインターバルの時間であったので、そのさまを遠からぬ場所から見守ることができた。


「まあ……あくまでスパーはスパーなので、何も勝ち誇ることはできないが……でも、桃園さんからタップを奪えたのは、誇らしい限りだよ」


「いえいえぇ。弥生子殿は二つの必殺技を封じてのスパーだったのですから、ユーリはぐうの音も出ないですぅ」


「それを言ったら、桃園さんも無軌道なコンビネーションというものを封印していただろう? そうでなければ、まずタックルを成功させることも難しかったはずだ」


「いえいえぇ。あれはお見事な切れ味でありましたぁ。ユーリはついついベル様と過ごした至高のひとときを思い出してしまいましたのでぇ」


「ベリーニャか……それは、最大の褒め言葉だな」


 そう言って、赤星弥生子は汗のしたたる前髪をかきあげた。

 とたんに、ユーリがぴょこんと上半身を起こす。


「あ……傷痕、残ってしまったのですねぇ」


 赤星弥生子は、額のど真ん中に横一文字の傷痕が残されている。エドゥアルド選手と対戦した際、強烈な膝蹴りで負った傷だ。傷口自体は十針ていどであったが、皮膚の内側の皮下脂肪が大きく破けて、治癒に時間がかかってしまったのである。普段は長い前髪で隠されていたが、瓜子も寝技のスパー中にその赤い傷痕を垣間見ていた。


「ああ。こんなものは、どうということもない。エドゥアルドの膝蹴りをくらって生き永らえたのだから、このていどで済んだのは僥倖と思うべきだろう」


「そうですか……でもでも、女性のお顔に傷が残るというのは、古来より大きな悲しみとされておりましたよねぇ」


 そんな風に応じながら、ユーリも自らの前髪をかきあげた。

 ユーリも額の生え際に、大きな古傷を負っている。宇留間選手との対戦で負った、頭蓋骨の陥没骨折を処置するための手術痕である。


「ユーリなどは誰にも自慢できない恥ずべき試合で、このような傷を負ってしまいましたけれど……でもでも、弥生子殿とおそろいというのは、何だか誇らしい限りであるのです」


 そう言って、ユーリは雪の精霊めいた微笑をたたえた。

 さしもの赤星弥生子も、その透き通った笑顔に息を呑んだようである。

 しかし赤星弥生子はすぐさま凛然とした表情を取り戻し――そしてさらに、ふわりとやわらかい微笑をたたえた。


「確かにわたしも、誇らしい気持ちだ。もう少し上の部分を蹴ってもらって、もっとおそろいの場所にしたかったところだな」


「にゃはは。そうしたら、丸刈りの刑に処されていたかもしれませぬよぉ? 古来より、髪は女性の命とも言われていたのですぅ」


 二人はただ、静かに言葉を交わしているのみである。

 だけど何だか瓜子は稽古の最中に、涙をこぼしてしまいそうだった。


 それからほどなくして、合宿稽古の最後の稽古も終焉を迎えることになったのだった。


                  ◇


 午後の八時半に稽古を終えて、三十分間で身なりを整えたならば、ディナーを兼ねた打ち上げである。

 キッズコースの子供たちも軽く小腹を満たしつつ、この時間を待ってくれていた。そうして総勢七十余名による盛大な宴が開始されたのだった。


「本年も怪我人を出すことなくこの時間を迎えられたことを、喜ばしく思う。最後まで、楽しい時間を過ごしてもらいたい。……それでは、乾杯」


 赤星弥生子の挨拶で、「乾杯!」とグラスが掲げられた。

 打ち上げの料理は、メキシコ料理とバーベキューの二本立てだ。赤星大吾とリカルド氏は、嬉々として肉や魚介を焼きあげてくれた。


 ユーリも喜色満面で、まずは生野菜のサラダとテールスープを胃袋におさめていく。どれだけ空腹でも、胃腸に負担をかけないように心がけているユーリであった。


「けっきょく今日も、非常用のプロテインは摂取しないで終わりましたね。ライブや合宿稽古でも大丈夫だったんだから……残るは、試合の日ですね」


「うんうん。さすがに試合の当日は、幸福の絶頂でおなかが空いてしまうかもねぇ」


 そのように語りながら、ユーリの肢体からは生命力がみなぎっている。週に一度の定期健診でもまったく問題は見られないし、瓜子の幸せ気分も高まるいっぽうであった。


(ま、それでも非常食とプロテインは、毎日準備させていただくけどね)


