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プロローグ


本日、私は念願だった魍魎学園に入学をする予定()()()



のだが、私は今現在入学式が行われているはずの真っ只中に縄で全身ぐるぐる巻きで椅子に固定されていて、両サイドから有無を言わせずお菓子を詰め込まれている。



「うふふ、葵くん美味しい?沢山用意したからいっぱい食べてね」



と笑顔で私の左側からシュークリームを口に入れてくる女子制服を着た(多分)上級生。



「おい!交互にって言ったろ次は俺の番だ!!!」



そう言いながら私の口に大量に饅頭を詰めていく男子制服を着た(おそらく)上級生。



「うるさいわね、アンタは私のオマケのゲームなんだから私の邪魔しないでよ!」



「なんだと?!お前のゲームより俺の方が人気があったんだからここは俺の為の世界(ゲーム)に決まってる!!!」



「誰のルートも攻略出来て無いくせによく言うわね」




「なっ?!それはお前も変わらないだろが」



「残念でしたー私のゲームは2年になってからがスタートなんですー1年経っても誰も攻略してないヤツは引っ込んでてくださいねー」



「俺の方だって本格的に始まるのは2年になって攻略キャラが揃ってからだからお前より有利なんだよ」



「はぁ?!私の世界(ゲーム)の邪魔しないでくれる?それに今葵くんは私との好感度を上げてる最中なんですけど???!」



「それはこっちのセリフだ!葵は入学式前に会ってどれだけお菓子をあげられるかにかかってるんだから邪魔してんじゃねぇよ!!」




ギャーギャーと【私】を挟んで言い合っている男女だが手は止まることなく私の口に食べ物を詰め込んでいく。



(ゲームやら好感度やらどーでもいいしというかこんな事されて私からお前らの好感度は最低レベルに決まってるだろうが…!!!!)



と叫ぼうとして気道に食べ物が詰まって私━葵(妖怪がしゃどくろ)は失神した。



『ただの人間』に妖怪が負けたある意味歴史的瞬間である。


数日前にとち狂って新作構想→作成しました


ストックが何もないので毎日は無理でも頑張って書き上げようと思いますのでどうぞよしなに


別で執筆作品は予約で一応区切りの良いところまで書き上げてあるのでそちらもよれけば読んでやってくださいm(_ _)m

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