54.「伝え方」について考えてみました。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「伝え方」について考えてみました。
でございます。
さて、どんな些細なことでも、応援の気持ちがあるならば書き手に伝えた方がいいよ、と前回言いました。
ただ、他の人も――誰でも閲覧できる感想欄に自分の気持ちを書くのは恥ずかしい、という方もいらっしゃると思うんですよね。
あと、好きで気に入ってるんだけど誤字とか気になる所があるな、でもそんなの公共の場(=感想欄)で指摘するのは気が引けるな、とか。
そういう場合は、メッセージ機能を使うのもアリなのでは、と思います。
「みんなの前で言うのはアレなんだけど……」
という感じですね。
リサイクル活動をしていたり、毎日活動報告をしている関係上、何回か、
「突然ですが……」
とメッセージを頂いたことがあります。
リサイクルの問合せだったり、割烹に書き込めなかったけど「実はこう思いました」みたいなコメントだったり。
場合によっては、私に対しての何らかの意見だったり。
それらに対し、不快感を抱いたことは全くありません。むしろとても有難く思っています。
そういうクローズで届く言葉は、むしろ本音と言いますか、迷って悩んで、色々考えた結果、
「やっぱり伝えよう」
と決意して書かれた、とても意味のある内容であることが多いですね。
ただ同時に、こうも思いました。
誰かにメッセージを送る、というのは一般的にはどうやらハードルが高いシロモノのようである、と。
意を決して「よし、伝えよう」も勿論、大事です。
でも、もう少し気軽に、
「みんなの前で発言するのは恥ずかしい、でもこの人に伝えたいな」
というときにも「メッセージ」って使っていいんじゃないかな、と言いたいです。
「いきなりメッセージなんて不躾では」
と思うかもしれませんが、受け取る側からすると「不躾かどうか」はあくまで文章で判断することであり、「いきなりメッセージで来たから不躾」とはなりません。
勇気を出して!(笑)
かく言う私は、
「どうしても伝えたいことがあるので」
「ふと、どうしてるか気になったので」
など、かなり自分勝手な理由で、何回かメッセージを送ったことがあります。
ただそういう時は
「返さないと……」
と負担に思われたら困るので
「これこれこういう気持ちで送っただけなので、返信は必要ありませんので」
と断るようにしています。
今のところブロックされてないので、気を悪くされてはいないはず。……うん。
そうか、余計なアプローチをして怒らせたり拒絶されたらショック、という考え方もありますかね……。
いきなり否定から入れば、そういうこともあるかもしれない。
でも、「応援してるんだ」という気持ちを込めた文章ならば、そんなことにはならないと思います。
だからやっぱり、「応援」は積極的にした方がいいです。
そりゃ毎日毎日、ストーカーのごとく送れば迷惑でしょうが、ほんの何回かメッセージを送られたぐらいで「迷惑だな」と思う書き手はいないと思います。
さて、書き手に言葉を伝える場としてはもう1つ、「活動報告」がありますね。
「感想」は公に出された作品に対する「掲示板」、「メッセージ」は個にあてられた「手紙」だとすると、「活動報告」は一体何なのか。
これは、人によって様々です。
自分専用の告知板にしている人。
日常で感じたことを呟いている人。
自分の意見を論じる場にしている人。
自分の作品に関する意見交換の場にしている人。
定期的に企画をして参加者を募っている人。
本当に色々な方がいます。
感想欄は「作品に対する感想を述べる場所」と、目的がはっきりしていますから、「個人への中傷や作品に関係のない話をするのはマナー違反」と基本ルールもわかりやすい。
でも「活動報告」はその人の「庭」であり、その場をどう利用するかは本当に人それぞれなので、ハウスルールみたいなものがある場合もあると思うんですよね。
ですので、初めての場所の場合、いきなり突入するんじゃなくて、まず「どういうトコロなのかな?」と様子を眺めた方がいいと思います。
それらを無視して自分のルール、自分の都合だけで押しかけるのは、ちょっと強い言葉で言うと「不法侵入」になりかねないのでは、と。
あなたにとってはそれが普通でも、相手にとっては違うことが多々あるので、まずは流れを見てみましょうよ、と言いたいのです。
私が感想やコメントを頂いたとき、必ず相手のマイページに訪れるのはそのためです。
その人の基本ルールを可能な限り把握して、なるべくそれに則った返しをしたいからです。
ちなみに、私にとって「活動報告」は田舎の民宿「加瀬優妃亭」のオープンスペース、といったところですね。
誰でも覗けるのである程度は体裁を整えていますが、普段着でまったりといいますか。
そして最近は、外にもあまり出なくなりました。待ち一辺倒です。
元々のインドア体質が炸裂しています(笑)。
一応、割烹は「自由に喋りに来てくださいな」というスタンスではあるのですが、いかんせん「普段着状態」ですから、初対面の人にいきなり距離を詰められると逃げたくなってしまうところがあります。
要するにですね……作品の感想欄が「合コンの場」だとすると、活動報告は「自宅の庭」ですね。
「合コンの場」で
「馴れ馴れしく話しかけてこないでください」
はおかしいですよね。「いや、そういう場でしょうよ」となります。
でも「自宅の庭」で知らない人にいきなり馴れ馴れしく話しかけてこられると
「え? 何で急に入ってきたの? え? え? どこかでお会いしましたっけ?」
となってビビってしまうんですね。
初対面なら「ごめんくださーい」ぐらい言ってほしいなあ、と思ってしまうのです。セールスマンだって
「わたくし、こういう者ですが……」
とか言うじゃないですか。
……まぁ、私の我儘なんですけどね。それはわかっているのですが、基本、人見知りなんでね……。
直したいとは思っているんですけどね、なかなか……(笑)。
あら? 最後は愚痴みたくなってしまいましたね。申し訳ありません。
ただ、
「これのやり方がわからない、どうしよう〜」
みたいなSOSに関しては、通りがかったら眺めてないで助けてあげればいいのでは、と思います。
リンクの貼り方がわからない、とか、投稿の仕方がどうこう、とか。
過去に私も、アクセスの事で困ってしまって、誰か通りがかって助けてくれないかと割烹に上げた覚えがありますので……。
そういうのは別ですよ、勿論。
読んでいただきありがとうございます。(^^)/
※8/31 16:55 追記
ここでいう「初対面」とは、私が相手の作品に行ったことがなく、また相手も私の作品に現れたことはない。メッセージ、コメントを含み、とにかく名前を一切お見かけしたことがない状態を指します。
私は初めての方が活動報告にコメントしてくださった場合、必ず相手の方のマイページに行くのですが、どうしても接点が見つけられなかった場合
「私の事も作品も何も知らないはずなのに、何でわざわざココに来たんだろう?」
と思ってしまう、ということですね。
「〇〇からきました~」という、いわゆる「ごめんくださーい」的なものが読み取れれば問題ないのですが。
……ええ、完全に私のワガママなんですがね……本当に。