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11.「民宿のおかみ」になりました。

 こんにちは、加瀬優妃です。

 『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。

 今回の内容は……

  「民宿のおかみ」になりました。

でございます。


 さて、「まくあいのこと。」までの投稿も終わり……あとは最終作「天上の彼方」の推敲だけ。

 ちょっと落ち着いてきたし、全部が終わったら、読む方もやってみよう。

 そんな頃、前回、私を助けていただいた如月ちあき様が「ちあき堂書店」というお勧め小説を紹介するエッセイを書いていることを思い出しました。


 とりあえずブクマして……。あれ? 「読み専」って言葉があるんだ。

 読み専の人が言うことなら、参考になることもあるに違いない。

 これはエッセイみたいだし、読んでみようかな。


 ……そうして出会ったのが、まんちゃん様の「読み専の悩み事」です。

 すごく共感しましたね……! これは感想を送らないと、と思いました。

 そうして、この方とのやりとりから、私は「「底辺」と名乗るなかれ!」を書くことになるのです。


   ◆ ◆ ◆

 

 都会からわざわざこの辺鄙な田舎に足を運んで下さった親切な建築家の方が、

「部屋の構造が悪くて居心地悪いよ。これじゃ客が来づらいよ」

と教えて下さいました。

 そしてどうやって修繕したらいいかも丁寧にご指導くださいました。

                    (2018年1月12日・活動報告より)


   ◆ ◆ ◆


 私がまんちゃん様に感想を書いていたので、私を気遣って小説を読みに来て下さったんです。

 そのときの様子を例えたものなのですが……。


 そもそも私は、単行本に慣れているNのために、

   「A5横・縦書き・40字×16行×2」

の単行本形式でこれらの小説を書きました。

 「小説家になろう」に投稿する際、これをwordからコピペした訳なんですが……。

 まんちゃん様は

「縦書きで作成した文章だと思う。単に横書きにしただけだと、かなり見づらい」

と、バシッと指摘して下さった訳です。

 私は単行本形式で書いているとは一言もお伝えしていなかったので、本当に驚きました。

 読み専の方の洞察力っていうのは、本当にすごいですね。

 「なるほど~!」でした。


 普通の単行本の場合、場面転換や時間経過がない限りは、基本的に行を空けることなく進みますよね。

 でも「小説家になろう」では、改行も多く、わりとちょこちょこカラ行が入っている。

 そいういう「暗黙のルール」を全くわかっていなかったので……。

 だから、とても嬉しかったです。本当に助かりました。

 (……とは言っても、今でもどれぐらいの加減でカラ行を入れたらいいのか、あんまりわかってはいないのですが……)


 そして、このときの様子が、

「普段は訪れないであろう田舎にわざわざ来てくださった」

という感じだなと思い……「これだ!」とひらめいた訳です。

 「民宿のおかみ」誕生の瞬間です。

 そうして「「底辺」と名乗るなかれ!」を投稿したあと、私はトンテンカンとリフォーム作業にとりかかりました。


   ◆ ◆ ◆

 

 親切な建築家の方が、わざわざ民宿に訪れて調査してくださり、

「だいぶん良くなりましたよ」

と褒めてくださいました。

「ありがとうございますー! この後は自力で頑張りますー!」

とおかみは元気よく返事し、この親切な建築家の方をお見送りしました。

                    (2018年1月13日・活動報告より)


   ◆ ◆ ◆

 

 無理を承知で「こんな感じでいいでしょうか? 見て下さい!」と再度お願いしてみたころ、なんと再び来て下さいました。

 そのときの様子が、1月13日の活動報告にある通りです。

 思えば、相当ムチャクチャなことを言ったもんだと思います。……反省。

 でも、私はどこがどう読みづらいのか、本当によくわからなかったんですよね。

 まんちゃん様、その節は本当にありがとうございました。



 「「底辺」と名乗るなかれ!」において、私は自分の作品群を「民宿」に例えています。

 お店というと、スーパーとか八百屋とか、はたまたゲーセンなど……色々ある中で、なぜ民宿に例えたのかというと……。


 私は積極的に他の店、他の町に客引きに行くことも仕入れに行くこともなく、ただ偶然訪れて下さったお客様を待っている、という状態だな、と思ったからです。


 そうしていた理由は、「3.「小説家になろう」に出会いました」でも書いたように、

「たくさんの人に読んでもらうために小説を書いているのではなく、自分が書きたかった100%自分が考えた小説を読んで下さる読者様に出会いたかったから」

です。

 そしてその頃は、その数少ない「常連さん」が決まった時刻になると訪れて下さる、という感じだったので、そのイメージが、田舎にポツンとある民宿に近いな、と考えたのでした。


 さて、その後……思いつきで作った「団子」(=「底辺」と名乗るなかれ!)から、あれよあれよという間に予想外の方向に進む訳です。

 せっかく単行本形式で作成したので、目次やら見出しやら作り、でっかいホチキスとカラーの厚紙・両面テープなどを使って製本までしてしまいました。

 でも製本すると何かとてもホンモノっぽくなるので、何だか壮大な話を書いた気分になってとてもいい感じです。(あくまで気分だけ。まぼろし~)


読んでいただきありがとうございます。(^^)/

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