46.「無茶な依頼」をしてみました。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「無茶な依頼」をしてみました。
でございます。
さて、ゆう様が2018年5月28日に「お話の種、育ててみませんか?」を投稿。
合わせて、私の活動報告でも告知。
ここから、いろいろなことが起こりました。
5月28日。由様が
「実はゆう様の作品、殆ど読んでるんです。これからもひっそりと応援します」
と言ったので
「いやいや、それならちゃんと応援の気持ちを伝えてきた方がいいよ」
と強めに背中を押しました。
素直な由様はそのままゆう様のところに出かけて告白してきたようで、お互い初交流だったようですがなんだか和んだみたいです。
よかった、よかった。
5月29日。昼頃、
「種を一つ育てさせてください」
と早速ゆう様の元に問い合わせがありました。
「異世界恋愛」「現実世界」「推理」「ヒューマンドラマ」といろいろな作品を書き、完結させている、のぉ様です。
早速、活動に参加する方が現れるとは、大都会「異世界恋愛」はやっぱりあなどれない……と思いました。
「二人のすごい書き手が出会って、ここからどんな話が生まれるのだろう」
と、とても楽しみになりました。
……そして、5月30日。
ゆう様の活動報告を覗くと、こんなことが書いてありました。
『わたしもなかなか気分がのらず、2週間遅れです』
『一層のこと、短編でもつくりますかね』
『ちょっと気晴らしに自分では思いつかない設定があれば考えたいのですが……』
「……ん? ちょっと待てよ」
私は思わず呟きました。
――これは、千載一遇のチャンスではないか?
22、23で「リサイクル作品」について書きましたが、私には一つ、心残りになっていることがありました。
NOMAR様の「県乱武闘!!」は「男の世界」だったので、私は「女の世界」を書きたかったんですね。
そこで「安念ユリ」「幸道マドカ」というキャラを作ってみたのですが、もともと「ドロドロ系」が不得手な私は、イマイチ「女」を書ききれてない。
ぬるかったよなあ、と思っていたのです。
その後、こうして時を経てゆう様と知り合い
「こういう人なら、女のイヤラしさとか女のバトルとかを、上手に描写できるんだろうなあ」
と思っていたのでした。
どうする? いちかばちか行ってみる?
いや、さすがに図々しくないか?
ちょっと悩みましたが、私の基本方針は「やらないよりやって後悔しよう」です。
よし、交渉してみるか……と思ったところで、ふと、原作者はそもそもNOMAR様だったことを思い出しました。
NOMAR様の原作から由様が富山県の様子を描き、それらを引き継いで私が「北陸三県同盟」を書きました。
ちょっとリレーのようになっていて、確かに最後のバトンは私のところにある。
でも、本来は原作者がOKするのが大前提……。私が依頼するのは、明らかにルール違反です。
ですが、「43.「感謝」をいただきました。」で、私が後書きに名前が載っていることに驚き、お礼のメッセージを送ると、NOMAR様から
「本来は許可を取るべきことだけど、カセユキさんを驚かせたかったから知らせませんでした。今度はカセユキさんが自分を驚かせてください」
という返事がきていたのです。
そうだ、これはNOMAR様を驚かせる最大のチャンスでもある。(←多分、ちょっと悪い顔をしていたと思われます)
そう思った私は、NOMAR様には内緒で、ゆう様にメッセージを送りました。
◆ ◆ ◆
これは本当に気が向いたらでいいんですけど。
NOMAR様の「リサイクル希望」タグ作品、「県乱武闘!!」というのは、日本の各都道府県が全国制覇を目指してそれぞれ牛耳っているという……言うなれば、戦国時代の状態を近未来日本に持ってきた、という設定です。(そして守るべきルールもこの設定を守る、という1点だけ。)
(中略)
ゆう様とはこれまた全く縁のないジャンルではあると思うのですが、もし……本当に気が向いたらでいいので、よろしければ書いてみてもらえたらな、と思っています。
あくまで、何か思いついたら!ということで!
◆ ◆ ◆
さてさて……どうなる、どうなる!?
……続く。
いやー、無礼千万、特攻隊のカセユキです。
「リサイクル希望」のタグをつけるにあたり、ゆう様とはいろいろな話はしましたが、まだ知り合ってからたった1週間ほどです。
それは重々承知だったので、本当に駄目モトでした。
そりゃそうでしょう。いきなり「これでお話を書いてみて」って言われたら、びっくりしますよね。いくらネタ募集中だったとは言え。
読んでいただきありがとうございます。(^^)/