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アトミック・ガールズ!  作者: EDA
20th Bout ~Separation autumn -October-~
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インターバル 01 骨休め(上)

『アクセル・ロード』の第四話目が放映された日の、翌日――十月の、第二木曜日である。

 瓜子が目を覚ますと、目の前に蝉川日和の無邪気な寝顔が転がされていた。


 場所は、メイの部屋のリビングである。

 座卓は廊下に運ばれて、床には布団が敷きつめられている。部屋の主たるメイはベッドで就寝しているため、瓜子と蝉川日和と灰原選手と高橋選手の四名は、そこで雑魚寝をしていたのだった。


 これらの布団は、すべて瓜子の部屋から持ち出したものだ。ただし敷布団はひと組しかなかったため、足りない分は冬用の掛布団を敷いている。まだまだ気候は穏やかであるため、上に掛けるのはタオルケット一枚で事足りるのだ。ただ、それでまったく肌寒くもないというのは、これだけ人間が密集しているがゆえなのかもしれなかった。


 ともあれ、平和な目覚めである。

 タイマーは午前八時にセットしていたが、瓜子はいつもの習慣で目覚めてしまったようだ。時計の針は、午前七時を少し過ぎたぐらいであった。


 蝉川日和は瓜子の鼻先で、すぴすぴと寝息をたてている。ユーリやメイほど赤ん坊めいてはいないものの、それでも無邪気な面持ちだ。やはり寝顔というものは、人間にとってもっとも無防備な表情であるのかもしれなかった。


(出会ってひと月半ていどの相手と雑魚寝なんて、ちょっと前なら思いもしなかったような話だよな)


 寝起きの頭で、瓜子はぼんやりと考えた。

 そこでいきなりレバーのあたりに衝撃をくわえられて、思わず「ぐえ」と声をあげてしまう。反対の側で眠っていた灰原選手が寝返りを打ったはずみで、瓜子の上に肉感的な足を投げ出してきたようであった。


 そうして瓜子が声をあげてしまったためか、目の前の蝉川日和が「うーん」とうなりながら薄目を開く。そしてそのまぶたが、慌ただしく全開にされた。


「あ、あれ? 猪狩さん? なんで? どうして? ……あ、そっか! 昨日もメイさんの家でお泊まりでしたっけ!」


「もう四回目なのに、まだ慣れないんすか? ……とりあえず、おはようございます」


「お、おはようございます! ……いやあ、なんか、新婚さんみたいで小っ恥ずかしいッスね!」


 何だかどこかで聞いた覚えのあるような台詞である。

 そうして蝉川日和が騒ぎたてると、「うるさーい」という声とともに灰原選手が背後から瓜子に抱きついてきた。


「まだ眠いんだから、邪魔しないでよー……うふふ。うり坊のいい匂いがするー」


「ひ、人の匂いを嗅がないでください。騒いだのは、蝉川さんっすよ」


 瓜子がそんな風に答えたとき、ギシッと廊下の軋む音がした。

 そして、そちらのドアがスライドされて、ウェア姿のメイが登場する。どうやらメイはさらに早起きをして、隣室に設置してあるエアロバイクに興じていたようであった。


「声が聞こえた。みんな、もう起きた?」


「はい! おかようございます!」


 蝉川日和が元気いっぱいの声をあげたため、みんなの頭の側で横向きになっていた高橋選手も目を覚ましたようだった。


「もう朝か……って、まだ七時すぎじゃん。ずいぶん早起きなんだねぇ」


「あ、いえ。まだ寝てて大丈夫っすよ。待ち合わせの時間は、九時ですからね」


「いったん起きると、もう寝つけないんだよね。七時間近くは寝たはずだから、十分でしょ」


 そんなわけで、灰原選手を除くメンバーは起床することになった。

 瓜子の身にしがみつく灰原選手を引き剥がし、全員でダイニングに移動する。その行きがけで顔を洗うと、みんなさっぱりした表情になっていた。


「いやー、今日も熟睡しちゃいました! 毎週毎週、申し訳ないッス!」


「別に、申し訳ないことはない。……ドリンクは、ミルク? トマトジュース? ミネラルウォーター? スムージーも、すぐ作るけど」


「あ、勝手知ったる冷蔵庫ッスから! どうぞおかまいなく!」


「そう」と応じながら、メイはスムージーに必要な物資を冷蔵庫から取り出した。その姿に、高橋選手が目を丸くする。


「それが、メイの朝食かい? 朝からずいぶん手間をかけるんだね」


「手間、それほどかからない」


 メイの朝食は、毎回スムージーと決められていた。トマト、ニンジン、小松菜、ほうれん草、モロヘイア、リンゴ、バナナといった食材を、豆乳とともにミキサーにかけるのだ。食材は定期的に配達されるため、朝にはそれをミキサーにぶちこむだけの話であった。


