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白鳥さんの黒歴史  作者: 夢水四季
逢坂君と語ろう
194/224

楽しみにしといてな~。



 じゃ、気を取り直して、文豪豆知識コーナーの続きやで。




「そんなコーナーを認めた覚えはない」




 まあまあ、すぐに終わらせるから。豆知識その一~。「城の崎にて」の志賀直哉は熊を飼っていた~。




「ク、クマァッ⁉ どうやってだよ!」




 まあ、昔は色々と規制が緩かったからなあ。




「いやいや、規制とかじゃなくて。マジでクマ?」




 マジやマジで熊。そやけど、熊については、わいら語ることないしなあ。わいらじゃない方の専門やし。




「おい『わいらじゃない方』って何だよ」




 それじゃ、そろそろ無駄話も裏話も、この辺にして。重大なお知らせが……。




「嫌な予感しかねえ。てか、文豪豆知識がその一だけで終わっちゃった」




 で、この先二つ程、けっこう大きなエピソードがあるねんけど、その語り部は、どっちとも秀やないで。ぶっちゃけると、語り部降ろされたっちゅうことや。




「そんな話は聞きたくなかった!」




 まあまあ、秀が語り部のエピソードもあるから。それに本編の語り部は秀の予定やから。あくまで予定やけど。




「ねえ、おれの何がいけなかったの⁉」




 う~ん、そやねぇ……、すぐギャグに走るからシリアスパートが続かないとことか、雑談が多いとことかやね。




「弱点を、はっきりと指摘された!」




 あ、そういえば、何で美和子の誕生日の話、あんな中途半端なとこで終わったん? 美和子を祝うっちゅう肝心なとこがカットされてるやん。




「ああ、あれは……、何となく、あそこで終わるのが良いかなって思っただけだよ。決して、雑談し過ぎて尺が足りなくなったとかじゃあないんだぜ?」




 声、裏返っとるで。やっぱ秀がダメなんはこういうとこな気がするなぁ。……それに、今までの話、美和子の出番が少な過ぎやろ。これじゃあ「白鳥さんの不愉快な日常」になってまうで。




「確かに、言われてみればそうだな」




 じゃっ、次からは美和子がバンバン出て来るから、楽しみにしといてな~。ほな、この辺で~。




「えっ、終わるの⁉ 唐突過ぎるだろ。ていうか、お前の締め方も大概にしろよ!」

「わいらじゃない方」の物語もいつか投稿できたらいいなと思っています。

カクヨムだと読めます。

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