 そうして瓜子たちが楽しく食欲を満たしていると、さっそくリュウやタツヤやダイが近づいてきた。さらに今回は、西岡桔平も参じている。


「あ、キッペイさんもお疲れ様です。ヒロさんとジンさんは大丈夫っすか?」


「不肖のメンバーにお気遣いありがとうございます。千駄ヶ谷さんとウルくんが面倒を見てくださるそうなんで、俺も甘えることにしました」


 こちらには、もともと愛音とメイに、小笠原選手や小柴選手がご一緒していた。灰原選手は多賀崎選手と武中選手を引き連れて、あちこちの場を賑やかしているようだ。それで普段よりは、穏やかな感じに挨拶を交わすことになった。


「いやー、一日なんて、あっという間だな! こんなことなら、やっぱ初日からお邪魔するべきだったよ!」


 と、穏やかな空気もたちまちダイの賑やかさに粉砕される。しかし、その賑やかさも楽しいばかりであった。


「だけどまあ、明日も帰る前にひと泳ぎするわけだしな! もういっぺん瓜子ちゃんたちの水着姿を拝めるなら、大満足さ!」


「……すみません。楽しい気分を打ち砕かないでいただけますか?」


「ごめんごめん! でも、それが正直な感想だからさ!」


 ダイは無邪気に笑いながら、グラスのビールをひと息に飲み干した。

 それで区切りがついたのは、相方たるタツヤが小笠原選手の目を気にして大人しくしているためであろう。さすがにもう緊張する様子はなかったが、小笠原選手のファンであるタツヤはいくぶんかしこまるのが通例であった。


「ところでさ、《アクセル・ジャパン》についてあれこれ調べてみたよ。今回は、女子選手の試合が三つも組まれてるんだな」


 と、タツヤは格闘技の話題まで提供してくれる。


「そうなんすよ。ただ、三つ目の試合は外国人選手同士だったんで、ちょっと残念でした」


「あはは。でもいちおう、メイちゃんも外国人選手って扱いなんじゃねえか?」


 そんな指摘を受けて、瓜子は頭をかくことになった。


「あ、言われてみれば、そうでしたね。プレスマンの同門なんで、メイさんが外国人って意識がなくなってました。……メイさん。お気を悪くさせてしまったら、すみません」


「……僕、気を悪くする理由、ある?」


「ええまあ、だってメイさんは、すごくご家族を大切にされているでしょうから……」


 瓜子がそのように言いつのると、メイは黒い頬に血の気をのぼらせつつ、口もとをごにょごにょさせて黙り込んでしまった。


「それはメイさんも故郷を誇りに思っているでしょうけれど、猪狩さんに同胞として扱われたら嬉しいと思いますよ」


「……キッペイ、うるさい」


「あはは。すみません。お酒のせいということにさせてください」


 そう言って、西岡桔平は優しく笑った。


「でも、俺もそのマッチメイクには驚きましたよ。プレカードならまだしも、メインカードの半分が女子選手の試合だったんですからね。《アクセル・ファイト》が女子選手の試合に力を入れているっていう意気込みを感じます」


「アタシも、それは同感だね。ただ、生粋の日本人選手が猪狩ひとりってのは歯がゆいところだけどさ」


 小笠原選手もまた穏やかに笑いながら、そう言った。


「バンタム級の試合は、北米と韓国の選手だったよね。どっちも名のある選手だし、セミファイナルに設定されてるぐらいだから、運営陣もかなり力を入れてるんだと思うよ」


「でも、北米のパット選手はベリーニャ選手のデビュー戦であっさり負けちゃいましたから、タイトル戦線からは外されているでしょうね。それを考えると、韓国の選手に力を入れているわけですか」


