光君と私
ユリウスママの人気にびっくりです。
さて、我が家には可愛い可愛い弟の光君がいます。容姿は私と一緒で平凡、才能も平凡。でも弟という存在はそれだけで可愛くて世界一素敵だと思われます。
自分が一生懸命お世話をしたからというのもあるでしょうが、気持ちは半分親ばかです。
もう幼稚園に入っていますが、意外なことに公立です。
ママに聞くと、光のお友達が公立だからよ、とのこと。
なるほど、確かにお友達が一緒のほうがいいですよね。
「ねえね、今日は一緒にあそぶ?」
最近は、友達のお家にお邪魔させていただいている分、光君と一緒の時間がへっているからか、可愛い声で目をうるませながら聞いてくることが多くなりました。
「うん、今日は一緒だよ」
そう言うとにぱっと笑いました。うー、ちっちゃい、可愛い。
大好きだー。
光君はブロック遊びが大好きです。
一生懸命組み立てようとしてるのですが、握力がたりなくてすぐに分解してしまいます。
くやしくて泣きながらゴロゴロ転がっているくせに、私が作ったらまた怒ります。
しょうがないから抱っこで泣き止むまで背中をぽんぽんしてあげます。
赤ちゃんて触っているほうが癒される何かをもっていますよね。
これからさらに小学校で戦っていかないといけないだろう自分の緊張が和らぐのを感じます。自分で選んだ道だけど、やっぱり怖い気持ちもあるんですよね。
まぁ、楽しくて充実しているし、何度でも同じ道を選択するでしょうが。
光君と一緒にいると、肩から力がぬけていきます。
ごくごく普通の幼稚園生。
周りのお友達がやけに才能にあふれているので、光君と一緒にいると子供ってこんなんだよなとホッとさせられます。
君はどうかこのまま普通に育ってくれ。
そんな勝手な願いを抱きつつ、今日も光君と戯れるのでした。




