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《神》の古具使い  作者: 桃姫
三神物語シリーズの登場人物
378/385

三神物語シリーズの登場人物3

※本編中のネタバレを多大に含みます

・登場話数順※話内での登場の順番とは異なることもある(やや話数順でもない部分あり)


・その作品以外に主な登場作品がある場合は【】内に作品名を明記


・転生表記は「転生前の名前(転生の種類)→」もしくは「→転生後の名前(転生の種類)」


《《神》の古具使い》

青葉アオバ 紳司シンジ

:17歳:男

:婚約者もしくは間に子供が生まれた者:花月静巴、天龍寺秋世、市原裕音、ミュラー・ディ・ファルファム、冥院寺律姫、明津灘紫炎、桜麻由梨香、篠宮刃奈、ナナナ・ナルナーゼ、橘鳴凛、七峰剣姫、市原華音、空美タケル、イシュタル・ローゼンクロイツ

:くすんだ茶色い髪と茶色い瞳を持つ《神》の古具使い。冥院寺律姫とのデート中に天姫谷螢馬の襲撃で、《神々の宝具(ゴッド・ブレス)》が開花する。

:京都編にて、自分が六花信司と言う存在の転生体であることを自覚し、前世の記憶を取り戻す。それゆえに、鍛冶師としての資質もあるが、何より、静葉と前世で約束した強さを手にするために青葉の家系に生まれたため強さも十分ある。また、魔法編の頃には、自分が蒼刃蒼天の転生体であることを自覚していた。それゆえに、恋戦編で刃奈に会ってもすぐに正体が看破できた。

:バリエーション豊富な武器を使ったマルチな戦闘法を取るが、本来得意とするのは一点集中の剣技。裏設定として蒼天の剣技と天冥神閻流の剣技が有ったらほぼ負けなしで無双してしまうので苦戦させるためだけにこういった形式になった。

:自分の打った剣と一体になる刃主一体を可能としてからは、様々な能力を得ているが、結局は自分の剣技を用いるため、あまり意味のない能力になっている。

:転生後に打った刀は「神刀・牡丹」。

:三鷹丘学園生徒会会計

:蒼刃蒼天(血)→

:六花信司(魂)→


青葉アオバ 暗音アノン

:17歳:女

:婚約者:七鳩怜斗、染井桜子

:くすんだ茶色い髪と茶色い瞳を持つ《刃》の古具使い。《古具》である《黒刃の死神(ブラック・エッジ)》に開花する。

:《黒刃の死神(ブラック・エッジ)》内の宵闇に輝く獣(グラムファリオ)を通じて、様々な知識を聞き出すなど辞書と呼ぶこともあるが、その能力は信頼している。一応、グラムファリオも神の一柱である。

:実は裡にグレート・オブ・ドラゴンと言う儚き龍皇女を宿している第六龍人種であり、彼女の存在故に、暗音と常に関わってでもいない限り、その存在を忘れてしまう。学校でもクラスメイトなどでなければ徐々にその存在を忘れる。

:京都編にて、自分が八斗神闇音の転生体であることを自覚し、前世の記憶を取り戻す。それゆえに、剣技などが使えるようになった。また、龍人編にて、自分が紫雨零士の転生体であることを自覚し、前世の記憶を取り戻す。そして、魔法編の頃には自分が篠宮無双の転生体であることを自覚している。

:豪胆な剣技による一撃粉砕を念頭に置いた暗殺剣を使う。また、双剣術も得意としている。蒼子に育てられた影響で、双剣術にもたけていたが、蒼子に影響を与えたのが無双であるために妙なループが出来上がっている。

:鷹之町第二高校古代文明研究部部員

:篠宮無双(血)→

:八斗神闇音(魂)→

:紫雨零士(魂)→


花月カゲツ 静巴シズハ

:17歳:女

:婚約者:青葉紳司

:明るい茶髪の髪に深紅の左目と蒼色の右目を持つ女性で、《天》の古具使い。幼少期から《古具》が覚醒していることは分かっていたが、その詳細が分からず秋世に預けられたこともある。その正体は《紅天の蒼翼ヘブンズ・パラドックス》と呼ばれるもので、通称は《鍵》。《紅天の紅翼(レッド・ヘブン)》と《蒼天の蒼翼(ブルー・ヘブン)》と言う《古具》の亜種であり、紅は緋葉、蒼は蒼天、とそれぞれを表し、発動時に茶髪に変貌(静巴は元から茶髪の為、分かりづらい)する。茶色が無双を意味し、それぞれが三神を表すことで本来は3人の《鍵》が集うことで三神の覚醒を行う者なのだが、それが1つにまとまってしまった変異の亜種が静巴の《紅天の蒼翼ヘブンズ・パラドックス》。それゆえにパラドックスと呼ぶ。

