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アトミック・ガールズ!  作者: EDA
20th Bout ~Separation autumn -October-~
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02 episode3-2 開戦

 控え室の模様がお披露目されたのち、場面は試合場に切り替えられた。

 ユーリたちがこの合宿所に到着した際、最初に案内された場所である。壁には《アクセル・ファイト》のトップファイターたちの特大パネルが飾られており――そして本日は、四方の雛壇席に見物人が集められていた。


 それほど広大な空間ではないために、見物人の人数もささやかなものである。せいぜい、数十名といったところだろう。そしてその中には、本日出場しないユーリたち八名の姿もあった。


 軽快なBGMが流れる中、カメラがそちらの雛壇をなめ回していく。その動きが途中でゆるめられるなり、見覚えのある顔が映し出された。背後の特大パネルでも飾られている、《アクセル・ファイト》の女子バンタム級王者アメリア選手である。

 その他にも、《アクセル・ファイト》の名のあるファイターが何名か入り混じっているらしい。ただ、誰もがリラックスした面持ちで、いかにも余興を楽しんでいるような風情であった。


 そして画面は、ケージのすぐそばに設置された解説席に切り替えられる。

 そこに居並んでいるのは、《アクセル・ファイト》の代表アダム氏と卯月選手とジョアン選手であり――灰原選手が「あれー?」と声をあげることになった。


「これから試合だってのに、卯月センセーたちは何をやってんのさ? セコンドの役目をするんじゃないの?」


「あいつらはああやって、選手の解説をするのが仕事だよ。セコンドは、適当な人間が受け持つんだろ」


 それは何とも意想外な話であったが、まあおたがいに同じ条件であるならば不公平なことはない。瓜子は心して、画面を見守ることになった。


 アダム氏が熱っぽく語らう中、画面には青田ナナとルォシー選手のプロフィール画像が表示される。ファイティングポーズを取った両選手の姿と、年齢・身長・体重・リーチの数値が記されていたが――尺度がインチとポンドであったため、瓜子には馴染みが薄い。ただ、ルォシー選手のほうが身長とリーチでまさっていることはひと目で確認できた。


『それでは、いざ開戦です! みなさん、エキサイティングな試合をご期待ください!』


 そんなアダム氏の宣言を合図として、勇壮なBGMが流れ始めた。後付けの音声ではなく、現地で実際に流されている入場曲であるようだ。

 ただし、選手紹介のアナウンスや照明の演出などは存在しない。ただ大きく開かれていた扉の向こう側から、青田ナナがひとりで入場してきた。

 青田ナナがボディチェックを受けてケージインすると、反対側の扉からルォシー選手が入場してくる。数十名の見物人たちも歓声をあげるでもなく、ただゆったりと両選手の入場を見守っていた。


 そうして両選手が居揃うと、やはり何のアナウンスもないままにレフェリーがルール確認を開始する。そもそもこの場には、リングアナウンサーというものが存在しないのだ。アマチュアの大会でも名前ぐらいはアナウンスされるものであるのに、なかなか独特の雰囲気であった。


 なおかつ、『アクセル・ロード』で行われる準決勝戦までは、公式記録に残されないエキシビションマッチの扱いであるという。もちろん選手たちにとっては公式試合と変わらない真剣勝負であるのだが、ひとつの番組のために行われる試合を公式試合と認定することは難しかったのだろう。瓜子としては、むしろ北米のコミッショナーの管理体制に信頼を置けるように思える事案であった。


「レフェリーが馬鹿でかいッスね。百九十ぐらいあるんじゃないッスか?」


「ああ。こいつは《アクセル・ファイト》の正規レフェリーだよ。演出なんざはほとんどアマチュア扱いでも、試合はきっちり査定するって方針なんだろーぜ」


 それは何より、頼もしい話であろう。きわめてショー的な雰囲気でありながら、ところどころにスポーツライクな要素が見て取れるのは、瓜子にとって好ましかった。


 ルール確認を終えた両選手はグローブタッチを交わして、それぞれフェンス際に引き下がる。

 青田ナナのコーナーに控えているのは、アジア系の男性だ。この人物はトレーニングルームにおいて、時おりミットを構える姿などが見切れていた。きっと卯月選手のコーチングをサポートしている人物なのだろう。その人物がひとりきりで、青田ナナのセコンドを務めるようだ。


 そうして、試合が開始される。それを告げるのはゴングでもブザーでもなく、《アクセル・ファイト》が公式大会でも使用している甲高い音色のホーンであった。


 青田ナナとルォシー選手はそれぞれ堅くガードを固めながら、ケージの中央に進み出る。

 ルォシー選手はムエタイあがりのストライカーで、サウスポーのアップライトだ。そのステップは、尋常でなく鋭いように感じられた。

 それと相対する青田ナナは、オーソドックスでクラウチング気味の構えとなる。まずはおたがいが前後にステップを踏んで間合いを測りつつジャブで牽制するという、手堅い攻防が開始された。


