101.「ファンレター」を書いてみました。
こんにちは、加瀬優妃です。
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」』にお越し下さり、ありがとうございます。
今回の内容は……
「ファンレター」を書いてみました。
でございます。
2019年1月22日。田舎の民宿「加瀬優妃亭」では……。
「あああ……」
のぉ様の原案提供のお披露目も終わり、その頃の記録をつけ終わったおかみは、大きなため息をつきました。
「いよいよネタがなくなったわ……」
自らは商品開発の途中で公表できることはナシ。
リサイクル創作者が現れたりもしないし。
「……これを出すときが来たのかしらね……」
そっと引き出しを開けると、そこには1通の手紙。
差出人は、もちろんおかみ。
あて名は……?
* * *
実は、森陰様やのぉ様の作品提供よりずっと前――2018年11月頃には考え、用意してあったネタです。
それが
『カセユキより愛をこめて(←古っ!)』
……という検索除外の作品です。
これは何かといいますと、簡単に言うならば、今まで「なろう」で読んだ作品の中で好きだったキャラや気になったキャラについて語る……まぁ、ファンレターです。
さて、自分の連載が終わったあと、色々な方の作品を……ちょっとずつですが、読むようになりました。
それでわかったのですが、私、まずキャラクターに思い入れを持つ方なんですね。
「そのキャラクターがどういう性格で、その後どういう行動をするのか」
というのを見守る、というスタイルです。
ですので、思い入れと言ってもそのキャラに感情移入するのとはちょっと違いまして……ちょっと遠巻きにテレビを見る感覚かな、と思います。
で、その言動がブレない、しっかりしているキャラが好きです。
マンガとか読んでいても、たまに
「え、この人急に何でこんなことするの?」
みたいな矛盾を感じるときがあるんですね。
いや、例えば元気がないとか、迷っていておかしな行動をしてしまったとか、そういうのはあると思います。ですが、そうではなくいきなり話の都合上そういう行動をとりました、みたいな時があるじゃないですか。
だからそれがあると、ちょっと「うーん」となってしまうのです。(まぁ、商業誌では連載回数が決められてしまって無理に完結させるためにそうなってしまうこともあるのでしょうが……)
誰かに作品を勧めるだとか、作品そのものについて語るだとかは、私には無理です。そんな難しいことはできないです。
ですが、このキャラクターが私から見るとこんな人で、だからこういうところが好き、とかは喋れるなー、と。
ただ、問題点はいろいろありました。
1つは、作者に許可を取るべきかどうか、ということ。
でも許可を取って書くと、ちょっと構えてしまいそうです。私はそのキャラの良いところばかりをただ並べる訳じゃなくて、ツッコミポイントとかも喋りたいですしね。(私にとってツッコミは愛なのですが)
もう1つは、ネタバレはどうするんだ、ということ。
そのキャラについて語るという事はそのキャラの言動や顛末にも触れる訳で、どの程度書いていいものか……。
その辺りを考慮した結果、「検索除外」という形を取ることにしました。
更新したときだけ割烹で告知。
もし作者からクレームが来たら、すぐにそのページは白紙にする。(削除は避けた方がいいみたいですしね)
……そうだ、ついでにイメージイラストなんかもつけてみよう。
どうせ検索除外だし、他の人とイメージが違ってようが、そもそも
「私から見るとこういう感じなんです」
と喋るだけなんだし。
「検索除外」に決めたことで、急にラクになりました。
そして私は早速――一番最初のファンレターを書きました。
しかしその手紙は出されることはなく……2か月もの間、机の中で眠ることになりました。
* * *
さて、そうして現在、2019年7月。
何とさらに、半年も寝かせることになったんですね。
冒頭の1月22日、割烹でネタにした「カレーライス」から「ミルメーク」の話になり、『ミルメーク・おぼえていますか』を投稿することになるからです。(その辺の経緯については『87.「ミルメーク」に惹かれました』を参照のこと)
つまり、「ネタがない」という悩みがひとまず解消されたからなんですね。
ですので1月下旬に投稿しようと思っていたコレは、再び眠らせました。
そしてこのあと『ミュート機能・実験報告』を2月に投稿。その後、3月末~5月頭は活動停止になり、このファンレターはずっと仕舞われたままだったのです。
そうして迎えた、2019年7月10日。
活動報告500回を迎えました。記念日には、やはり何かを投稿したい。
「……ついに、来たか」
という訳で、書いてから8か月も経って、やっと日の目を見た『ファンレター』なのでした。
現在、とりあえず自分のブクマをチェックし、気になったシーンなどを読み返しつつちまちまと書いています。
なるべく楽しい感じでやりたいですね。読んだ方が
「どんな作品なの?」
と興味を持ってくださればなお良いな、と思います。
ただ、イラスト、イラストが……。
だいたい「画伯」であれだけやらかしていて、なぜ描こうと思った、自分!
なぜってそれは、何気なく描いたレンジが上手くいっちゃったから!(あくまで自社比較)
でもこれで少しは私の脳内イメージが伝わればいいな、と思います。読んだ方の頭の中で可愛く美しくカッコよく修正して頂ければ幸いです(涙)。
読んでいただきありがとうございます。(^^)/