66.「アレコレ」が終わりました。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「アレコレ」が終わりました。
でございます。
9月15日、土曜日。
私は黙々と「還る、トコロ」の改稿をしていました。
この1週間はいろいろと忙しくて全然できなかったので、この週末で絶対に終わらせるつもりだったからです。
なぜ、この週末で、なのか。
それは、9月17日の月曜日、『旅人達のアレコレ~digression(よもやま話)~』が完結を迎えるからです。
これは「連載小説」シリーズの8作の「創作裏話」とか、作中には出さなかったけど考えてあった設定、および登場人物などについて、私がただひたすら語り続ける、というシロモノです。
「連載小説」を知らない方にとっては見てもよくわからないものですが、ただこれを見て
「どんな小説なんだ?」
と興味を持ってもらえるかもしれない。
そのときに、改稿途中のサブタイトルもバタバタな状態ではみっともない。
覗いてみて「やっぱりいいや」は仕方のないことだけれども、そういう不備で回れ右をされてしまうのは嫌だったんですね。
「完結」時に閲覧数が増えるのは間違いないので、これはちゃんとしておかないと駄目だな、と思いました。
ですので、15日の土曜日と16日の日曜日、とにかく集中して作業をしました。
そして、どうにか「還る、トコロ」の改稿作業を終わらせました。
あとは……「まくあいのこと。」。
1話あたりの文字数がどれぐらいがいいのか、読む方を全くしていなかった私はさっぱりわからず、とりあえずネットで得た情報から「8000字~10000字」と考えていました。
この辺の悩みは私の活動報告の1月5日・8日で書いてるんですが……。
元々、単行本に慣れているNに読んでもらうために単行本形式で書いていたんですけれども、それは「1頁:40(字)×16(行)」というもの。
しかし全部にぎっしり文字を入れるわけではないから、多く見積もっても8割ぐらい。
すると
640(字)×0.8=512(字)
ということは
10000(字)÷512(字)=19.53125(頁)
つまり、1章は長くても20頁以内に収めないといけないな、と考えた訳です。
しかし……。どうやら「まくあいのこと。」を書く辺りから「20頁前後」と勘違いをしていたみたいで、「まくあいのこと。」は軒並み10000字超えになっていたんですよ。
これは、最終作の「天上の彼方」を投稿するときに気づきました。
それで、「天上の彼方」は「8000字超えたら二つに分けて投稿しよう」と決めたのでまだマシなのですが(どの章も8000字未満にはなっているはずなので)、「まくあいのこと。」を予約投稿したときにはそんなことは全然考えていなかったので、そのまんまなんです。
これでは、せっかく足を止めていただいても
「……じゃ!」
と言われてしまう。
ただでさえ改行も足りず、字が詰まってて読みにくいのに。
ここをちゃんとしておかないと、変な後悔が残り、変な言い訳をしてしまいそうです。
「話がダメじゃなくて、読みづらいから読まれないんだな」
……と。
それでは駄目です。読みづらさだけは解消して
「話が読まれないのは実力がないせいだよ」
ということを、自分自身にちゃんと刻まなくては。
……という訳で、この「1話辺りの分量を減らす」「改行を入れて見やすくする」という作業だけは、「アレコレ」が完結を迎えるまでにやっておかなくては!……と考え、頑張りました。
一応、月曜日の「アレコレ」完結までにはどうにか間に合い、少しほっとしましたね。
内容の改稿(描写不足の足し算とか情報過多の引き算ですね)は間に合いませんでしたが、それはこれからちょこちょこやっていこう……と溜息をつきました。
それと、ランキングタグに全8作へのリンクも入れてみました。
興味を持っていただいたら、ポチッとしてもらえるかもしれない。
やれることはやって、それで駄目ならもう駄目だとちゃんと認識できますから。
「きちんと終わらせる」――何回か言っているのですが、これは私にとって「きちんと事実を認め、潔く諦める」ということなんです。
独りで黙々と書いていた1年間と投稿を始めてから1年間の計2年間、ずっとこのお話のことを考えていました。
いい加減卒業しないと、次に進めないですからね。
アレコレでリンクを入れてあったせいか、何人かの方には読んでいただけたようでした。
それだけでも、改稿をしてよかった、と思いました。
……とと、まだ終わってないんですけどね!
最後の「天上の彼方」、今月中には終わらせる予定です。
そして「次」……。本当にあるのか?(笑)
読んでいただきありがとうございます。(^^)/