「うーん! 青鬼ジュニアに思い入れはないけど、やっぱりワクワクしちゃうねー! ねえねえ、どっちが勝つと思う?」


「ナナ・アオタ、無個性なオールラウンダー。ルォシー・リム、無個性なストライカー。総合的な力量は、大差ないと思う。ナナ・アオタ、スタンドで圧倒されなければ、勝算あると思う」


 メイは落ち着いた口調で、そのように答えていた。

 そういえば、青田ナナは《アクセル・ファイト》で通用するようなレベルではない――と、メイはそのように言っていたこともあるのだ。瓜子がその点を言及してみると、やはりメイは落ち着いた調子で答えてくれた。


「それは、あくまで《アクセル・ファイト》のトップ戦線で活躍できるかどうかを評価したもの。僕、ナナ・アオタは《アクセル・ファイト》のトップファイターにはかなわない、言ったと思う。それは、ルォシー・リムも同じこと」


「あー、そーいえば青鬼ジュニアは、《アクセル・ジャパン》であのアメリアってやつに秒殺されちゃったんだっけ! でもこいつ、マコっちゃんに勝った沙羅とけっこういい勝負をしてたんだよねー! そんなに弱いわけじゃないんでしょ?」


「うん。ナナ・アオタ、ジーナ・ラフより強いと思う。ただ、ジーナ・ラフも《アクセル・ファイト》で通用しなかった。《アクセル・ファイト》、世界の最高峰だから、そこで勝ち抜くのは大変なこと」


「そんなもんを考えるのは、《アクセル・ファイト》との契約をもぎ取った後で十分だろ。まずは舞台に立たねーことには、最高峰もへったくれもねーんだからな」


 試合が静かであるためか、会話に熱が入ってしまっている。

 ただそれも、ラウンドの中盤までであった。ちょうど試合時間が半分経過したところで、ルォシー選手のほうがギアを上げたのだ。


 青田ナナのテイクダウンを恐れる様子もなく、アップライトのスタイルから蹴り技を繰り出していく。ローもミドルも力強く、ブロックしても手足にダメージが溜まりそうな勢いだ。

 すると青田ナナも、同じ勢いで反撃し始めた。稽古中に宣言していた通り、やはり立ち技でも真っ向から勝負する作戦のようである。


「……よくねーな。ちっとばっかり、気負ってるんじゃねーか?」


 瓜子には互角の攻防のように思えたが、サキはそんな風に言っていた。

 すると、試合の展開に触発されてエキサイトした灰原選手が、元気に応じる。


「気合が入ってて、いい感じじゃん! ストライカーを相手に五分の勝負ができたら、青鬼のほうが有利ってことじゃない?」


「五分の勝負ってことは、半分がた負ける可能性があるってこったろ。テイクダウンを狙えば五分以上の勝負ができるってのに、相手の得意なフィールドでやりあうのは賢くねーよ」


 はからずも、それは卯月選手と同じ見解であった。

 分析の得意なサキと卯月選手が、同じ結論に達したのだ。ならばそれこそが正しい答えであるように思えてしまうが――青田ナナは闘志を剥き出しにしながら、ひたすら打撃戦に励むばかりであった。


 そのまま戦況に大きな変化は生まれず、第一ラウンドは終了する。

 ちなみにここまでの時間で、解説席のアダム氏がトーナメント戦のシステムを説明していた。試合時間は、五分二ラウンド。判定はマスト方式ではないため、引き分けもありえる。そうして判定で決着がつかなかった場合は、延長ラウンドにもつれこむのだそうだ。


 椅子に座った青田ナナは、荒い息をつきながらドリンクボトルの水をあおる。汗をふいたり、手足に氷嚢をあてがったりと、セコンドの男性は過不足なく仕事を果たしていたが、ただアドバイスを送っている様子はない。それはルォシー選手の陣営も同じことであった。


