17.「レビュー」を頂きました。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「レビュー」を頂きました。
でございます。
大量のビラが捨てられた事件から、一週間後。
今日はそろそろ店じまいかな、と思っているところへ
「面白い活動をしてるんですね~。頑張って下さい!」
と声をかけてきた人がいました。
「え……あ、ありがとうございます!」
喜んで返事をしたものの、おかみは首をかしげました。
おかみが今日のビラ配りを終えてから、だいぶん時間が経っています。
不思議に思ったおかみがよくよく調べてみると……
「みなさーん、こんな活動をしてるんですー!」
と街角で一生懸命に呼び掛けていた人がいたそうです。
「そうだ。『こんな人達ばかりじゃない』――自分でも、そう言っていたのに」
消極的になっていたおかみでしたが、この出来事で、再び元の明るさを取り戻すことができたのでした。
◆ ◆ ◆
……と言う訳で、2018年2月13日。
初めて「レビュー」というものをいただきました。
由様、ありがとうございます。
由様は以前、「自分の作品に『埋もれた空家を蘇らせろ!』のURLを載せていいですか」とメッセージを送ってきて下さった方で、NOMAR様とはまた別の形で応援して下さっていた方でした。
※その作品とは、由様の短編童話「見えない目」です。でも、ご自分では作品名は仰らなかった。
ですので、本当に純粋に応援して下さっているのだなあ、と感じ、もちろんOKしました。
その方がレビューを書いて下さったということで、本当に嬉しかったです。
感想と違い、自分の責任でもって「これはいいですよ」と人にオススメする訳ですから、かなりの勇気がいると思います。
上手にすすめられなかったらどうしよう。
余計なことだっただろうか。
かえって迷惑になったりしないだろうか。
いろいろ考えちゃいますよね。
でも、貰った方はただただ嬉しいものです。
それに、そのレビューが掲載された時間帯は、アクセス回数がちょっと増えました。
宣伝活動として、非常に優秀なツールだった訳です。
……と言うことは、いざ「リサイクル作品」ができたとき……レビューを書くことは、この活動を知ってもらう宣伝として非常に有効だということですよね。
・自作品を「リサイクル希望」として出す。
・他作品の「リサイクル希望」を読みに行き、「リサイクル作品」を作る。
これらを考えていた訳ですが、ここで新たに
・他の「リサイクル作品」にレビューを書く。
これも、新たな活動内容として考えられるのかな。
そう一瞬、思いましたが……すぐにその考えは捨てました。
なぜなら、レビューは人に「オススメ」する訳ですから、いい加減な気持ちや拙い文章力では駄目。
それに、あくまで「作品の宣伝」なのだから、「活動の宣伝」になってしまってはいけない。
どれだけ広めたい気持ちがあるからって、これは駄目ですね。
いわゆる「悪質なレビュー」となってしまうでしょう。
主宰者である私がコレをすることはルール違反だな、と思いました。(その辺をきちんと区別して書ける自信がない)
ですので……「これは誰かに紹介したいな」と思われるような作品づくりをする、というのが、なんだかんだ言って基本であり、重要であり、最善手なのです。
やってみないとわからないこと、本当にいろいろありますよね。
今回は、由様が動いて下さったおかげで、いろいろ見えたことがありました。
そもそも……私が何気なくまんちゃん様のエッセイを読みにいったことから、すべて始まった訳です。
ずっと自分の連載だけしていたら、絶対に気づかなかったし、思いつきませんでした。
「ネットの世界は怖いよ~」と最初、思っていましたが……まぁ、実際、怖いこともありましたが、それ以上に「結構、みんなあったかいぞ!」という感想の方が正しいです。
「小説」という一つの共通事項が120万人もの人を繋いでいると思うと、すごいですよね。
特に「小説を書く」というのは、やっぱり、内に籠る作業なんですよね。
その人の嗜好とか価値観がテキメンに現れるモノです。
だから、知り合いに見せるとしたら……結構、勇気が要りますよね。
「こんなこと考えてたんだ~」
とか
「こういうの好きなんだ~」
とかがバレるのって、現実社会ではかーなーりー恥ずかしい。
心、丸裸ですもんね。
で……この「小説家になろう」では、本人の素性を隠した上で、作品だけを見せることができるんですよね。それが、とても素晴らしいと思います。
容姿・性格・学歴、一切関係なし。
それと
「男だから」「女だから」「若いから」「おっさんだから」「おばはんだから」
みたいな先入観なしで読んでもらうことに、かなり意味があると思うのです。
レビューを頂いたのが2月13日ですから……例の事件から6日後。
どうやらまだ引きずっていたようですね、私は……。
本当の意味で元気になれたのは、やっぱり初めてレビューを頂いた、この日だったような気がします。
読んでいただきありがとうございます。(^^)/