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37.「発表」前に言ってみました。

 こんにちは、加瀬優妃です。

 『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。

 今回の内容は……

  「発表」前に言ってみました。

でございます。


 「30.「ギブアップ」しました。」で語ったように、私は「ゲームブック版」の作成のためにこのような宣言をしました。

 なぜかと言うと……ネット小説大賞の2次選考の結果がわかったらすぐに、この作品を発表したかったからです。


「連載小説が終わった後、ボケーッと結果を待っていた訳ではないですよ。実は大がかりなプロジェクトを実行していたのです!」

……と、言いたかったんですね。

 

 何でそうしたかったかというとですね……1次選考を突破したあと、色々な方の活動報告を彷徨ってまして、気になるコメントをいくつか見つけたからです。


「プロを目指している人が参加すべきだから、お祭り気分で参加してほしくない」

「こういうコンテストは公平ではない。実力で選ばれている訳じゃない」

「全部見てますというパフォーマンスのために低ptも拾ってるんじゃないか」

「低ptで通った人は運が良かっただけだ」


 刺さった、刺さった、刺さりまくりました。

 それを読んでからというもの、何だかモヤモヤしていて……ふんぎりをつけたかった。

 そんな訳で、私は「2次選考の結果が発表される前」に、活動報告で「私なりの見解・意思表明」を書きました。

 詳しくは直接読んでいただくとして……以下は、抜粋です。


   ◆ ◆ ◆


「カセユキはめっちゃ強運だった」

 これですね。これでOKです。


 (中略)


 今回、何でこれを書こうかと思ったかというと、ですね。

 自分にぷすぷすと刺さった矢をちゃんと抜いておきたかった。

 これが1つ目。(まぁ、勝手に刺さりに行ってしまったんですけども。)


 2つ目は、似たような経験した人いるのかな、と思って。

 例えばリアル知人とかに

「1次突破した~!」

と報告したら

「たまたまでしょ」

みたいな返しをされてちょっと凹んだ、みたいな。

 もしそういう人がいたら

「運も実力のうち!」

と、自分の中で開き直ればいいんじゃない?と言いたかったのです。


 それにこういうことって、普段の生活にもあるかな、と。

 何か達成したことがあって嬉しかったから報告しただけなのに、自慢と取られたのか「お前の実力じゃない」「それは正しくない」的な返しをされた、とか。

 正しくないかもしれないですが、間違ってないかもしれないのだから、自分のモチベーションが上がる方を自分にとっての「正しいこと」にすればいいんじゃないかと思っています。


 3つ目は、選考から落ちた場合のこと。

 陸上競技みたいにきちんと記録が出るものは実力のある人がちゃんと評価される訳ですけど(それでも運の要素は絶対にあるけど)、「芸能界」や、「小説」、他にも「絵画」のような人の「感性」によって評価されるモノって言うのは

「実力のある人が必ず報われる訳ではない」

と思っています。


(中略)


 でも、そういう人達のサクセスストーリーとかで共通しているのは

「諦めずにやり続けた」

ってところ。

 やり続けたからと言って報われるとは限りませんが、やらなければ絶対に道は開けない。


 もし選考で落ちたとして

「自分は才能がない」

「自分は運がない」

と嘆いていても、何も良い事は起こりません。


(中略)


「今回は運が悪かったかな。まぁ駄目だったところは見直して、また次に向かって頑張るか!」

と、この「運」ってやつもうまく方便として使う方が、精神的にも健全です。


 ……ってことで。

 私はこれからソワソワしつつも、新しい構想を練ったり、作品を執筆したり――とにかく、前向きに活動しながら、結果を待つことにします。


                    (2018年4月21日・活動報告より)

 

   ◆ ◆ ◆


 読んだ方がどう捉えるかはわからないですけどね。

 ひょっとしたら、2次で落ちたときの予防線を張っていると思われたかもしれないけれど……。

 でも、何らかの結果が出たとき、そこから「どう考えるか」「どう動くか」の方が大事なんじゃないか。

 「運」ってやつを味方につけられるのは、そういう人達なんじゃないのか。

 ……そう言いたかったんですね。


 まぁ、ちょっとエラそうかな、とは思ったんですが、これは私自身に向かって言った言葉です。

 宣言しちゃえば、私自身は凹む訳にはいかなくなりますからね。

 そういう意味では、予防線だったのかもしれませんね。

 前に「批判的なことはなるべく書きたくない」と言ったように、活動報告ではとにかく明るく、しょーもない事だろうが元気に全力で、と思っています。

 たまたま通りかかったとき、否定的なことが書いてあるよりも肯定的なことが書いてある方が、絶対に楽しいじゃないですか。

 「ビラ配り」と称してやっている訳ですから、私にとっては「お、何か楽しそう」と思ってもらえることが何より重要なのです。


 読んでいただきありがとうございます。(^^)/

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