103.「毛の悩み」を語ってみました。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「毛の悩み」を語ってみました。
でございます。
これも、時は一年以上前に遡ります。
2018年7月31日に投稿した『「ちっぱい」、可愛いじゃないか!』。
これが思ったよりかなりウケまして、
「そうか、自虐はアリなのか」
と目覚めた私。
もし自分を切り売りするとしたら何だろうか、と考えました(もうこの時点で色々間違ってる気もするけれども)。
……で、出てきたのが「毛の悩み」。
こちらは「ちっぱい」より年季が入っています。何しろ幼少時から今に至るまで続いていて、現在も結局のところ解消されていませんから。
さーっと下書きしましたが、ここでちょっと躊躇しました。
「ちっぱいに続いてこれじゃ、完全にオカシな人だよなあ」
そうしてこの作品も、しばらく眠ることになりました。
その後、ネタ切れになった頃に一度表に出そうかと思いましたが、再び思い直して奥底へ。
なぜかというと、投稿する日にこだわってみよう、と考えたからです。
8月1日、世界母乳の日。通称、おっぱいの日。
私はそのことを知らなかったのですが、『ちっぱい』はその前日、7月31日に偶然投稿したものです。
そして翌日に他のおっぱいエッセイが色々出ていたのもあって、皆さんの目に留まることになったのです(多分)。
だとしたら、「毛の悩み」は「毛」に関する日に投稿するべきじゃないか?
そうして調べてみたところ、「10月20日は頭髪の日」。そしてなんと、「リサイクルの日」!
勿論、私が行っている「リサイクル活動」とは違う意味の「リサイクル」ですけど、何とも奇妙な巡り合わせ。
そもそもは何らかのきっかけでこの活動を知って頂けないかな、とそんな思いで投稿していますので、願掛けするならこの日しかないだろう!
そう思いまして、このエッセイは2019年10月20日に投稿することに決めたのでした。
『「毛」の悩みは永遠?』
ただねー、やっぱりネタが微妙過ぎるのか、真剣味が足りなかったか、イマイチでしたねー。
ま、新規投稿をずっとしていなかったのでこの辺りで一度、という感じだったから、やっぱり熱量が足りなかったのかもしれません。
真剣は真剣なんだけどなー。上手く伝えられなかった気がする。
いけませんな! エッセイをやるからには、全力で主張しないと!
この辺が欠けていた、と反省させられました。
以前にも主張したように、エッセイに関しては「誤字以外の改稿はすべきではない」という考えなので、直す訳にもいかないですし。
引っ込めて検索除外にしたい、でもそれだと無かったことになっちゃうなぁ、としばらく悩みました。
活動報告などで「非公開」にすることはあるのですが(内容がよろしくない、とか、適当にボヤいたので恥ずかしい、とか)、こちらは作品として出したので……公に出すべきではないという批判が来たとか、誰かが傷ついた、誰かの迷惑になるとかでなければ、やっぱり自己責任という意味でも出しておくべきですよね。
で、す、が、だんだん気恥ずかしくなり、いたたまれなくなったので結局、検索除外にしました。かろうじてシリーズからは読める形にして。
情けない………。自分の主張を曲げた……。
私にとっては、失敗というより敗北といいますか、気持ちに負けちゃった、という感じですね。
物語は、自己完結の世界だと思うんですよね。読者に問いかける系の作品もあるかとは思いますが、基本的には自分が好む展開で自分が望む完結をすればいい。
だって仕事じゃない、趣味なんだから。
ですので、一時期悩んだんですけど、
「自分が読みたい話を書こう」
「自分が書いてて楽しい話を書こう」
と、初心に帰ることができました。
ですが、エッセイは何らかの問いかけと言いますか、自己主張をしているので、賛成意見なり反対意見なりが出るべきものだと思います。強い主張をすれば強い意見が返ってきますしね。
でも、そういう動き的な物が全く無いというのは「問いかけになっていない」、つまり作品として成立していないということになるんですね。
勿論、題材にもよるかと思います。意見をすること自体が自分にとってマイナスになりそうな、何かヤバいネタとか。賛否の問題ではなかったり、意見をするのが難しい題材とか。
でも、そういう感じではないですしね。お気楽極楽(この言葉けっこう好きです)のつもりでしたし。
そして『田舎~』にコレを投稿するのも、だいぶん遅れることになりました。
この辺は私のズルさですね。実際になろうで起こった出来事だったのに、「検索除外にしたし無かったことに……」と投稿を保留していました。
その後は本当に忘れていて、下書きも執筆中一覧に埋もれていたのですが、最近見つけまして、
「さすがにそれはどうだろう」
と。
このまま握り潰すと気分が良くないので、3か月以上経ちましたがやっと表に出すことにしました。
……という訳で、『「公に出すならもっとちゃんと考えろ」と自分を戒める意味で本当はそのまま表に出しておくべきなんだが、自分のズルさゆえに引っ込めてしまった』というお話でした。(←長い)
実は
「坊主にします!」
という宣言をしたかっただけで出したようなところもあるので、それだけはスッキリしました。
何しろ、Nには猛反対されちゃったからなあ。面白がってくれると思ったのに……。
何だったら立ち会ってほしかったぐらいなんだけど。
読んでいただきありがとうございます。(^^)/