16.「ボヤキ」が止まらなくなりました。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「ボヤキ」が止まらなくなりました。
でございます。
大量のビラがはけて、たった二日後。
おかみは町のあちこちに無残に捨てられていたビラを、1枚、1枚拾い集めていました。
ビラを読んでくれた、自分の意見に賛同してくれた、と思っていましたが……それは、幻想でした。
「……こんな人達ばかりじゃない」
そう言い聞かせたけれど、やはり心は晴れませんでした。
いつもは我が道を行く能天気なおかみですが、さすがにこの日は凹んでいました。
◆ ◆ ◆
まあ……アレですね。
『15.「ビラ配り」始めました』で書いたように、一日で100pt近く上昇した一件ですね。
それを受けて、私はかなり意気込んでいましたが……結局これは、複数の人の不正行為の一環だったので……このあと、これらのptは消失してしまいました。
このときの心境を物語にすると上のような感じで……結構、辛かったですね。
当初、私はなぜこんなことになったのかも全然わからなかったので、ただただ怖かったです。
正面切って「こういう企画は危険だ」とか「こういう問題がある」とか反論されたのなら、こちらだって練り直したり、もっとよくしようと考えたりすることができます。
なのに、ただただ打ち棄てられたから……。
多分、「埋もれた空家を蘇らせろ!」という、このエッセイに食らったのが大きかったですね。
私がやろうとしていることは、間違っているのかな。
そんな気にさえなりました。
そこで……「ボヤキ」です。
到底、作品なんかではないです。
でも、そういうことをされてどう思ったかを吐き出しておかないと、前に進めない気がしました。
本当にたまたま、「ただのボヤキ」というシリーズを作ったところだったので、私はこれにすがりました。
ボヤいてみて、よかったです。通りかかった方が、どういうことだったのか教えて下さいましたからね。
私個人への攻撃ではなく、田舎の住人に対する無差別攻撃だったことが分かって……少し安心すると同時に、怒りが込み上げてきました。
自分が書いたものは……それがどんなものであろうと、宝物です。
被害に遭った人の多くは、「自分の作品を広めて有名になりたい」ではなく、「自分の作品を読んでもらいたい」と思っていたはずなんです。
それがランキングに載るような、何千ptと入るような作品にならなくても、ちゃんと読んでくれる人が少しでもいたらいいな、と……田舎の片隅で頑張っていたはずなんですよ。
何だか、自分が丹精込めて作っていた畑が荒らされた気がして、かなり不快でした。
ただ……結果として、「空家をなくそう」活動の輪が少し広がった訳で……。
これでヨシとしておかないと、駄目だな。
そう考えて……自分をどうにか慰めていました。
「作品」とは言えないけど「とりあえず言いたいことを書いてみた」というくくりで始めた「ただのボヤキ」が、思わぬ方向に進み始めた事件ですね。
今思い返しても、このときはかなり凹んでいたようで、
2月7日『評価がおかしいぞ!』
2月9日『「ブクマ」消えてた。
……で、「違反」と「セーフ」の境目ってどこ?』
と続けざまに投稿しています。3日も引きずるなんて、私にしてはかなり珍しい……。
「ただのボヤキ」最初の4作については、もう終わったことですし特に面白味もないということでいまだに評価受付なしにしてあります。(広める必要がないと思っているので。ネガティブ内容を広めてもな~)
非公開にしようかと思った時もあるんですけど、私に後ろ暗いところがある訳ではないし、それは何か違う気がして……一応「こういう事件がありましたよ」という意味で残してある感じですね。
読んでいただきありがとうございます。(^^)/