 それらの食材を保存するために、キッチンには業務用の巨大な冷蔵庫が設置されている。冷蔵より冷凍のスペースのほうが大きいという、メイのライフスタイルに合わせられた様式だ。その巨大冷蔵庫を眺めながら、高橋選手は「なるほど」とうなずいた。


「メイは金持ちだって聞いてたけど、こういう部分に金をかけてるわけね。立派なもんじゃないか」


「……資産家であるのは、僕の養父。僕、その恩恵にあずかってるだけ」


「何も引け目に思うことはないさ。あたしだって、それなりに裕福な家の世話になってる身だからね」


 そんな風に言いながら、高橋選手は瓜子のほうに目を向けてきた。


「猪狩のご両親は、北海道にお住まいなんだってね。けっこうな苦労をしてきたって話は、ベストバウト集のインタビューで拝見したよ」


「いえいえ。自分は今の会社に拾ってもらえて、なに不自由なく暮らせてますからね。十分に恵まれた環境だと思いますよ」


「あたしなんかは、独り暮らしもしたことがないからさ。自分で生活費を稼いでるだけで、すごく立派に思えるよ。……蝉川なんかも、独り暮らしなんでしょ?」


「はいッ! 六畳一間のボロアパートッス! こういうマンション暮らしって、憧れるッスね!」


「あんたも苦労してそうだもんね。ご両親を亡くされて、叔父さんのお世話になってたんだって?」


「あんなクソ叔父貴は、クソの役にも立たないッスけどね! まあ、浮気相手に刺し殺されたクソ親父やヤク中でくたばった母親よりは、百倍マシッスけど!」


「……ごめん。朝からハードすぎる話題をふっちゃったわ」


「いえいえ! あたしにとっては持ちネタみたいなもんなんで、お気遣いは無用ッス!」


 そのように語る蝉川日和は、邪気のかけらもない笑顔だ。そして、もともと毛先のはねている頭が大爆発しており、微笑ましいことこの上なかった。


 そうしてダイニングで騒いでいると、灰原選手が「おはよー」とけだるげに登場する。よれよれのTシャツの襟から片方の肩と胸の谷間が露出しており、朝からたいそうな色っぽさである。


「なんだ、もう起きちゃったんすか? 八時までは寝てても大丈夫っすよ」


「みんなが騒いでるのをひとりで聞いてると、さびしくなっちゃうんだよー。もー、うり坊は女心がわかってないなー。……セミー、あたしもミルクをおねがーい」


「はいッ! 了解ッス!」


 灰原選手が登場して、ダイニングはますます賑やかになっていく。そのありさまに、高橋選手が口もとをほころばせた。


「やっぱりこういう雰囲気って、楽しいもんだね。武魂会での合宿稽古のときも、こういう感じだったのかな?」


「そうっすね。大差はないと思います」


「赤星の合宿でも、猪狩たちが来てから急に賑やかになったもんね。来年も小笠原さんが合宿稽古を企画してくれるなら、あたしもぜひ参加させてもらいたいな」


「だったら、ミッチーが企画すりゃいいじゃん。天覇だって、あんなに立派な道場があるんだしさ!」


 瓜子や灰原選手も去年のお盆頃、《カノン A.G》を打倒するための決起集会で天覇館の道場にお邪魔して、そののちに数日ばかりも稽古をつけていただくことになったのだ。


「道場は立派でも宿泊施設なんてもんはないし、そもそも下っ端のあたしにそんな権限はないですよ。まあ、来栖さんにお願いすれば、なんとかなるかもしれませんけど……寝る場所がなかったら、けっきょく通いになっちゃいますしね」


「それじゃあ合宿の甲斐がないなー。もちろん一緒に稽古するだけでも、有意義だろうけどさー」


 そう言って、灰原選手はまだ眠そうな顔で瓜子に笑いかけてきた。


「あたしもとっととうり坊からベルトを奪って、プレスマンで一緒に稽古したいなー。そのときはよろしくねー」


「はい。後半の部分だけは、承りました」


 瓜子は大晦日の《JUFリターンズ》に出場するので、《アトミック・ガールズ》の一月大会でタイトルマッチが組まれることはないだろう。そうなると、灰原選手の挑戦を受けるのは早くても来年の三月以降である。現在は十月の半ばであるため、鬼が笑いそうな話であった。


 しかし出稽古でご一緒することはできなくとも、こうして灰原選手とも交流を深めることができている。今はそれを幸いと思うしかなかった。

 そしてユーリも今頃は、北米の合宿所でさまざまな相手と交流を深めているだろうか――瓜子としてはピンク色のリストバンドを撫でながら、そんな想念を浮かべずにはいられなかった。