「一ラウンド目は、ドローだな。これじゃあポイントのつけようもねーぜ」


 サキがそのように語ると同時に、アダム氏も同じコメントを口にした。

 すると、口数少ないジョアン選手もひさかたぶりに発言する。


『ですが、波に乗ったのはルォシー・リムです。次のラウンドでも変化がなければ、勝利するのは彼女でしょう』


「あー、あたしも何か、相手のほうがノリノリに見えるんスよねー。やっぱ、得意なフィールドでやりあってると、勢いに乗れるもんじゃないッスか?」


 蝉川日和がそのように声をあげると、サキは肩をすくめながら「そりゃそーだ」と同意した。


「だからこそ、相手の苦手なフィールドに持ち込んで、プレッシャーをかけるべきなんだよ。青鬼女は、作戦を間違えたなー」


「ふーん。サキだって、誰が相手でも同じようなスタイルなのに、人に対しては厳しいねー!」


「ターコ。説明が面倒だから、おめーが調教しとけや、黒タコ」


「承知した。……サキ、一点特化のストライカー。ナナ・アオタ、オールラウンダー。オールラウンダーとしての特性、活かさない、愚かだと思う」


「そーゆーこった。……どうもこいつは、細目野郎への対抗心が足を引っ張ってるみたいだなー」


 そんな中、第二ラウンドが開始された。

 序盤から、やはり激しい打撃戦である。それは確かに五分の勝負であるように思えたが――じわじわと、ルォシー選手のほうが勢いづいてきたように思えた。

 そうして瓜子がひそかに煩悶していると、サキが横から頭を小突いてくる。


「おめーは何を力んでんだよ? つきあいの薄い青鬼女にそんな入れ込んでたら、この先がもたねーぞ?」


「だって……青田選手は、赤星道場の看板を背負ってるんすよ? だったら、負けられないじゃないっすか」


 彼女は赤星弥生子の代わりに、外の世界で赤星道場の力を示そうとしている立場であるのだ。

 それが卯月選手への反感によって妨げられてしまうなどというのは――瓜子にとって、我慢のならない話であった。


(そんなことで、弥生子さんに顔向けできるんですか? 頑張ってくださいよ、青田さん!)


 瓜子がそのように念じたとき――鋭いバックステップで下がったルォシー選手が、これまで以上の鋭い挙動で左のハイキックを繰り出した。

 ルォシー選手を追おうと足を踏み出した青田ナナは、カウンターでその蹴りをくらってしまう。そして、膝から崩れ落ちたのだった。


 ルォシー選手は嬉々として、青田ナナの上に覆いかぶさる。彼女は生粋のストライカーであったが、グラウンドにおけるパウンドを得意にしているのだ。

 大柄なレフェリーはマットに膝をつき、真剣な眼差しを両選手に送りつける。

 マウントポジションを奪取したルォシー選手は、豪快なパウンドを青田ナナに叩きつけた。


「わー、馬鹿馬鹿! 寝技が得意なら、とっとと逃げなよ!」


 灰原選手が、瓜子の肩をがくがくと揺さぶってくる。

 そのとき――青田ナナが、爆発的な勢いでブリッジをした。

 ルォシー選手は前のめりとなって、マットに両手をつく。それから慌てて身を起こすと、青田ナナの両足が背後からその首をからめ取った。ブリッジによってルォシー選手の重心を前側に押しやり、シザースを仕掛けたのだ。


 ルォシー選手はその両足を振り払い、青田ナナの腰の上まで重心を戻そうとする。

 その動きに合わせて、今度は青田ナナが上体を起こした。右腕は相手の脇に差し、左腕は浮いた右膝の裏を抱え――そしてそのまま、相手の身を横合いにねじ伏せてみせたのだった。


 青田ナナはこれまでの苦境を思わせない機敏さで、相手の上にのしかかる。

 相手の両足に胴体をはさまれた、フルガードのポジションだ。上になっても、まだそこまで有利なポジションではない。

 その危ういポジションのまま、青田ナナは右拳をスイングさせた。


 遠い距離からの、大振りのパウンドであったのに、ルォシー選手はガードが間に合わない。青田ナナのいきなりの反撃に、完全に泡を食っている様子である。

 その横っ面に、青田ナナの右拳がクリーンヒットした。

 さらに青田ナナは不安定なポジションのまま、左右の拳をぶんぶんと振り回す。

 ルォシー選手は完全に縮こまり、両腕で自分の頭を抱え込んだ。


 そうして何発ものパウンドをふるった青田ナナは、最後に左拳をヒットさせてから、右手で相手の左足を開き、右足で乗り越える。フルガードからハーフガードのポジションに手を進めたのだ。

 そして次の瞬間には、より有利なポジションでパウンドをふるう。

 ハイキックでダウンをもらったとは思えないような、苛烈なる猛攻である。その厳つい顔は、鬼の形相になっていた。


 それでもルォシー選手は勝負をあきらめず、何とかフルガードに戻そうという動きを見せる。

 それで開いた防御の隙間に、青田ナナがすかさず右肘を叩きつけた。反則にならないよう、横から振り抜くフックのスイングだ。

 その一撃でルォシー選手は鼻の頭を叩き割られて大量の鮮血をこぼしたが、レフェリーは動かない。《アトミック・ガールズ》であればすぐさまレフェリーストップがかけられる場面であったが、《アクセル・ファイト》は流血について寛容であるのだ。


