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アトミック・ガールズ!  作者: EDA
24th Bout ~Re:boot Of The Pretty Monster~
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07 決着

「灰原さんの、一方的な展開でしたね! 判定で2ポイントついてもおかしくないぐらいの優勢だったと思います!」


「うん。だけど、鞠山さんはここで終わるような人じゃないからね。まだまだ気は抜けないよ」


「灰原さんも、けっこうスタミナを使っちゃいましたもんねー。相手はそれ以上のダメージでしょうけど、やっぱ油断はできないッスよー」


 ラウンド間のインターバルの間、控え室にはそんな声が飛び交った。

 もっとも熱を入れてるのは、武中選手と多賀崎選手と蝉川日和だ。蝉川日和はメイのセコンドであったため、本日の仕事はおおよそ終了していた。


 いっぽう瓜子はウォームアップのさなかであるため、なかなかそこには割り込めない。それで、タオルやドリンクボトルを握りしめているユーリを振り返ることにした。


「……ユーリさんは、どう思います?」


「はにゃ? うっすら汗を浮かべたうり坊ちゃんは、普段以上の色っぽさであると愚考いたしまする」


「いや、そうじゃなくって……今の試合についてですよ」


「ユーリは全力でうり坊ちゃんをサポートしなければならないため、この時間の試合はテレビの放映を待つしかないのです! お水は? タオルは? マッサージは?」


 瓜子は思わず溜息をついてしまったが、立松はユーリの味方であった。


「この際は、桃園さんが百パーセント正しいだろ。モニターを観るなとまでは言わんが、お前さんもウォームアップに集中しろ」


 瓜子は「押忍」と応じながら、八つ当たりでユーリの髪を引っ張らせていただいた。ユーリは「うにゃあ」と幸せそうに抗議の声をあげる。


 そうして瓜子がモニターに目を戻すと、第二ラウンドが開始された。

 灰原選手は、慎重な足取りで前進する。それに対して、鞠山選手はステップワークを披露した。


 鞠山選手は甚大なるダメージを負ったはずだが、インターバルの短い時間で回復する手練にも長けているのだ。それもベテランファイターのなせる技であるはずであった。


 灰原選手はそれに対抗しようとはせず、ケージの中央で鞠山選手を待ち受ける。むしろ、灰原選手のほうがスタミナの欠乏を警戒しているようだ。もちろんセコンド陣からも、そういう指示が飛ばされたのだろうと思われた。


 鞠山選手はしっかりと腰を落としつつ、ぴょこぴょことステップを踏んでいる。

 灰原選手が足を止めたため、その周囲をぐるぐると回る格好だ。灰原選手は相手と正対できるように角度だけ修正しながら、自分から近づこうとはしなかった。


「さっきもカウンターでダウンを取りましたからね! 堅実で、いい作戦だと思います!」


「うん。だけど、灰原らしくないとも言えるだろうね。鞠山さんから、それだけのプレッシャーを受けちまってるのかもしれない」


「でも、ポイントは確実に取ってるッスからねー。試合を動かすのは負けてる側の役割だって、あたしもしょっちゅコーチの方々に言われてるッスよー」


 多賀崎選手たちも、食い入るようにモニターを見つめていた。

 そこで、鞠山選手がぐいっと大きく踏み込む。

 それで放たれたのは――再びの右ローだ。


 灰原選手はまたそれを正面から受け止めて、カウンターの右ストレートを射出した。

 しかしさすがに鞠山選手も警戒していたらしく、頭を沈めてそれを回避する。さらに、そのまま灰原選手の足もとに手をのばした。


 灰原選手は、弾かれたような勢いで後方に跳びすさる。

 それで相手の組みつきは防げたが――足が、いくぶんもつれていた。


「……今の、カーフ・キックでしたね」


 瓜子が思わず声をあげると、多賀崎選手が「くそっ」と自分の膝を叩いた。

 灰原選手がローをチェックしないと見て、鞠山選手はふくらはぎの下部を狙ったカーフ・キックを繰り出したのだ。もとより鞠山選手は、足払いのように低い軌道のローを得意にしているのだった。


 鞠山選手は、何事もなかったかのようにステップワークを再開させる。

 鼻血はすでに止められていたが、両目のまぶたは腫れたままだ。それで余計に眠たげな目つきとなって、いっそう内心が読みにくくなっていた。


 灰原選手はどっしりと構えたまま、また相手の接近を待ち受ける。

 動かないため、足のダメージもわからない。カーフ・キックであれば、一発でも深いダメージを負っている危険があった。


 そうしてまた、鞠山選手が大きく踏み込み――低い軌道の右ローが放たれた。

 灰原選手は、左かかとを上げてチェックする。

 すると、鞠山選手は右ローがヒットしたところで足を下ろし、そのまま灰原選手の胴体に組みついた。


 灰原選手はぎょっとした様子で相手を突き放そうとしたが、すでに両脇を差されてしまっている。タックルに対しては警戒していたのかもしれないが、胴体への組みつきまでは気が回らなかったようだ。それも、右ローをチェックするという新たな懸念事項が生じた結果であったのかもしれなかった。


