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47.「秘密のプロジェクト」が始動しました。

 こんにちは、加瀬優妃です。

 『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。

 今回の内容は……

  「秘密のプロジェクト」が始動しました。

でございます。


「『県乱武闘!!』のリサイクル作品を作ってみませんか!?」

というカセユキの無茶な依頼。

 さて、それに対し、ゆう様は……?



 返事は、30分も経たないうちに返ってきました。


「『北陸三県同盟』に茶々を入れるような話なら書けるかもしれません。例えば……」

と始まり、

「これこれこうなったらこういう感じ。もしくはこういう風な流れに持っていったらこんな感じで……」

という、それはそれはとても厚みのある内容でした。

 もう、私なんかはひっくり返ったって思いつかないような発想ばかりです。

「マジか――!」

と叫びたくなるぐらい、驚きました。


 ……たった30分足らずですよ?

 私のメッセージを読んで、返事を書く時間を考えたら、私が言ったことに対し、瞬間的に思いついたもの、のはずです。

 なのに、既にものすごい量と内容……。


 最後には

「どんなのが好みですか?」

と締めくくられていましたが、好みも何も、すでについていってません……。

 ゆう様のレベルには、とても……。


 私にできることは

「すごい、すごーい! めっちゃおもしろそー!」

と、とにかく感動したことを貧困なボキャブラリーで懸命に伝え、

「いい案なんて、私には逆さに振っても何も出てこないー! お役に立てなくてごめんなさい……」

と分不相応なお願いをしたことを謝ることだけでした。



 ゆう様の空想のお話の破片だけでも聞けてよかった、と勝手に一人で「じーん」としていたら

「あんな感じで良ければ、書きますよ。一晩考えて、明日また相談します」

というお返事が返ってきました。


 ま……マジですか!?

 こんなチンケな私のお願いに応えて下さると!?

 こ、これはスゴいことですよ――!!


 ひゃっほーっ!とスキップしまくりました(心の中で)。

 やっぱり、やってみないとわからないですよね、何事も!

 ……というか私、やっぱり、めちゃめちゃ強運な気がします……。


 こうして、「秘密のプロジェクト」は静かに幕を開けました。

 次の日、5月31日。NOMAR様と由様と私の3作品を読みこんでくださったゆう様から

「昨日の感じは無理そうなのでイチから組み立て直しました」

というメッセージが来ました。


 えっ……。一晩で全部ポシャッて、また新しい設定を考えたってことですか?

 どひゃーっ! どれだけ発想が豊かなんですか、ゆう様ー!


 ……と驚きつつ、「実はこういう設定があるんですが」「じゃあこういうのはどうでしょう」みたいなやりとりをしました。

 私ができることと言えば、事前にNOMAR様から聞いていた設定やそれに追加して私が考えた設定、および私が作ったキャラのイメージや性格をお伝えすることだけでした。

 もう、案なんてとても、とても……。


 本当に役立たず極まりなかったのですが、ゆう様の方はというと、そんな中で何となく方向性が見つかったらしく

「楽しんでもらえそうならこの線でいきますね」

という返事をいただきました。


 つまり! ここで、ゆう様による「リサイクル作品創作」が決定したのです!

 いやあ……このときほど、私は「自分の行動力」を自分で褒めたことはないです!(笑)

 快挙、これは快挙ですよー!

 どう言ったらいいですかね、

「大手の会社に飛び込んで営業したら大口の契約が取れちゃった」

みたいな感じです。(営業したことありませんけど)

 ハタから見たら……私やっぱり、だいぶんオカシイ人ですよね。

「何を言い出すんだ、コイツ!」

と罵倒されても仕方がないような……。

 本当に周りの方々に助けられています。少しずつ許してもらいながらこの世界で生きている、という感じですね。

 感謝の気持ちでいっぱいです。


 読んでいただきありがとうございます。(^^)/

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