12.「団子」ブームに乗ってみました。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「団子」ブームに乗ってみました。
でございます。
思いつきで書いた『「底辺」と名乗るなかれ!』に
「うへぇ~~!?」
と変な声が出るぐらいの評価(あくまで弊社基準)を頂きました。びっくりしております。
この辺鄙な田舎の民宿に、突然、高級ベンツに乗ったお客様が現れたかのようです。
おかみ、トンカチを放り出して、てんてこ舞い(笑)。
(2018年1月13日・活動報告より)
お客さんを待つだけだった「民宿 加瀬優妃亭」。
ちょっとした思いつきで名物団子を作ってみたら、飛ぶような勢いで売れていった。
……そんな状態かな、と妄想しています。
(2018年1月14日・活動報告より)
田舎の民宿「加瀬優妃亭」では、名物団子を買いに来るお客さんがまだ続いています。
昨日マスコミに取り上げられたからでしょう。おかみは
「テレビっちゃ、すごいね~」
と呟きました。
(2018年1月14日・活動報告より)
◆ ◆ ◆
という訳で……「団子」がこれほどウケるとは、本当に予想外でした。
小説とは切り離して考えていたので、思いがけず読者の方が増えたり、新たに感想を頂けたりしたのが、本当に嬉しかったですね。
自分で計算してやったことではなかったので、尚更です。
現実問題、会社で自分のやりたいことをやろうと思ったら、エラくなるしかないんですよね。
どんなにいいアイディアがあったとしても、「いい上司に巡り合う」ことで引き立ててもらうか、「自分が上司になる」しかないんです。(この際、私にいいアイディアがあるかどうかはさておいて。)
「小説家になろう」も同じかな。
自分の言いたいことを伝えようと思ったら、どなたかが「いいこと書いてるよ」とお勧めして下さるか、何らかの手段で自分が読者数を集めるしかないのでは、と思います。
はからずも、私は読者数を集める機会を得られた訳です。
もって、1週間。(週間ランキングに載るのが精一杯、月間は無理だと読んでいたので)
何かするなら、この1週間だと思いました。
そんな機会、多分もう二度とないですから。
◆ ◆ ◆
おかみは思いました。
テレビに紹介されることなんて、もう二度とない。
団子が飽きられる前に……次の商品を作ってみよう!
(2018年1月15日・活動報告より)
◆ ◆ ◆
こうして私は、「団子」の次の商品「虹色に輝くおはぎ」(=自キャラを愛そう!)を売り出した訳です。
「「底辺」と名乗るなかれ!」では、エッセイなんて初めてだったので、なるべく簡潔に(クドクド言うくせがあるから)、控え目に(暴走しがちだから)、楚々として(よくジタバタしてるから)……と意識していました。
「自キャラを愛そう!」では、普段通りというか……自分の想いを熱く訴えよう!……というスタンスで書いてみました。
結果はというと……あとがきに書いた通りで、「団子」の余波で読んでくれる人はいらっしゃったものの、共感する人はあまりいなかった、という感じですね。
(閲覧数はエッセイの中でワースト3位。ただただ自分の欲のために書いた『「なっとくのな」知りませんか?』を下回っているという……。)
それでも、すぐに感想が頂けたので、嬉しかったです。
「完結していない自分の作品を書いてみようかなと思えた」
「キャッチフレーズをつけるのやってみようかな」
と言っていただけたのが嬉しかった。書くだけ書いてみて本当によかったです。
これも、多くの人の目に触れた、ということが大きいですよね。
100人に訴えて、仲間が1人だけだったとする。
でも、これが1000人に訴えたならば、何と10人になる訳ですから。(あくまで確率の話ですけど)
10人いれば、一つのサークルを作れますよね。
実際には、130人ちょっと……(書いた当時……ですが今も190弱と、そんなに増えてはいない)。
その中で、少なくとも5人ぐらいの共感を得られたんじゃないかと思うので、予想よりは多かった、と言えます。
さて……期限まで、残りわずか。
「おはぎ」の次を出す予定はなかったのですが……急に、ある一つの考えが降ってくることになります。
この頃から、民宿から外に出てフラフラと歩き回るようになったんですよね。
長編を読む時間はなかったのですが、エッセイだとすぐに読めるし、色々と自分の知らないことが書いてあるなあと思って……。
読んでいただきありがとうございます。(^^)/