                 ◇


 オートミールと目玉焼きと簡単なサラダの朝食を摂取して、希望者のみ朝のシャワーを終えた頃には、約束の午前九時が近づいていた。

 それぞれ身支度を整えてマンションの外に出てみると、見覚えのあるワゴン車が停車している。その運転席から顔を覗かせたのは、ひさびさに対面する鞠山選手であった。


「時間ぴったりだわね。さっさと乗るだわよ」


「はい。わざわざ、ありがとうございます。……それに、先日はお疲れ様でした」


 瓜子が鞠山選手と顔をあわせるのは、タイトルマッチに挑んだ九月大会以来であったのだ。

 派手なフレームのサングラスを装着した鞠山選手は、「ふん」と不敵に鼻を鳴らした。


「挨拶は、乗った後にするだわよ。あかりんも、うり坊にじゃれつける日を心待ちにしてたんだわよ」


「ちょ、ちょっと! おかしなことを言わないでください、鞠山さん!」


 中列の席についていた小柴選手が、赤い顔で運転席のほうに身を乗り出す。小柴選手と対面するのも、やはり九月大会以来であった。


 本日は、このメンバーで遊びに出かけるのだ。

 オリビア選手にも誘いをかけたのだが、本日は玄武館の指導員として仕事が入っていたらしい。それは残念な限りであったが、おかげでこちらのワゴン車の定員である七名きっかりの人数におさまったわけであった。


 助手席には高橋選手が陣取り、ジャンケンで負けた灰原選手が蝉川日和とともに後列に収まる。そうして中列は、小柴選手、瓜子、メイの並びとなった。

 向かう先は、カラオケやボーリングなどの設備が整った、アミューズメント施設である。朝から元気な話であるが、夕方にはそれぞれ稽古を控えているので、とにかく限られた時間でめいっぱい遊んでやろうという意気込みであった。


 そうして車で移動するさなか、話題となるのはやっぱり『アクセル・ロード』についてだ。小柴選手も鞠山選手の住まうマンションで、毎週視聴に励んでいたのだった。


「桃園さんと多賀崎さんは、初戦から強敵を当てられちゃいましたね! まあ、楽な相手はひとりもいないんでしょうけど……でも、エイミー選手にロレッタ選手っていうのは、あのメンバーの中でもトップスリーの実力なんでしょう?」


「ナンバーワンはイーハンで、それに続くのがエイミーとロレッタ、一段下がってルォシーってのが、日本で取り沙汰されてる下馬評だわね。ただし、残りの四人もこれまでチャンスに恵まれなかっただけで、思わぬ強敵がひそんでる可能性も否めないだわよ」


 瓜子たちも、そういう会話は普段からなんべんも交わしている。だがやはり、初めての相手から聞く寸評には耳を引かれてならなかった。


「鞠山選手は、海外の選手にもお詳しいですもんね。やっぱりシンガポールの上位四名ってのは、かなりの実力なんすか?」


「そうだわね。少なくとも、イーハンってのは世界クラスだわよ。それと互角に近いエイミーは言うまでもないし……これまでの戦績を見る限り、ロレッタも同レベルだと考えるべきだわね」


「そのロレッタ選手は、イーハン選手ともエイミー選手とも対戦経験がないんすよね?」


「イーハンは北米に出て、エイミーもそれを追いかけたから、シンガポールのトップファイターとは対戦経験が少ないんだわよ。イーハンたちがシンガポールに出戻って、いよいよトップファイターとの潰し合いが始められようって頃合いで、『アクセル・ロード』に招聘されたわけだわね」


 そしてその間に、ロレッタ選手やルォシー選手がシンガポールで活躍していた。そして、ロレッタ選手はルォシー選手と対戦し、それに勝利しているのだ。


「ロレッタ選手は、あれだけ青田さんを苦しめたルォシー選手よりも強いんですもんね! やっぱり多賀崎さんは、正念場だと思います!」


「マコっちゃんなら、大丈夫さ! あんなセレブのアメリカ女は、けちょんけちょんにやっつけてくれるよ!」


 そんな風に言ってから、灰原選手は「でもなー」と不満げな声をあげた。


「しかたないってのはわかってるけど、対戦相手に実力差があるってのは不公平に感じられるよねー。沙羅なんかは楽な相手だったから、一ラウンドでTKO勝ちだもんなー」


「あれは沙羅の戦略が上手かったんだわよ。一手でも間違えてたら、惨敗してた可能性もあるんだわよ。やっぱり低能なウサ公には、勝負の細やかな機微が理解できないようだわね」


