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白鳥さんの黒歴史  作者: 夢水四季
白鳥さんの黒歴史
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よし、決まりだ

 白鳥は、屋上に居た。


「白鳥っ!!」


 呼んだ途端に五限目開始のチャイムが鳴った。


「あ~あ、五限目、始まっちゃったな」


 白鳥は、黙々と黒歴史に何か書いていた。


 きっと、さっきの奴を呪っているのだろう。


「……私、ああいうのは、嫌いよ」


「……おれも」


 少しの沈黙。


「……なあ、授業、サボっちゃおうか?」


 授業なんか、やる気がしなかった。


 白鳥が、小さく頷いた。


「よし、決まりだ」




 もうひとつのことも決まった。


 白鳥に全て話そう。


 


 それは、きっと、おれにも白鳥にも辛いことになるだろうけれど……。

授業サボって二人で何処か行くの青春ですよね。

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