21.「なっとくのな」を探しにいきました。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「なっとくのな」を探しにいきました。
でございます。
2018年2月28日の夕方。
田舎の民宿「加瀬優妃亭」のおかみは、その日のビラ配りを終えたあと、すっかり茶飲み友達となった由さんとまったりしていました。
「Nさんとのかけあい、面白いですね~」
「あまのじゃくだからね、Nは……。あ、私もか」
ふと、疑問に思い聞いてみました。
「『なっとくのな』、由さんの周りで使う人いる?」
「いませんね。初めて聞きました」
由さん、にっこり。おかみ、が~~ん。
◆ ◆ ◆
はい、タイトル通りですね。
10年以上、何気なく使っていたこの言葉に、暗雲が立ち込める……。
「え……誰も知らないの?」
一度気になり始めると、止まらない。
「よし、これでエッセイを書こう!」
と決めた私は、材料を集めるために古い友人に取材まで敢行しました。
「焼きたらこ」と違って、「材料」が揃ってなかったんですよね。
でも「知りたい!」という気持ちだけはパンパンにあったので、その1点で押し切りました。
そうして書かれたのが……『「なっとくのな」知りませんか?』(3月3日、午後1時過ぎに投稿)
結果……。
「知ってるよ」「使ってるよ」
という人は現れず。
がーん……。……淋しい……。
淋しさのあまり、「連載小説の加瀬優妃」とも「エッセイの加瀬優妃」とも違う、第3の「深夜の加瀬優妃」が生まれました。
深「……活動報告テロでもしようかな」(←ポツリ)
活動報告テロとは……私に感想をくださったり、メッセージをくださったり、お気に入りに登録してくださったりした方の元へ行き、活動報告に乱入して
「『なっとくのな』知ってる?」
と謎のコメントを残してくる……という完全にアウト、荒らし行為のことです。
エ「いやいや、それは駄目でしょ」
比較的マトモな「エッセイの加瀬優妃」が止めてくれました。
一番真面目な「連載小説の加瀬優妃」は連載作品に関することでしか現れませんので、止めるのは「エッセイの加瀬優妃」しかいません。
エ「もう、この世界にいられなくなるよ」
深「うー……」
エ「ほら、ブクマや評価はついてるよ。応援してくれてるよ」
深「……」
エ「応援してくれた人の気持ちを踏みにじっちゃ駄目だよ。最後まで頑張ろう?」
深「……頑張る。評価で思い出した」
エ「……ん?」
深「はは……ははははーっ!」
エ「え? え?」
こうして書かれたエッセイが
『「評価」覗ける機能、あれマジでいらんと思う。
……そこから考えた男女の違い。』
です。(3月5日、深夜1時過ぎに投稿)
発想があちこち飛んでいますが、真面目は真面目です。……ちょっと人を選ぶというか、誰が読んでもOKという内容ではないのが、アブないですけどね。
それでも
「誰かを傷つけるようなエッセイだけは書かない」
という最低ラインは守っていると思うので……まぁ、いいのかな……?
いや、やっぱり「檻に入れとくなら今」かもしれない……。
◆ ◆ ◆
「エッセイの加瀬優妃」と「深夜の加瀬優妃」のバトルが続いています。
エ「コラー!」
深「やだー!」
エ「やだじゃない!」
深「まだー! まだ喋るー!」
エ「あかーん!」
深「……ぎゃー!」
エ「か……カクホー!!」
深「わーん、捕まったー!」
……という訳で、「深夜の加瀬優妃」は見事カクホされ、檻に入れられました。
しばらくは平穏が訪れるでしょう。(やれやれ。)
(2018年3月5日・活動報告②より)
◆ ◆ ◆
このあと……何と、「なっとくのな」仲間が見つかったのです!
よかったー! 生きてたー! (ToT) (←号泣)
……こうして「深夜の加瀬優妃」は、檻の中でおとなしく眠りについたのでした。(めでたし、めでたし)
『「なっとくのな」知りませんか』は、本当に私利私欲で書いたもので、「知ってるよ」「使ってるよ」という人を見つける、それがゴールでした。
『焼きたらこ』でいろんな話が聞けたので、これもいろんな話が聞けるかな、と期待していたんですね。
でも本当に意外だったな……。こんなにマイナーな言葉だったとは……。
私自身は「愛用」と言ってもいいぐらい使ってるんですけどね。
読んでいただきありがとうございます。(^^)/