:魔剣編でその力が覚醒して、それが影響して、紳司と暗音がそれぞれ蒼天と無双に覚醒する下地を作った。

:京都編では、彼女の前世である七峰静葉の人格が表に出ることもあったが、本人に自覚は無く、本人が自覚したのは魔剣編である。それ以降は七峰静葉の記憶も取り戻して、紳司との運命を思い出す。

:鍛冶編にて、かつての愛剣である「連星剣(ミツボシ)」が返ってきたことで、本来の剣技に切り替えるが、決して刀を使って弱いということはなく、烈火隊の上位、魔法無しの未来程度なら倒せるほどの実力はあった。

:三鷹丘学園生徒会書記

:七峰静葉(魂)→


市原イチハラ 裕音ユノン

:18歳:女

:婚約者:青葉紳司

:艶のある黒髪に黒い瞳をしていたが、力に目覚めたことによって魔剣編より桃色の髪に桃色の瞳と言う奇抜な髪色になってしまった《破》の古具使い。京都の旧家である市原家の出身だが、《人工古具(オーパーツ)》の開発の時に異形化した亞月を前に《破魔の宝刀(ブレイク・ダークネス)》に開花した。

:《人工古具(オーパーツ)》による事件で身内を2人も失ったことによるショックから市原家を出て三鷹丘に身を寄せる。父は放任、兄姉妹は自分達が《古具》に目覚めていないのに目覚めている上にその力を否定する裕音を許せなかった。そんな家庭環境から、裕音は三鷹丘に居ても特に家から何かを言われることはなかった。

:余談だが、彼女が修学旅行に行った、本編より一年前の時点で、兄姉妹と接触しているが、勝負には発展せずに話をしただけで終わっている。また、裕音の年にはミュラーのほかに《古具》使いもいないため、何も起きていない。

:市原結音の血を最も強く引いているためにそのピンク色の髪を遺伝してしまう。

:三鷹丘学園生徒会会長


ミュラー・ディ・ファルファム

:18歳:女

:婚約者:青葉紳司

:鮮やかな金髪に紅眼の女性で、髪の長さは肩甲骨くらいまで伸ばしたセミロングの《火》の古具使い。生まれつき体の右胸の辺りに赤薔薇の呪印が浮かんでいたため、祝子として祭り上げられて、《聖王教会》のシスターになる。ずっと持て囃され続けたが、そんな環境がプレッシャーでもあり、嫌になる。生まれつき《赫哭の赤紅アンリミテッド・レッド》と言う《古具》に開花していたが、さらにその裡には《聖剣》である、《赫炎の剣(サクノ)》を宿していた。

:アーサーに呼び出されて、嫌になっていることが分かると、アーサーが三鷹丘に行くように指示を出して、三鷹丘学園に入学する。都万那珂紗紅羅麻に預けられたため語尾の「なの」はその影響。

:都万那珂の都合で現在は一人暮らしをしている。

:裏設定ではあるが、ファルファム家と言うのはイギリスの異能の一族として別の作品にファンデルロッシュ家などと共に挙げた家から来ている。別世界では異能一族。

:三鷹丘学園生徒会副会長


冥院寺ミョウインジ 律姫リツキ

:15歳→16歳:女

:婚約者:青葉紳司

:黒い髪は塩素の関係でやや茶色がかっているし毛先がパサついているのが悩みで、黒い瞳をしている「殲滅」の力の担い手。生まれたときに、殲滅の力が強すぎた影響で久那が死にかけた関係で、久那が療養したが、そのことは律姫には伏せられていたため、久那が自分を捨てたのではないかと思い、久那との間に溝が生まれている。結局のところ、姉妹共に《古具》に恵まれなかったために、《古具》使いを婿に入れるために、姉の姫穿が京都で、律姫が三鷹丘で探すことになった。

:最初に紳司に声をかけた時点では、別に紳司が《古具》使いだとは判明していなかったが、その時点で姫穿が相手を見つけているのを知っていたため、誰でもいいと思っていたから、一目ぼれした紳司に声をかけた。

