78.「エッセイ」について考えました。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「エッセイ」について考えました。
でございます。
※今回は日常のドタバタではなく、ちょっと書いておこうという私の日記的要素が強いです。やや愚痴もあり。
それはちょっと、という方はここでバックしてくださいね。
ここで言う「エッセイ」は、単発のエッセイのことです。
自分の体験談や好きなものについてつらつら書いていく連載エッセイは含まれません。
……で、この「単発エッセイ」。
これは、どういうときに書くんでしょうね?
やっぱり言いたいことがあるときでしょうか。
前にも書いた気がしますが、私の中では一つの基準があって
「楽しい系は他になさそうなものを」
「真面目系は細心の注意を払って」
です。
まず「楽しい系」について。
文章で楽しんでもらうのは無理……他にも書きそうな人がいたとしたら、私はそれより面白く書くことはできません。
だから発想勝負。
……するとですね、そんな頻繁にネタは出てきません。……ってことで、そう乱発できるものではありません。
次に「真面目系」。
これは、過去に何万回と言われていようが、たくさん同じような作品があろうが、その時公に向かって言いたい、と思えば書くもの。
でね、この「真面目系」(訴え系とも言えますかね)……文章には細心の注意を払います。
いや、公に出す以上、それは当たり前のことなんですが……何と言いますかね。
自分の言いたいことを、バーンと強く言う。
これも1つのスタイルですが、私の望む形はそうではなくて、「誰もが最後まで落ち着いて読める文章」を心がけているのです。
ケンカを売ってるな、と受け止められるのは嫌なんですね。
屋外の広場に人を集め、決起集会を行い、聴衆を煽動するかの如く大声で演説する、というのは皆の注意も引けますし、強く主張できますし、それはそれで一つのスタイルでしょう。
しかし私はというと、屋内の会議室で資料片手にこんこんとプレゼンする形を望んでいるんですね。
で、プレゼンが終われば質疑応答だって勿論受け付けますし、一回の説明でわからなかったところ、伝えきれなかったところについては丁寧に説明したい。
そういうスタンスです。
それともう一つ心がけているのは、「本文は誤字以外の訂正を入れないようにすること」。
以前、あるエッセイに対し、同意できる部分と反論を感じる部分があって、その両方を感想に書いたんですね。
で、私は感想を書く場合もケンカを売っていると思われるのは嫌なので、特に反論の方はすごく言葉は選びました。
これこれこういう考え方もあると思うのですがどう思われますか、という意見を伺う形だったんですけども。
私が書き込む前までの感想には一つ一つすべてにきちんと返信されている方だったので、何らかの返事は貰えるだろう、と思っていました。
ですが、その私の感想に返信する前に、作者の方が本文の改訂をしてしまって、私が感想を書いたときとは主張が全然違うものになってしまったんです。
そして、改訂した旨やその日時の記載も、一切なし。
これをやられると、私の感想は「本文をちゃんと読んでない奴が変な言いがかりをつけた」みたいになってしまう。
だって新・本文から読み取れる内容には合ってないですからね。旧・本文から読み取ったことを書いた訳ですから。
しばらく待ちましたが……返信もないので仕方なく自分の感想は消しました。
だって、感想の意味を成していないですから。とんちんかんな奴が戯言を言っている、という感じですもん。
そして改めて新・本文に対する感想を書いておきました。……前の感想を削除した理由も含めて。
この一件もあり、私は「エッセイ本文は誤字訂正以外の訂正はすべきではない」という考えです。
これについては「真面目系」だけでなく「楽しい系」についても言えますね。
一度表に出した文章を、何らかのミスを認めて引っ込めるならまだしも、主張を変えてしまうのはどうなの、と思うのです。
自分なりの「エッセイ」に関する考え方を述べてみた、というところですね。
こちらは書きたいと思うことが出てくればこれから書くこともあると思うので、一度自分の意見を吐き出してみた、という感じです。
……ちなみにもう少し続きます。考えてたら止まらなくなったので(笑)。
読んでいただきありがとうございます。(^^)/