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90.「ミュート実験」を張り切りました。

 こんにちは、加瀬優妃です。

 『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。

 今回の内容は……

  「ミュート実験」を張り切りました。

でございます。

 2月6日の深夜1時20分。

 「ミュート機能を調べるための実験」を烏木様としていたところ、畢竟様が駆けつけてくださいました。

 それでは、続きをどうぞ。


   ◆ ◆ ◆


 畢竟様が現れ、これで「実行者=加瀬優妃」「対象者=烏木様」「第三者=畢竟様」で揃いました。

 ……で、「第三者」の畢竟様からは、割烹のコメントが見えるとのこと。

 んん? つまり、実行者()()()見えない機能??

 どういうことだ?


「畢竟様、お手数ですが「つんまっと」か「焼きたらこ」のエッセイの感想欄を確認していただけないでしょうか。烏木様から感想をいただいているのです。ちなみに、私は見えない状態です」


 そう畢竟様に報告してホームに戻ると『活動報告にコメントが書かれました』の赤字が。

 開いてみると

「私からは自分が書いたものは感想・コメントともに読めます」

という烏木様のコメントが。


 ……あれ? コメントが読める。復活した??


 急いで記事に戻ると、こちらのコメント欄にはない……。

 コメント数を見ると、ちゃんと烏木様の分もカウントしている。


 再びホームに戻り、「書かれたコメント一覧」をチェック。

 こちらには、烏木様のコメントもちゃんと入っています。

 「書かれた感想一覧」も同様です。

 ……つまり、記事についているコメント欄、作品についている感想欄から消えているだけ。


 何のこっちゃと首を捻っていたそのとき、畢竟様からコメントが入りました。


「つんまっとの感想からマイページへ飛んで同一人物と同定。烏木さんで間違いなし。読めました」


 ……ということは、見えていないのは本当に私だけで、第三者には何の影響も与えていないことになる。

 これは、本当に自分だけが目をつぶる機能なのか。

 うーん、とにかく、考察は後回し。まずは実験を進めよう。今度は私がミュートされる番だ。


「ミュートを解除しました。それでは<実験2>に移りましょう」


 私は烏木様に「私をミュートする依頼」、そして烏木様と畢竟様に「ランキング確認の依頼」をしました。

 ちょうど「ミルメーク・覚えていますか」が週間2位になっているから、探さなくてもすぐに確認できる状態です。


 それから6分後、烏木様から「ミュートしました」という連絡が。

 私の方は、特に何も変化はありません。

 ……よく考えれば、自分のIDを一緒に書いておけばよかったなあ。その方が早く作業ができたのに……。


「コメントは見えなくなっています。ランキングは「この小説は表示できません」となっています」


 烏木様が続けて報告してくださいました。

 ん……? コメントが見えないというのは、現在のこの実験の様子のコメントだよね。

 えっ!! 割烹の主なのに、コメント欄のコメントは読めなくなるのか!

 でもそうか、コメント欄に一律その「ミュート指定」がなされている訳で、コメント欄については主なのかそうでないかは全く関係ない訳ですね。


 ここで、コメントを書き込みながらふと気づきます。

 ……ああ、コレ、烏木様には見えてないんだな、と。


「『対象のページは個別に設定することができません。 一律非表示となります。』と、ありましたので、AとBって分けてできないのでは? 『ミュート』は『見たくないものを見えなくする』機能なはずなので、『自分だけが相手が見えない状態』になると思われます」


 ここで、実験をしていることに気づいたらしい迷子の犬様が現れました。

 ああ、そっか。確かにお知らせにはそう書いてあったから、実際に操作をしてみない限りは誤解してしまうかも。


 そんな最中、「第三者」畢竟様から「ランキングは普通でした」という報告が入りました。

 つまり……これは「ミュートされた人」「第三者」には全く何も影響せず、「ミュートを実行した人」がただただ目をつぶる機能なのだ。


 使用目的がいまいちピンとこないなあと思いながら、私は迷子の犬様に「ミュート設定は項目が選べること」、そして「一律とは「作品ごと」「記事ごと」に設定はできない、の意味ではないか」と説明しました。


 さて、知りたいことはだいたい分かった。

 これで実験は終了、ミュートは解除してもらって……。


「んん!?」


 ここで私は、自分の実験手順の手落ちに気づきます。


 実験終了のお知らせ――つまり、「ミュートを解除していいよ」という連絡を、私はどうやって烏木様に伝えればいいの!?

 だって……見えてないんだよ!?



 ……続く。

 バカですねー。本当にバカですねー(笑)。

 ここまで自分が仕切ってましたから、当然お二方は私の指示待ちだろう、と思いました。

 だもんで、慌てちゃったんですよね。


 読んでいただきありがとうございます。(^^)/

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