:余談だが、紳司が《古具》使いではなかった場合、修学旅行の時に家に行くイベントは消滅していたが、結婚はそのまましていた。

:恋戦編にて、「偽王の虚殿」が体内に入るも、それは、生まれてくる子供に託された希望であり、きちんと娘に託された。

:戦力としてはあまり役に立たないのを自覚しているがそれでも紳司のためになろうと、自分の力に向き合った。

:三鷹丘学園水泳部部員


タチバナ 鳴凛メイリン日向神ヒュウガミ 鳴凛メイリン

:24歳:女

:婚約者:青葉紳司

:鮮やかな黒髪に、黒い瞳をした女性で、異能の力を持たない一般人であったが、「神刀・里神楽」と一体化していた影響で、紳司の「力場」とも惹かれあっていて龍滅の力が微妙に復活している状態である。本名は日向神だが、覚えにくいとあれなので、という理由で母方の姓である橘を名乗っている。余談だが、息子娘の3人は事情でそれぞれ長女が青葉、長男が橘、次女が日向神を名乗っているという奇妙な状態になってしまっている。

:なお、幼少期に過ごした九州の福岡には、同時期に鈴嵐立夏や東雲大和などがいたが、大和は年代が異なるため会っていない。もし出会っていても、性格の関係上フラグが立つことはないだろう。

:立原家の親戚であることから立原舞子と知り合いであり、何度か会っている。意外とミーハーなところや悩みを抱えやすい一般人らしいところが多く、また子供っぽい性格を持っている。

:裏設定として、一応、生徒の手前気張っているが、実は甘えたがりな性格で、結婚後は紳司にゴロゴロしながら抱き付くなどの行為を行っている。

:三鷹丘学園教師兼水泳部顧問


櫛嵩クシタカ 夢夜ユメヨ

:18歳:女

:婚約者:明日咲現火(スコットランドにて挙式)

:艶のある艶やかな黒髪に黒い瞳、白い肌をした女性で、その美貌は学校中に轟いているが、もう1つ同性愛者であるとの噂もあり、その噂は真実である。中学や高校1年生の頃は女の子をとっかえひっかえしていたが、2年生で現火と同じクラスになり、手を出した後、現火以外の女では満足できなくなり、現火一筋に決める。

:男が嫌いなわけではなく興味がない。また、水泳部に入部したのも女の子の水着や着替えが見やすいからという不純な動機であり、現火一筋に決めた後も女の子に手を出していないわけではなく、「つまみ食い」と称して何人かに手を出している。現火はそれを知っているが黙認しているのは、現火曰く「遊んでいるだけ」「虐めてすっきりしているけど満足していないから結局こっちに来る」とのことである。

:裏設定として、彼女が主役の短編も考えられていて、彼女が現火と出会った時のエピソードなどを考えていたが形にはなっていない。

:櫛嵩家は「呪詞」と言う称号と共にかつて司中八家の1つだった家系だが、力を持つ者が生まれなくなったために司中八家を抜けた。そのため夢夜もただの一般人である。

:三鷹丘学園水泳部部長


明日咲アスザキ 現火ウツカ

:18歳:女

:婚約者:櫛嵩夢夜(スコットランドにて挙式)

:少し赤茶けた髪に、茶色の瞳をしている女性で、彼女自身の性癖はあくまでノーマルだった。高校2年になった時に、偶然、夢夜と別の女性との行為を目撃してしまい、後日、更衣室に呼び出される。そこで、夢夜に迫られ、一回目は拒絶するも、自分の心が高鳴っていた事実に困惑する。二回目に彼女を受け入れて三時間に及ぶ行為をする。その結果、相思相愛になる。

:行方不明の妹がいて、ずっと探していたが、そのことを言っていたのは夢夜にだけである。また、暗音の魔剣編にて死亡が確認される。その際に没エピソードで、タイムスリップしてきた聖を失った頃の清二と出会う話の構想もあったが無くなっている。

:明日咲家は来未来家などと並ぶ名家ではあるが、現火の家はあくまで一般家庭としている。

:成績は優秀で、普段はまじめなキャラを演じているが、本質は夢夜曰く「甘えたがりで胸に顔を埋めてくることが多い」とのこと。

:三鷹丘学園水泳部副部長


天姫谷アマキタニ 螢馬ケイマ

:15歳→16歳:女

:黒い長めの髪に、黒い瞳を持つ女性で、《呪》の古具使い。幼少の頃に、《古具》に開花しなかった兄とは裏腹に、《刀工の呪魔剣スミス・カースブレード》に開花するも、父は、その《古具》をゴミと一笑した。しかし、どちらかと言えば、その父の《古具》よりも汎用性がある為、どちらがゴミかと言えば相手の方がゴミである。

