表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/134

22.「リサイクル作品」について考えていました。

 こんにちは、加瀬優妃です。

 『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。

 今回の内容は……

  「リサイクル作品」について考えていました。

でございます。


 時間軸としては、エッセイ

  『「なっとくのな」知りませんか』

  『「評価」覗ける機能、あれマジでいらんと思う。

                     ……そこから考えた男女の違い。』

より少し前に戻ります。


   ◆ ◆ ◆


 2018年2月22日、夜。

 「焼きたらこ」が思いの外ウケて、おまけの小噺をした日のことでした。

 田舎の民宿「加瀬優妃亭」では、おかみが

「そろそろ店じまいかな」

と後片付けをしていると

「こんばんは~」

と、いつものように、茶飲み友達の由さんがやってきました。


「こんばんは。こぶ茶でいい? 梅こぶ茶もあるけど……」

「えーと、どっちでも……」

「じゃあ……」

「あの、それより! 大事な話が!」

「え……」


 まさか、引越しするとか、そういう……。

 青くなりかけたおかみに、由さんはにっこり笑ってこう言いました。


「リサイクル作品、完成したんです!」

「え……」


 おかみ、びっくり固まる。


「……ってーと……?」

「だから、NOMAR様の貸出店舗のものです」

「……えーっ!」


 おかみ、急にくるくる回り出す。


「そうなんだ! ……き、金箔入り! 金箔入りの梅こぶ茶、出すね!」

「はい!」


   ◆ ◆ ◆


 「埋もれた空家を蘇らせろ!」を書いたとき、

「リサイクル希望タグをつけても、結局誰も何もしてくれなくて、二重に傷つく可能性がある」

という指摘を受けました。

 それはもっともだと思ったので、発案者である私は、必ず「リサイクル作品」を作ろう、と決めていました。


 そして、思いがけず早々にNOMAR様から「県乱武闘!! 石川県VS新潟県」を提供していただいたので、

「どうすっかな~」

と頭の中で考えていました。

 まだ連載小説の最終作「天上の彼方」の推敲を抱えていたので創作には至りませんでしたが、構想だけは練っておかないと、と思っていたんですよね。


 題材――それはズバリ、「富山県について」。

「石川県VS新潟県……いや、間の富山はどうした?」

 富山県人なら、絶対に思いますね。

 「リサイクル作品」第1号は私だろうな、と思っていたんですが……何と!


 2月22日、「空家をなくそう」活動を応援してくださっていた由様が、

 「県乱武闘!! 石川県VS新潟県~間に挟まれた富山県~」を投稿!


 いや~、驚きましたねー!

 先を越された、とかじゃないですよ?

 ネタかぶりした、とかでもないですよ?

 レビューまで書いていただいた由様が、まさかの同郷だった、ということについてです。

 こんな偶然があるとは……!!

 

 ……で、この頃、私の頭の中には「安念(あんねん)ユリ」のキャラはできていたのですが、どういう展開にするかまでは、あまり考えていませんでした。

 富山県の様子を書いてみようかな、ぐらいですね。レンジが出る予定もありませんでしたし。

 しかーし! 由様の作品を読んで、一気に発想が広がる、広がる……。


 このときに思いました。

 「完結」の「リサイクル希望」タグは、お祭りみたいだなって。

 創作意欲が刺激されて、何だか楽しくなってきた。

 他にも、そういう人が現れたらいいのにな。

 ……そう、考えています。


 そして……最終作の推敲は終わり、予約投稿も済んでちょっと時間が空いたので、思い切って書くことにしました。

 私が唯一できることは、1個のネタからガンガン広げていくこと、と思ったので、NOMAR様の作品中に出てきた「北陸三県同盟」を選びました。

 やはり地方ネタなので、知らない都道府県のことは書けない……。書くとしたら、富山県が絡んでいないと。


 こうして一気に火がついた私は、言いだしっぺ初の「リサイクル作品」創作に挑むのです……!

 由様は投稿後、「強化週間」と称して2/23~3/1の1週間に渡り、活動報告で「富山県」について語ってくれました。

 知らないこともいっぱいあったし、地元ネタでいろいろお話できたので、とても楽しかったですね。

 よろしければ、そちらも合わせて読んでみてください。


 読んでいただきありがとうございます。(^^)/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