24.「NO!」と初めて言ってみました。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「NO!」と始めて言ってみました。
でございます。
さて、時系列的には『23.「リサイクル作品」を書きました。』から直接、続きますね。
3月6日の夜。自分の作品のブクマと評価人数に変動があり、不思議に思って「エッセイ」のランキングを見てみました。
「その他」しか注目してなかったですからね。
すると……ブクマ外しに関するエッセイがありました。
私は辺鄙な田舎の住人で、読み手の方との交流はあんまりないですし、参考になるなぁ、と読んでいたのですが……。
感想欄を見てみると、何だかどんどん妖しい雲行きに。
何でこういう書き方をするんだろう。
もっと違う言い方があると思うのに。
「意見を述べる」が単に「吐き捨てる」「文句を言う」になってしまっては、伝えたいことも伝わらないのに。
何だか気になったまま、その日は寝ました。
……翌朝。
見てみると、やっぱり事態が悪化している。
「こういうの、よくないよ!」
そう思いました。
私は「提案したいこと」「意見を聞いてみたい話」「ただの自分の愚痴」などのエッセイは書いていましたが、「批判」……というと大袈裟かな、「ダメ出し」エッセイは書かないでおこう、と最初は思っていました。
私は「なろう世界」では新参者ですし、まだ暗黙のルールとかも理解できていないのかもしれません。
私が「おかしいな」と思ったことが、的外れな可能性だってあります。
見当違いの理論を展開するほど、恥ずかしいことはないですからね。
ですが……。
この、感想欄の悪態だけは、「絶対に間違っている」と言える話だ、と考えたのです。
奇しくも、その日は100回目の活動報告を書く日で、しかも私の初のエッセイ『「底辺」と名乗るなかれ!』のユニークアクセスが「777」。
そして……親切な方からの情報により、ロー○○の「焼きたらこおにぎり」という最強武器をゲットし、気分もアゲアゲのリミットブレイク状態。
「必殺技さえ繰り出せる、この時に……尻込みしてる場合か!?」
と思ったのです。
そうして書いたのが……
『「ブクマ」について真剣に考えてみた!』
でした。
これを書くきっかけになったエッセイの方のところに、片鱗となる感想は残してきたのですが、「書いてもいいですか?」という許可を取ってはいなかったんですね。
でも、私が書きたいのはその作者様への批判ではなかったので、
「勝手にごめんなさい!」
と突撃したのでした。
こういう、1つのエッセイに端を発したエッセイを、「派生エッセイ」と言うそうですね。
元となったエッセイへの直接の反論であればそのエッセイの感想欄に書くべきだ、と考えているので、私は「特定作品の批判を主としているエッセイ」については否定的です。
感想欄が閉じている、作品への批判ではなく警鐘を鳴らす目的、などであれば、エッセイを立ち上げることには意味があり、有効であると考えますが。
そして元エッセイを何らかのネタにするのであれば、その著者に許可を取るのが礼儀かな、と。
否定的な内容ではないとはいえ、私は礼儀を欠いたんですね。タイミングを重視した訳です。
ですので、後で何らかの抗議はされても仕方がない、と覚悟していました……。
しかし……その作者様は、わざわざ私のエッセイの感想欄に足を運んで下さり、とても丁寧な感想を残して行かれました。
とてもオトナな対応でした。
結城藍人様、その節は本当にありがとうございました。
……しばらくすると、くだんのエッセイの感想欄も落ち着きを取り戻し、いろんな方がきちんと意見を述べる場になっていました。
私がエッセイを書いたこととは無関係に決まっているのですが、勝手に題材にしてしまっていただけに、何だかホッとしたのでした。
すべての作品の中で、一番エネルギーを使って書いたと思います。物語を書くときとは、また別のエネルギーですね。
内容がダメ出しなので、「読んだ人を単に怒らせて終わった」とはならないようにしたい。
怒ってもいいので、とにかく、最後まで自分の言いたい事が伝わるようにしたい。あくまで、理路整然と。
今回に関しては、感情論をぶちまけたようなエッセイにはしたくなかったのです。
その一心で言葉を選びました。
読んでいただきありがとうございます。(^^)/