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91.「ミュート実験」をまとめました。

 こんにちは、加瀬優妃です。

 『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。

 今回の内容は……

  「ミュート実験」をまとめました。

でございます。


※本日は91~93の3本まとめ投稿です。

 2月6日の深夜1時50分頃。現在、私は烏木様によりミュートされています。

 実験終了の指示をしたくとも、私のコメントは烏木様には見えません。

 そのことに気づいて慌てる私……の、続きです。


   ◆ ◆ ◆


 どうしよう、どうやって実験を終わらせればいいんだろう。

 私が何を書いても烏木様には見えない!!

 ……はっ!

 そ……そうだ、畢竟様や迷子の犬様には読めるんだった。


「と、ところで……私のこのコメント、烏木様にだけはいまだ見えてないんですよね? だ、誰か「もうミュート解除していいよ」って伝えてー! 何か寂しい!!」


 私は思わずそうコメントしました。

 何だろう、何を叫んでも聞こえないって……交通事故に遭って意識不明の重体になり、うっかり幽体離脱しちゃった人、みたいな感じ。

 誰か私に気づいて!!……みたいな。


 そうだ、私の事が見える人、いるじゃないの!

 お願い、私の話を聞いて!!


 うーん……幽霊になったらこんな気分になるのだろうか……。

 

 そんなアホなことを考えていたら、1分後、烏木様から

「ミュートを解除しました」

という報告が入りました。


 も……戻った!?

 わーい! 私、生還したよー!!

 ……と、なぜか奇妙な歓喜の気持ちが湧きました。(深夜だからだろうか……)


 さて、それはそうと、実験のまとめです。

 烏木様は次のように報告してくださいました。


「加瀬優妃さんのマイページの作品一覧から作品がミュートされて消えていました。(シリーズ一覧は見えましたけど)また、小説のページに行けば小説は表示されました」


「と、いうことは、これは『ミュートを実行した人間が対象者のもろもろを読めなくする機能』ということですね。対象者・第三者には全く関係のない機能……」


 やってみてわかりましたが、私の想定とはだいぶん違っていました。

 私はてっきり、荒らし対策だと思っていたのです。

 例えばひどい感想が来たとき、感想を削除してしまうと証拠がなくなる。

 だから「見えなくはするけれども残しておく」ためのものだと思っていました。

 でも、自分が見えなくなるだけで第三者から見えるんじゃ、書き手は何も手を打てないことになり、あまり意味がない気がする。

 どういうときに使うんだろう? イマイチすっきりしない。


「匿名掲示板でも似たような機能がありますしミュート機能は荒し対策の一つだとは思います」


 烏木様のコメント。

 でも、自分が見えなくなるだけで第三者には見えたままなら、その感想が発端となってさらに感想欄が荒れることもありうる。

 書き手の場合、「ん!?」と思う感想が来たら状況の確認だけは早めにした方がいい。

 削除するなり感想欄を閉じるなり、何らかの手を打った方がいいこともあるし(……これは、あくまで私見ですが)。


 すると迷子の犬様が

「荒らしなら通報なりブロックなりすれば良いわけで、おそらく『そこまでするほどではないものの不快なので見たくないもの』に使う機能でしょう」

と言いました。 

 ふむ……。そうですね、「とりあえず返信をしたあと」あるいは「返信をしない」というスタイルなら、それもありますか……。


 続けて夢現経念様が

「コレ、単純に『自分が見ないための機能』だと思います。」

とポツリ。

 うーん、結局そういうことなのかな。見たくないものがある人は使ってくれ、という……。

 何となくぼんやりとしているなあと思っていると、再び烏木様が言いました。


「他の人の小説の感想欄で荒しをしているユーザーがいたとします。それも自分が読んでいるあちこちで。その場合、その小説の作者様がブロックしない限り見えてしまいます。そこで、自分が荒しをしているユーザーをミュートすれば自分からは見えなくなりますので不愉快な思いをしなくてすみます」


 ……ああ、なるほど!

 目から鱗でした。


 私はずっと、書き手の立場で考えてしまっていた。

 そうか、これは読み手のための機能なんだ!

 思えば、これより前についた誤字報告も、どちらかと言えば読み手のための機能と言える。


 私は「すっきりしました。ありがとうございます!」と烏木様にお礼を言いました。

 他の方々にもお礼をいい、お開きになりました。

 時刻は……2時44分。

 実験を始めてから1時間半も経っていました。


   ◆ ◆ ◆


 その後、私はこの実験結果をまとめて投稿しました。

 それが

   『ミュート機能・実験報告』

です。


 私はお知らせだけでは理解できず、実験してみて初めて分かりました。

 ですから、同じような人がいるかもしれないな、と。

 だから「こういう機能ですよ」と説明したものがあるといいかもしれない。そして、それを出すとしたら早い方がいい。


 ただ、自分がピンとこないままでは……と思っていたのですが、烏木様の使用例を聞いて腑に落ちました。

 これなら堂々と「こういう機能ですよ」と説明できる。


 結果として、この『実験報告』は2月6日・7日と日間ランキング1位となり、私の想像よりかなり需要があったのだということがわかりました。

 人の役に立ったらしい!……ということが嬉しかったです。


 夜中に「お暇な人はいませんかー?」といきなり声をかけたにも関わらず、よく協力者が現れたものだと思います。

 よく考えれば夜中に暇な人は寝ているだろうに……。声のかけ方も悪いですよね。

 なのに、色々な方が協力してくださいました。

 改めて、皆々様に深く感謝いたしました。

 ちなみに烏木様は、私をミュートしたら私のコメントが読めない、だから解除依頼は自分には読めないだろう、と想定済みだったそうです。

 それで、他の方のコメントやコメント数の増え方でタイミングを計っていたそう。

 ……そうですよね、ギリギリまで気づかなかった私がアホなのです……。

 ただ、この割烹のコメント欄、「実録!ミュート実験」としては面白い読み物になったのでは、と前向きに考えています(笑)。


 なお、「ミルメーク」「ミュート実験」1位のお祝いにK John・Smith様が素晴らしい顔文字アートを披露してくださいました。

 1/31と2/6の割烹です。必見! (≧▽≦)/


 読んでいただきありがとうございます。(^^)/

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