42.「デバッグ」で青くなりました。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「デバッグ」で青くなりました。
でございます。
「えーと……ああ、この場合はコレ駄目だなぁ……」
真夜中の、田舎の民宿「加瀬優妃亭」。「閉店」の札が掛けられています。
……しかし、奥にはほのかな灯りが。
おかみがブツブツ言いながら遊技場・第2ステージのチェックをしていました。
「こういう遊び方をした場合は……えーと……うーんと……――」
バン!
おかみが勢いよくテーブルを叩きます。
「頭が割れる~~!」
◆ ◆ ◆
はい、前回は黙々と作っていたらパラグラフ数がかなりいってしまった、というお話だった訳ですが……。
「ゲーム」である以上、バグが出ると困る訳で、ちゃんと成立しているか確認しないといけない。
それが、「デバッグ」作業な訳です。
下の図を見て下さい。
この図は、「第2章」の7th Scene のデバッグの途中の様子です。
自分が作った執筆中一覧を見ながら、すべての分岐を一覧にしようとしているところですね。
「第1章」では番号振りもすべて終わってから、まとめてデバッグ作業をしました。
ですが、今回は【 Key word 】集めと言うことで、各Scene終了時にプレーヤーがどのような【 Key word 】を持っているか把握していないと、次のSceneで起こすイベントが決められないんですね。
ですので、各Sceneが終わるごとに【 Key word 】チェックをしていました。(だから番号が作成時の通し番号のままになっている)
「条件」はその下の選択肢に行くための条件、「言葉」はここで手に入れたり失ったりする【 Key word 】の変化を示してします。
①はツラツラ書いているのに対し、②③は途中で止まっていますね。
これは、とりあえず①を進めていっているところですね。
「B73」で同じ色が塗ってあるのは、後でコピペするためのものです。
①②で「B73」の続きの分岐をすべて挙げてしまえば、③ではその下はコピペで済むので、それで目印として同じ色を塗っているんですね。
とりあえずこれですべての分岐をダーッと横に一覧表にしまして、その後、流れを見てありえないルートは消す、という方法でチェックしていました。
ありえないルートとは、ですね。
たとえばこれは①②とも【 Key word 】の【 海 】を「B72AA」で失っています。ですから、下で【 海 】の有無で分岐が決まる場合、「【 海 】がある」というルートには絶対に行かないですね。
これが、ありえないルートです。これを「列削除」で消去します。
それが、ですね……。
1st Scene ~6th Scene まで、すべて横に並べて作っていたのですが……7th Scene は【 Key word 】の変動が激しく、見た目の分岐が相当な数になってしまい、列の最大数16384に到達する、という事態になりまして。
ここで初めて、私はExcelの列に制限があることを知りました。(無限だと思っていた……)
ちなみにそのときの驚きについては、5/12の活動報告にあるので、よろしければ合わせてどうぞ。
◆ ◆ ◆
参考までに……。
「第2章」7th Scene ルート数 3076通り
あはは、あは、あはは……。(゜Д ゜)
実際には、6th Scene までの状況によりもっと減りますがね……。
うふふ……マジでついてきてくれるかしら、皆さん……。ヽ(゜▽ ゜)/
突っ走るしかないけど……。
(2018年5月12日・活動報告コメント欄より)
◆ ◆ ◆
や、やり過ぎたかも……と、ちょっと青くなっていた頃ですね。
ゲーム好きの私としてはなかなか面白いシステムだと思ったのですが、普通の読者様はドン引きするかもしれない……。
しかし、残すは「8th Scene」のみ。
今さら引き返せませーん!……と、突っ走ることに決めたのでした。
……って、このシチュエーション、多いな!
この時にはもうしっかり自覚していました。
やり過ぎた、と。
いや、でも……でもね?
ゲームとしてはいいんじゃないかと思うんですよ~?(←しつこい)
基本、私の「なろう活動」はずっと爆走している感じなんですよね。
しかも、創作活動とはちょっと違うトコロで!(笑)
読んでいただきありがとうございます。(^^)/