 灰原選手の身にべったりと張りついた鞠山選手は、足を掛けてテイクダウンを狙おうとする。

 それを懸命にかわしながら、灰原選手は何とか腕を差し返そうとした。

 だが、鞠山選手のクラッチは固い。柔術家の本領発揮である。これだけべったりと密着されたら、腕を差し込む隙間もなかった。


「とにかく、振りほどけ! 腕力だったら、負けてないぞ!」


 多賀崎選手がひさかたぶりに、焦った声をあげている。

 確かに灰原選手は、腕力に秀でている。しかしそれはストライカーとしての、押す力だ。いっぽう柔術家たる鞠山選手は、引く力に秀でていた。


 そして鞠山選手は、思わぬ行動に出た。

 ずんぐりとした身体をのけぞらせて、スープレックスを仕掛けたのだ。

 しかし、鞠山選手がこれまでの試合でスープレックスを見せた覚えはない。重心が低いので、灰原選手も足を浮かされてしまったが、それでもやっぱりその仕掛けは失敗して、鞠山選手は相手ごと背中から倒れ込むことになった。


「あーっ! まずいです!」と、武中選手が悲鳴まじりの声をあげる。

 鞠山選手は倒れ込むと同時に、短い両足で灰原選手の胴体をしっかりくわえこんでいたのだ。体勢は下だが、柔術家にとっては有利とも言えるフルガードの状態であった。


「最初っから、コレが狙いだったんスかねー。だとしたら、やっぱ油断ならないッス」


「……鞠山さんは、そういう人なんだよ」


 多賀崎選手は思い詰めた面持ちで、身を乗り出していた。

 腕の拘束から解放された灰原選手は、膝立ちの体勢で鞠山選手の足に手をかける。しかし鞠山選手の肉厚の足は、万力のように微動だにしなかった。


 灰原選手の顔に、これまで以上の汗が滴っている。

 鞠山選手は両足のロックだけでも、相手を苦しめることができるのだ。ただ締めあげる力が強いというだけでなく、肋骨と骨盤の隙間を上手くはさみこんで、相手の呼吸を圧迫しているのだった。


 そのロックの解除は難しいと見て取って、灰原選手は右腕を振り上げる。

 いかにも重そうなパウンドが振り下ろされたが――鞠山選手は首をねじることで、それを回避した。

 そしてすぐさま、相手の右腕を両手で捕獲する。灰原選手が慌てて右腕を引き抜こうとすると、それに合わせて上半身を起こし、逆にそのまま右腕を押し込んだ。


 あれだけ頑強にロックされていた両足も、いつの間にか開かれている。

 そして、右腕を押された灰原選手は頼りなげにバランスを崩し、左手の側にねじ伏せられてしまう。そして気づけば、鞠山選手が上となり――しかも、相手の腹にまたがったマウントポジションの体勢であった。


 まるで、魔法のような手腕である。

 多賀崎選手たちも、言葉を失ってしまっていた。


 いっぽう客席は、大歓声だ。あれだけ劣勢であった鞠山選手が、気づけばマウントポジションを奪取しているのだ。瓜子自身、鞠山選手の手練に背筋が粟立ってしまっていた。


 灰原選手は懸命に身をよじっているが、鞠山選手はびくともしない。決して力で抑え込んでいるのではなく、重心のコントロールが巧みであるのだ。相手の腰にどっしりまたがっているように見えるが、股の下には数センチの隙間を空けて、相手の力をうまい具合に逃がしているのだろうと思われた。