「うっさいよー! それでも絶対、マコっちゃんは勝つからね!」


「もちろんマコトにだって、勝機はあるはずなんだわよ。きっと偉大なる名コーチが、勝利に導いてくれるはずなんだわよ」


 そういえば、鞠山選手は卯月選手の熱烈なフリークであったのだ。

 すると、蝉川日和が「でも」と声をあげた。


「沙羅さんってお人は、立ち技オンリーでユーシーって選手を仕留めたッスよね。卯月さんってお人はグラウンドで勝負をかけろって言ってたんスから、あんまりお役に立ってないんじゃないッスか?」


「……この新人娘は、卯月様への信心が足りてないようだわね」


「新人と信心で韻を踏んでるんスか?」


「やかましいだわよ! あれはきっと、沙羅が稽古中に手の内を隠してたんだわよ! 正確なデータがそろわなければ、たとえどんな名コーチでも正確な答えを導き出すことはできないんだわよ!」


 ワゴン車がいきなりスピードを上げたたため、乗員の何名かが悲鳴をあげることになった。


「ちょっと! 調子に乗って、事故んないでよー? ……でもさー、いくら沙羅が秘密主義だからって、こんな大一番の稽古で手の内を隠すかなー?」


「大一番だからこそだわよ。周りの日本人選手ものきなみ対戦相手になりえるライバルなんだから、二回戦目以降を考えるなら手の内を隠すのが当然なんだわよ。……それに付け加えて、沙羅の所属するドッグ・ジムは卯月様にいい印象を持ってないはずなんだわよ。沙羅がドッグ・ジムに義理立てするなら、なるべく卯月様の世話にならずに勝ち進もうと考える可能性は大なんだわよ」


 確かに犬飼京菜は、父親を破滅に追い込んだすべての存在を憎悪していたのだろう。その中には、犬飼拓哉の最後の戦場であった《JUF》と、そこで活躍していた卯月選手も含まれるのかもしれない。ましてや卯月選手というのは、もっとも因縁の深かった赤星大吾の息子であるのだ。


(もちろん犬飼さんも今では気持ちをあらためて、恨みの念を原動力にしないように心がけてると思うけど……でも、恨む気持ちがなくなるわけじゃないもんな)


 そうして意外に情が深い沙羅選手であれば、犬飼京菜の心情を重んじてもおかしくはない。

「卯月なんぞの力は借りずに、ウチの力だけで勝ち抜いてみせたるわ」――あの皮肉っぽい笑顔でそのように言いたてる沙羅選手の姿が、瓜子にはありありと想像できてしまった。


「まあ、あの番組ではトレーニング風景もあんまり映されないから、実情がどうなのかはわからないよね。青田や沙羅は、もっと卯月さんに逆らってるのかもしれないし……案外、従順なのかもしれないし……こればっかりは、想像するしかないよ」


 高橋選手がそのように言いたてると、鞠山選手はスピードをゆるめながら「そうだわね」と応じた。


「何にせよ、沙羅のやつはクレバーなんだわよ。内心でどう考えていようが、自分にとってベストの選択をするだろうだわね。……その反面、青鬼のほうは危なっかしいんだわよ。卯月様への反抗心で、あんなしょっぱい試合をする羽目になってるんだわよ」


「あれは確かに、ハラハラさせられましたね。自分も気が気じゃなかったっすよ」


「まあ、この調子で日本陣営が勝ち越せば、ジョアンの陣営に移れるんだわよ。あっちも憎きジルベルト柔術の使い手だとしても、卯月様よりはマシだと考えるだろうだわね」


 鞠山選手の言葉に、灰原選手が「えー?」と大きな声をあげた。


「陣営を移るって、どういうこと? 赤コーナー側で、シンガポールの連中と一緒にトレーニングするってこと?」


「当たり前だわよ。準決勝戦までは、各陣営の人数をそろえるのが『アクセル・ロード』のルールなんだわよ。たとえ国別対抗戦だとしても、そのルールが適用されるはずだわね」


 瓜子も立松から、そのように聞き及んでいた。そのように人数を調整しなければ、対戦相手と同じ場所でトレーニングを積むことになってしまうのだから、当然の措置であろう。もしも一回戦目で日本陣営のほうが多く勝ち残れたならば、何名かはジョアン選手の陣営に移されることになるのだった。


(まあ、ユーリさんだったら喜び勇んで、ジョアン選手の陣営に移りたがるかもしれないけど……そうそう上手くはいかないのかな)


 そしてその前に、まずは一回戦目を勝ち抜かなくてはならないのだ。

 これから遊びに興じようとしながら、やっぱり瓜子の胸にはユーリの面影があふれかえってしまっていた。

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