88.「1周年」を迎えます。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「1周年」を迎えます。
でございます。
さて、本来なら「ミルメーク」の次に起こった出来事をお伝えする予定だったのですが、ふと「投稿開始日」に目が止まりまして。
2018年3月12日なんですねー。つまり、もうすぐ1周年。
と、いう訳で、ここでちょっと振り返りです。
まだ「旅人シリーズ」を連載していた頃。
『「底辺」と名乗るなかれ!』を初めとしていくつかエッセイを投稿してみて
「小説の連載が終わったら、自分となろうの関わりをエッセイとして連載してみようかな」
と思い立ち、当時の気持ちを忘れないように、とメモしてありました。
私はだいぶん長い間籠っていましたので、本当に知らないことが多かったです。
初めて外に出たときのこと、そこで出会った人たちのこと、それから色々と繋がっていたこと、何もかもがとても新鮮でした。
またその中で助けられることも多々あり、そういうことをきちんと残しておきたかったのです。
嬉しい出来事だけではなく、悲しい出来事もありました。
個人的なことではあるけれど、なろう世界で誰にでも起こりうることであれば書いておこう、と思いました。
で、それらのストックが大量にありましたので、最初は現実時間とエッセイの間に2か月~3か月ぐらいの開きがありましたね。
ただ、メモ当時はその時の気持ちのまま書き殴っているのですが、いざ投稿となると
「これは書かない方がいいか……」
というようなことも多少ありました。
書いた当時のまま出す方が勢いがあり、伝わりやすいのかもしれません。
でも、心境や状況が変わり、第三者として見ると、それが滑稽に映ることもあります。
伝える必要はないことまで伝えてしまう可能性があるんですね。
やはり「書いたものをすぐ出す」というのは、なかなかリスクがあります。
最初の方は
「コレ、いいかも!」
と思いつき、ただ勢いでエッセイを書いてみた、なんてこともありました。(そしてあえなく撃沈した)
また、ショックなことがあり、自分の考える範疇では気持ちの処理ができず、助けを求めるように投稿したこともありました。
それらは今でも残してありますが……うーん、と思うこともあります。
出さなければよかった、とまでは思っていませんが
「ああ、いらんこと書いたかも……」
……というちょっとした後悔はありますね。
嬉しい出来事があったりすると
「わーい、聞いて~!」
という気持ちになりますが、一歩間違えるとひどい自慢だったり、鼻につく内容だったり……とにかく、ハタから見ると非常に自己満足なつまらない内容になってしまいそうです。
いや、日記なので自己満足でもいいんですけど……何て言うんですかね、イタい人にはなりたくないと言いますか。
暴走しがちなので注意が必要なんですよね。ギャグでイタい人になるのはいいんですけど、素で
「こいつやべぇ」
と思われるのはちょっと……。
悲しい出来事やムカついた出来事があったりすると、これはこれで
「ちょっと聞いて!」
という気持ちになったりするけれど、これまた、ただただ愚痴を聞かされる方はたまったものではない。
……やはり、この「マイナス感情」の方が問題かもしれませんね。
もともと、あまり「コトが起こっている最中」には人に相談しない性格なもので、加減がわからない。
最中に吐き出すと恐ろしく感情が膨れ上がっていき、言わなくてもいいことを言ったりして後で自己嫌悪することになります。
ですので、悲しい・ムカつく出来事があったとしても、ちゃんと自分なりに消化して
「だからこう考えるようにしたよ」
「これからはこうすることにしよう」
……と、何らかの解決策と言いますか、一歩前に進むと言いますか、先に光が見えるような内容にしたい、と思っています。
一度出した言葉は、もう撤回はできない。仮に削除したところで、それを読んだ人の記憶までは消せません。もう遅い。
書いた文章から他者に、感情は伝染します。そして、暗い感情や攻撃的な感情ほどその傾向は強い。
嬉しい・楽しいの共感よりこちらの共鳴は何と凄まじいのだろう、と思います。
これって、そのつもりがなくても文章に滲み出ちゃってるときとかありますからね。気をつけないと。
今はまだ「ちょっとした後悔」で済んでいますが、そのうち大きくやらかすかもしれません。
……という訳で、「書いてすぐ出す」は怖いということで、現在もそうして若干のストックを維持しつつ何回も見直しつつ書き進めています。
現在の現実時間との開きは……だいたい、一か月ぐらいでしょうか。
しかし一年間、ネタが尽きることもなくよく続いたものだと思います。
これも応援してくださった皆様のおかげですね。
……とは言いつつ、本人が頑張らなければいけないのにそろそろ危ない……。
まぁ、やれるだけやってみます。
こうして「田舎~」は10万字を越え、先日「1万PV」に到達しました。
パラグラフがたくさんあるゲームブックではなく、通常の連載エッセイで達成できたことが嬉しいですね。(それでも88部分もある訳ですが)
今までもいろいろあったし、これからも何があるかは分かりませんが、自分が感じたことや経験したことをなるべく楽しく、前向きな感じで伝えられたらな、と思います。
だいぶん慣れてきましたが、悪い意味で慣れてしまわないように注意したいですね。
呆れるほど落ち着きがないですが、今後も辛抱強くお付き合いしていただければ幸いです。
これからも、なにとぞよろしくお願いいたします。
そんな訳で、この文章は「ストック」ではなく、途中で捻じ込んだ、いわゆる「書いて出し」に限りなく近いです。
……だ、大丈夫かな。
おかしいことは言っていないハズ……。うん。
読んでいただきありがとうございます。(^^)/