 鞠山選手はひと息ついてから、拳を放るようにしてパウンドを振り下ろす。

 頭部をガードした灰原選手の前腕に、鞠山選手の拳がどすんと叩きつけられた。


 鞠山選手は、一定のリズムで拳を振り下ろす。

 ガードの隙間を狙おうという意識はあまり見られない。ただ、何かのリズムを練り上げているかのように、灰原選手の腕や頭をぼかすかと殴りつけた。


 そしていきなり、灰原選手の右手首をひっつかむ。

 灰原選手は、すぐさま両手をクラッチさせた。

 それで空いた隙間に一発のパウンドを叩きつけてから、鞠山選手はずいっと前進する。腰から胸へと移動したのだ。


 下半身の自由を得た灰原選手は、ここぞとばかりに腰を跳ね上げる。

 それでもいっかな重心を揺らすことなく、鞠山選手は相手の組んだ手の内側に左足を突っ込んだ。


「三角締めだ! 足をロックされる前に、なんとか突き放せ!」


 多賀崎選手が、惑乱した声をあげる。

 灰原選手は両手のクラッチを離し、両腕をめいっぱい広げることで相手の足のロックを妨げた。


 すると――鞠山選手の身が、ころんと横合いに倒れ込む。

 もとより鞠山選手は、灰原選手の右手首をつかんでいたのだ。それでクラッチが解かれたならば、腕ひしぎ十字固めを狙うのに格好のポジションであった。


 灰原選手の右腕が、真っ直ぐにのばされていく。

 それが危険な角度に到達する寸前、灰原選手は両足でマットを蹴りつけた。

 二人の身が、仰向けからうつ伏せの状態にひっくり返る。それでもなお裏十時固めを決められる危険はあったが。灰原選手は強引に腕を引き抜いてその脅威から脱することができた。


 鞠山選手はすぐさま反転して、灰原選手のほうに足を開く。

 もちろん灰原選手はぜいぜいと息をつきながら、後ずさっていた。


 レフェリーが、『スタンド!』の声を響かせる。

 鞠山選手は、よどみなく立ち上がった。スタミナの消耗も一ラウンド目のダメージも感じられない、ごくなめらかな挙動であった。


 そうして試合が再開されると、今度は鞠山選手が躍りかかった。

 しかしもちろん真正面から殴り合うことはなく、最後の一歩でアウトサイドに踏み込んで、豪快な右ローを放つ。灰原選手は、たたらを踏んでその蹴りから逃げた。


 鞠山選手はぴょこぴょことステップを踏みながら前進し、今度は両足タックルのモーションを見せる。

 灰原選手が力なく後ずさると、その鼻先に鞠山選手の右拳が走り抜けた。タックルをフェイントにした、右フックであったのだ。


 灰原選手はスタミナの消耗が著しく、まったく反撃できていない。

 それでも相手の攻撃を回避できているだけ、立派なものであろう。そうしてそのまま最後まで逃げ抜いて、ラウンド終了のブザーが鳴らされたのだった。


「これで、イーブンになっちゃいましたね! 勝負は、最終ラウンドです!」


「かなりキツい内容になっちゃったッスねー。インターバルでどれだけ回復できるかッスねー」


 武中選手と蝉川日和がそのように語らっても、多賀崎選手は加わろうとしなかった。

 瓜子もまた、すっかり息を詰めてしまっている。身体だけは動かし続けていたが、モニターからはまったく目を離せなかった。


 椅子に座った灰原選手は、天を仰いで荒く息をついている。

 いっぽう鞠山選手は悠然とした面持ちでドリンクボトルを傾けていたが――その肩は、灰原選手に負けないぐらい上下していた。どれだけスタミナ配分に長けていても、これだけ激しい試合内容であるのだ。すでに若くはない鞠山選手も、相応にスタミナを使っているはずであった。


 そうして、最終ラウンドである。

 そのブザーが鳴らされるなり、灰原選手が突進した。


 遠い距離から左フックと右アッパーを放ち、最後に左のミドルを繰り出す。

 鞠山選手はしっかりガードしたが、その勢いで跳ね飛ばされていた。


 灰原選手はさらに踏み込み、左のジャブから右ストレートに繋げる。

 その両方が、頭部を守った鞠山選手の腕にヒットした。


 鞠山選手は場を落ち着かせるべく、ぴょこぴょことステップを踏む。

 しかし灰原選手は、同じ勢いで追いすがった。強引に、インファイトに持ち込もうとしているのだ。


 一見は、無謀な策である。

 打つ手のなくなった人間が、力まかせで勝負をひっくり返そうとあがいているように見えてしまう。


 だが――灰原選手の攻撃には、その一発ずつに凄まじい気迫が込められていた。

 それに、大きな攻撃の後には膝蹴りのフェイントも入れている。それで鞠山選手も、テイクダウンを狙えずにいるのだ。


(このままじゃあ、いつか先にスタミナが尽きる。でも、その前に一発でも当てることができたら――)