「うん。そっちは韓国のプロモーションで全勝してるらしいからね。これに勝ったら、速攻で正式契約なんじゃないかな」


 西岡桔平と小笠原選手がそんな話題で盛り上がると、タツヤが口をとがらせつつ割り込んだ。


「そんな試合は、それこそ北米や韓国でやりゃいいですよね。これは日本大会なんだから、俺は日本人選手の活躍を見たいですよ。バンタム級なら、アトミック王者の小笠原さんがいるわけですし……」


「アタシなんて階級を落としてから日が浅いんだから、箸にも棒にも引っかからないさ。もちろん出番を与えてくれれば、結果を出してみせるけどさ」


「《アクセル・ファイト》は地方大会でも、時々こういうカードを組むんですよね。出身国に関わらず一流同士の試合を組んで、開催国を活性化させたいっていう方針みたいです」


 西岡桔平が加わると、話が真面目な方向に傾きがちである。

 それを突き崩すのは、やはりダイの役割であった。


「そんなもんは余所の国に頼らなくったって、どうとでもできるってのにな! ユーリちゃんや小笠原さんが出るだけで、大盛り上がりは必至だろ! 道子ちゃんやいつきちゃんだって、それに迫る実力なわけだしさ!」


「あはは。鬼沢までいつきちゃん扱いなのに、やっぱりアタシだけ小笠原さん呼ばわりなんだね」


「だって、タツヤがそう呼ぶから、つられちまってさ! 俺がトキコちゃんとか呼んだら、タツヤが嫉妬しそうだしよ!」


「う、うるせえよ、馬鹿。誤解を招くようなこと言うんじゃねえ」


 タツヤがダイの首をしめ、カバのあくびのようなうめき声を響きわたらせた。

 ひとしきり笑ってから、瓜子はユーリのほうに向きなおる。ユーリはにこにこと笑いながら、大好物のメキシカンピラフをもりもり食していた。


「ったく、ムキになるなよなー! ……ユーリちゃんだって、瓜子ちゃんと一緒に出場したかっただろ? ホントだったら、正式契約を勝ち取ってたはずなんだからよ!」


 タツヤの腕を振り払ったダイがそのように言いたてると、ユーリはにこやかな面持ちのまま「いえいえ」と答えた。


「あ、もちろんうり坊ちゃんと同じイベントにご一緒できたら、シフクのキョーチなのですけれど……でも、《アクセル・ファイト》であのような醜態をさらしてしまったユーリに、そんな資格はありませんのでぇ」


「そんなことねーって! ユーリちゃんはストップをかけられる前に、相手の腕をへし折ったんだからよ! 実質、勝ちだろ!」


「やめろ、馬鹿」と、リュウがダイの坊主頭を引っぱたく。

 しかし、ユーリのやわらかな笑顔に変わりはなかった。


「でも、ユーリはその前におでこを割られておりましたため、試合続行不可能という意味では宇留間選手と同様でありましたぁ。だからやっぱり、あの試合は……たとえ無効試合でなくとも、引き分けが相応しいのだと思いますぅ」


「そうなのかなー! 俺は、納得いかねーけど! 小笠原さんは、どう思う?」


「それは何とも、難しいところだね。桃園が頭を割られた時点でレフェリーが試合を止めようとしてたのは事実だし……でも、レフェリーがストップをかける前に桃園が関節技を極めたのも事実だし……けっきょくその後はどっちも動けなかったんだから、やっぱり桃園の言う通り引き分けが妥当なのかな」


 そう言って、小笠原選手は力強く笑った。


「それに何より、桃園はあの頃よりパワーアップしたからさ。次にチャンスが巡ってきたら、確実にいい結果を残せるはずだよ。だから、過去の試合にこだわる必要はないんじゃないのかな」


「ええ。ユーリさんは、本当に動きが見違えてましたもんね。来月の試合が楽しみです」


 西岡桔平の言葉に、ユーリは「ありがとうございますぅ」と笑顔を返した。

 ユーリ自身、過去の結果にはとらわれず、今後の試合に意欲を傾けているのだ。もちろんユーリの処遇に熱くなってくれるダイの心意気もありがたくてならなかったが、瓜子もユーリと一緒に明るい未来を見ていたかった。

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