29.「完全完結」してから思いました。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「完全完結」してから思いました。
でございます。
2018年、3月27日。
半年間毎日更新していた、「連載小説」シリーズの最終作、「天上の彼方」が完結しました。
100%加瀬優妃産の、恐らく最初で最後の作品……。
1~3で語ったように、もともと小説を書くことを趣味としていた訳ではありません。
「想い紡ぐ旅人」から始まったこのストーリーをちゃんと最後まで書ききる、という目標だけで書き続けていたんです。
ですので、もうこんなに長い作品は書けない気がします。……今のところ。
そうですね……新たに新しいキャラと世界観が思いつかない限り。
第1作~第3作は独立した話、第4作以降は続編となりちょっとハードルが上がる訳ですが、それでも、完結した日のアクセス数はかなり多かったです。(あくまで弊社基準ですが)
あれって、私がマンガを読む時と同じように完結を確認してから一気に読む、というタイプの方が結構いらっしゃるってことですよね。
それとも、完結については更新よりも長い時間トップページに載っていることが多いからかな……。
どうなんだろう?
今、完全に完結してみて思ったこと。
「何事も、やってみるもんだなぁ」
ということです。
ちゃんと、続きを気にして読んで下さる方々がいらっしゃいました。
本当に本当に嬉しかったです。
だから、私の当初の目的は達成できたと言えます。
だって……計八作、合計1,290,667字。単行本で約13冊分もあるんですよ。
……なのに、最後まで読んで下さったんです。
もう十分です。
ですので……声を大にして言いたい。
「頑張って最後まで書こう!」
完結したときのアクセス数、全然違います。
頑張って「完結」をつけよう!
最後まで書けば、必ず誰かが見てくれます
それと、ですね。
毎日ものすごくたくさんの人が投稿していて、田舎も田舎、人はどこにいるんだ、ぐらいの田舎モンである自分の話なんて気づいてもらえない、なんて思っていましたが、そんなことはないのです。
気づく人はたくさんいて、その中で読者様を獲得できないのは、完全に自分の実力不足なのです。
アクセス数が少ないなんてのは、言い訳にはならないのです。(あうあう……)
……ちょっと厳しいですけどね。でもそれが現実かな。
本当にたくさんの人に読んで欲しいなら、自分の書きたい作品ではなく皆が読みたい作品を書かないと駄目なんだろうな、と思います。
ここが合致している人、そして自分のセンスだけでこれができる人、かなり限られると思うんですよ。
実際には、流行りを調べたり、他の作品を読んで研究したり、いろいろ努力しないと駄目なんでしょうね……。
恋愛と一緒ですね。
「私の事を見て! 好きになってよ!」
と訴えているだけじゃ駄目で、やっぱり好きになってもらえる努力をしないといけないんだな、と思います。
……私ですか?
私は
「ありのままの私を好きになってくれ」
という、超ワガママタイプですね……。今気づいたけれど。
しばらくこの「なろう世界」に滞在して思ったのですが、私は自分の好きなことを好きなように喋って、それでもいいよと言って下さった方に聞いてもらえれば、それで十分、満足できるタイプみたいです。
ですので、このエッセイのタイトル通り、田舎の民宿でのんびりと過ごしていきたいと思います。
今度オリジナルを出すとしても……やっぱり私は
「こんなん考えてみたけど、どーっすかね」
という自分ありきタイプだと思います。
人の好みに寄り添うということを、今まで殆どしてきたことないし……。
(↑致命的弱点。……って、「致命的弱点」多いな!)
読んでいただきありがとうございます。(^^)/