 瓜子がそのように考えたとき、鞠山選手が思わぬ動きを見せた。

 相手の横合いにスライディングしての、奇襲技である。それに左足を引っ掛けられた灰原選手は、転倒をこらえるために大きく上体を泳がせることになった。


 すると、鞠山選手がカエルのようにぴょこんと起き上がる。

 そしてその動きが、右アッパーの動きに連動していた。カエル跳びのアッパーカットである。


 灰原選手はぎりぎりのタイミングで、それを回避した。

 そして――まだ上体を泳がせながら、右フックを繰り出した。

 ほとんど倒れかかるような勢いで、灰原選手の右拳が鞠山選手の左頬を撃ち抜く。

 自らの勢いも相まって、鞠山選手はべしゃりと倒れ伏した。


 上体を泳がせた灰原選手はそのまま何歩かまろび出て、フェンスに激突する。

 そして、鞠山選手は――不屈の闘志で仰向けになり、灰原選手のほうに足を開いた。


 しかし灰原選手はフェンスにしなだれかかったまま、鞠山選手のほうを向いてすらいない。それでレフェリーは、『スタンド!』と宣告することになった。


 鞠山選手は、よろよろと起き上がる。止血された鼻血が、また下顎にまで垂れていた。左頬も、一発の右フックで青くなってしまっている。

 いっぽう灰原選手は全身を汗に濡らしながら、肩で息をしている。もはやスタミナは一滴も残されていないように思えた。


 しかし、先に動いたのは灰原選手のほうである。

 灰原選手はふらふらと前進し、左のフックを振り回す。

 鞠山選手もまた、ふらつく足取りでそれを回避した。こちらはこちらで、ダメージが深いのだ。もしかしたら、先刻の右フックで脳震盪を起こしているのかもしれなかった。


 瓜子はついに動きを止めて、モニターに見入ってしまう。

 両者にはもう、まったく力が残されていない。決着の瞬間は、目の前に迫っているはずであった。


 灰原選手は声にならないわめき声をあげて、左右のフックを振り回す。

 鞠山選手は倒れかかるように頭を沈めて、それを回避した。

 そして、そのまま灰原選手の胴体に組みつこうとする。

 その土手っ腹に、灰原選手の膝蹴りが撃ち込まれた。


 カウンターの、強烈な一撃である。

 鞠山選手は大きな口をめいっぱいに開いて、マウスピースを吐き出した。

 そして――そのまま灰原選手の胴体に組みついた。


 灰原選手はなすすべもなく、背中からマットに倒れ込む。

 鞠山選手は死にかけたカエルのように這いずって、灰原選手の頭を抱きすくめた。

 その右の前腕が、灰原選手の咽喉もとにあてがわれている。

 そして左腕で相手の後頭部を抱え込めば、変形の袖車絞め――ブラジリアン柔術で言うところの、エゼキエルチョークであった。


 気管を圧迫された灰原選手は、苦しげに首をねじる。

 そうすると、鞠山選手の右腕はいっそう深くもぐりこみ――気管ではなく、頸動脈を圧迫した。


 激しく身悶えていた灰原選手の身体が、ぴたりと動かなくなる。

 それと同時に、レフェリーが鞠山選手の背中をタップした。


 身を起こす力もない鞠山選手は、灰原選手の横合いにごろんと横たわる。

 それであらわにされた灰原選手の顔は、安らかな面持ちでまぶたを閉ざしていた。頸動脈を圧迫されて、ブラックアウトしてしまったのだ。


『三ラウンド、三分二十五秒! 変形エゼキエルチョークで、まじかる☆まりりん選手の一本勝ちです!』


 そんなアナウンスが響きわたっても、鞠山選手は大の字にひっくり返ったままずんぐりとした胴体を波打たせるばかりであった。

 両方のまぶたは腫れあがり、左頬は青黒くなって、鼻からは血が垂れている。そしてきっと、脳震盪もおさまっていないのだろう。それだけのダメージをもらいながら、勝利したのは鞠山選手であった。


 ぱしんっと鋭い音が響く。

 多賀崎選手が、平手で自分の膝を叩いたのだ。

 そして、深くうつむいた多賀崎選手の足もとに、ぽたぽたとしずくが滴った。


「た、多賀崎さん。灰原さんは、ご立派だったと思うッスよー」


「そ、そうですよ! 本当に、紙一重の勝負でした!」


 蝉川日和と武中選手が左右からそのように呼びかけると、多賀崎選手は「わかってる……」と涙声を振り絞った。

 自分が敗北したときには涙も見せず、それどころか笑顔さえ見せていた多賀崎選手が――声を殺して泣いていた。


「……多賀崎選手、大丈夫ですかぁ?」


 と――ずっと瓜子のそばに控えていたユーリが、いつの間にか多賀崎選手のもとまで歩を進めていた。

 そうしてユーリは多賀崎選手の正面で膝を折り、透き通った微笑を投げかける。


「ユーリもうり坊ちゃんが負けちゃったら、悔しくてぽろぽろ泣いちゃうかもですけど……でも、笑顔で迎えてあげたいと思っていますぅ」


 多賀崎選手は、「わかってる……」と繰り返した。

 そんな多賀崎選手のことを、ユーリはいつまでも優しい眼差しで見守っていた。

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