 足を戻すことをあきらめたルォシー選手は、両腕で相手の身を突っ張ろうとする。

 その右腕を引っつかまえて、サブミッションのプレッシャーを与えながら、青田ナナは逆の手で執拗にパウンドを振り下ろした。

 その一撃ごとに鮮血がしぶき、凄愴なる試合模様が綴られる。

 そして――その状態のまま、ラウンド終了のホーンが鳴らされたのだった。


 会場には、まばらな拍手が鳴らされる。

 青田ナナは相手の横合いに倒れ込み、しばらくは身動きもできないようであった。

 解説席では、アダム氏が熱っぽく両選手の健闘をたたえている。左右のコーチ陣が沈着であるためか、ひとりではしゃいでいるように見える姿であった。


 ルォシー選手は青田ナナよりも先に半身を起こし、血をぬぐおうとするセコンドの手を払いのけて、何度もマットを殴りつける。恐ろしいことに、あれだけの攻撃をくらったにも拘わらず、青田ナナよりも余力があるようであった。


 そうしてレフェリーの指示によって立ち上がった両選手は、それぞれ手首をつかまれて判定の結果を待ち受ける。

 判定の結果は――三名ともに20対19で、青田ナナの勝利であった。

 青田ナナは疲弊しきった顔で天を仰ぎ、こちらでは灰原選手が「やったー!」と瓜子に抱きついてくる。


「もー! 普通だったら、レフェリーストップでしょ! 延長までやらされるんじゃないかって、ひやひやしちゃったよ!」


「あー。《アクセル・ファイト》は、流血を止めるカットマンも一流だからなー。次のラウンドがあったら、青鬼女のボロ負けだったろーぜ」


 灰原選手の怪力で抱きすくめられながら、瓜子も安堵の息をつくことになった。

 青田ナナは、何とか赤星道場の看板を守ってみせたのだ。もちろん海外のトップファイターに負けただけで看板に傷がつくとは思わないが、卯月選手への反感が原因で敗れるなどというのは、決して許されないはずであった。


 そして画面は、閑散としたトレーニングルームに切り替えられる。

 鼻の頭にテーピングをされたルォシー選手が、ひとりでがっくりと肩を落としているシーンであった。


『決して、勝てない相手じゃなかった。負けてしまったのは、わたしの慢心だ。でも、わたしは絶対にあきらめたりしない。故郷でしっかり力をつけて、次のチャンスに挑みたいと思う』


 どうやら『アクセル・ロード』においては、勝者ではなく敗者にインタビューをするようである。

 そうしてルォシー選手は今日まで合宿所に滞在し、明日にでも帰国することになるのだろう。試合が行われたのは、先週の月曜日であるはずだから――十日ばかりも傷心のまま、合宿所で過ごすことになったのだ。


 青田ナナが勝利できたのは、何より喜ばしい話である。

 しかし瓜子としては、この『アクセル・ロード』の過酷さをまざまざと見せつけられたような心地であった。


 そして画面は、すぐさま試合場に切り替えられる。

 第二試合、沖選手とイーハン選手の対戦だ。


 第一試合と同じ手順で両選手のプロフィールが紹介され、入場のさまが放映される。

 しかし――こちらの試合は、二分足らずで終了することになった。序盤から積極的に打撃戦を仕掛けたイーハン選手が、その勢いのままに沖選手をねじ伏せて、グランドテクニックを披露する隙も与えず、怒涛のパウンドでKO勝利を奪ってみせたのである。


 沖選手は、いかなる手を打つこともできなかった。

 かつては国内のナンバーワン選手と呼ばれていた沖選手が、なすすべもなく敗退してしまったのだ。たとえ一階級上の相手であったとしても、あまりの力量差であった。


『あたしには、この階級で戦う力がありませんでした。日本に戻ったら、本来の階級で結果を出せるように頑張ろうと思います』


 そのように語る沖選手は、ルォシー選手よりも悄然としていた。

 本来のフライ級において、沖選手はユーリを始めとする数々のトップファイターに敗れた後であったのだ。そうして多賀崎選手には連敗して、《フィスト》の王座からも陥落し――そしてまた、異国の地において惨敗してしまったのだった。


 しかし沖選手は、まだ戦うのだと宣言している。

 すでにベテランの域であり、自分よりも若い選手に何度となく打ち倒され、今日という日には世界の壁の高さを思い知らされながら――それでも沖選手は、戦う意思を失っていないのだ。


 瓜子は沖選手と、個人的な交流を結んでいない。

 だから瓜子は、同じ世界で力を尽くす同志として、その姿を黙って見守る所存であった。

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