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白鳥さんの黒歴史  作者: 夢水四季
しずかとしょかん
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心霊研究会

 恋。


 人を好きになること。


 いくら朴念仁の僕でも誰かに恋愛感情を抱いたことくらいはある。


 初恋は幼稚園の頃。優しくて綺麗な先生のことを好きになった。幼稚園児と保育士の恋なんて成立するはずもなく、先生はお嫁に行ってしまい、僕の恋は破れた。


 この話を中学の同好会メンバーに話したところ、爆笑された。


 人を好きに、単純な好意という意味合いだけならば、僕はあの二人が好きだ。


 鷲羽(わしゅう)真琴(まこと)白鳥(しらとり)美和子(みわこ)


 青山東中学、心霊研究会。


 そんな、馬鹿げた名前の同好会に、僕は所属していた。


 色々あって、今は解散という形になっているけれど、あの二人と過ごせた日々は、青春といってもいいくらい、楽しかった。めちゃくちゃだったけど、沢山変な活動をして怒られたけど、散々振り回されたけど、それでも、楽しかった。


 彼らのことが好きだった。


 でも、彼らに対する好意と、今浅羽さんに対しての好意は、どこか違っていた。


 ライクではなく、ラブ。


 こんな僕でも、また恋をしているのだろうか。

白鳥さんが、ここでも登場しましたね。

鷲羽先輩が本格的に出て来るのは過去編からになります。

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