:また、《古具》に目覚めることのなかった兄を家の遺伝子を残すための種馬としてしか扱わない凝り切った考えの父を嫌い、天姫谷家の壊滅を狙って、兄のために《古具》を持ったいい女を探そうと、テリトリーの京都を離れて三鷹丘までやってきた。その際に、市原家から《人工古具》の試作品を預かっていて、タイルに仕込んだり、道に仕込んだりしていた。

:三鷹丘学園の水泳部にて、徐々に《古具》使いを探していたが、水泳部に《古具》使いはいないため無駄足だったと言える。

:兄に見合う女を探す予定だったが、結局どうにもならず、仕方なく自分の婚約者として使えそうな男の《古具》使いを探すことにして目を付けたのが紳司だった。しかし、紳司の《神々の宝具》によって追い詰められ、逃亡を余儀なくされる。逃亡先で、暗音の追撃を受けて敗北、しかし、殺されずに済んだ。その後は三鷹丘学園に通っていたが、京都編で暗音が壊した家の修復の手伝いにより、夏休みは京都に帰省していて、その後も予定の関係で戻れずにいたために、終焉編には登場しない。

:修行しなおした父と和解し、結局司中八家のままである。また、京都で見つけた青年と結婚して子供を設けた。

:三鷹丘学園水泳部部員


天姫谷アマキタニ 龍馬リュウマ

:17歳→18歳:男

:黒い髪をビジュアル系バンドのように伸ばし、黒い瞳を持つ男性で、《古具》を持てなかった者。幼少より、ずっと《古具》に開花することが出来なかったが、妹の開花を見ても絶望はせず、むしろ、妹を支えていこうと決めるほどの人格者。《古具》を持っている妹が使うことの出来ない《人工古具》を変わりに使っているが、アイデア等は妹任せである為、あくまで代役でしかない。

:家のしきたりにより、差別のような扱いを受けているが、妹のためになるなら別に構わないと思っていたが、その目が妹に向けられてしまう可能性もある為、妹を守るためと言う理由を胸に秘めて天姫谷家の崩壊を目標にしていた。

:修行しなおした父と和解し、結局司中八家のままである。また、京都で見つけた女性と結婚して子供を設けた。

:鷹之町第二高校生徒


御草オクサ ルイ

:32歳:男

:茶髪に茶色い瞳をした男性で、天姫谷家に仕える部下の一人。萬馬に仕えていたが、龍馬たちの行動の危なっかしさを感じ取り、彼らについていった。基本的に天姫谷家のためになるなら、と雑用を引き受けるため、天姫谷家の人間の大半は、何かがあると「御草に任せればいいか」と言うような思考になってしまっている。

:車の免許はもちろん、工事などにおける現場責任者になれる資格はきちんと持っていて、宮大工などの知識もある。その技術は目を見張るものがあり、一人でも十分に生きていくことが出来る。

:余談だが、妻がいるが、基本的に御草の仕事が忙しいので、あまり会えていない。しかし、京都にいる間は、毎日遅くなっても帰っているので、きちんと妻の機嫌も取っている。また、三鷹丘から京都に戻るときには妻の好物である落花生と羊羹などを鷹之町市で買っていたため、一人だけ別行動で来るまで帰っている。


篠宮 はやて(シノミヤ ハヤテ)

:16歳→17歳:女

:婚約者:小暮友則

:癖のある明るい茶色のショートカットヘアに、茶色の瞳が特徴の女性で、無自覚ながら凄い力を秘めている。ただし、その力が覚醒することはなく平穏な日々を送ることが出来るだろう。両親が《古具》使いだが、《古具》を継ぐことはなく、もっと別の力を引いたともいえる。動体視力や体力など、その力の片鱗はいろいろなところに出ているが本人にはそれが異常だという自覚がない。

:はやてと友則の結婚というのは確定未来に該当することであり、何があっても、2人は結婚して娘が生まれるようになっている。ただし、その娘の名前は「雷無」ないし「無雷」のどちらになるかは不明。意味として「雷を無くす」と言うものになっている名前であれば可能性はある。

:性質的には「風」たる「はやて」と言う名前を貰っているが魔法の素質としては「炎」である。その辺の齟齬が生じて魔法に目覚めることはない。

:娘が高校生になる前に友則の転勤でアメリカに行くのも確定未来であり、何が何でも、友則が会社に入っていないルートがあってもアメリカに移住するのは確定になる。そして、娘が人工第六龍人種になるのも確定未来。

:幼馴染である友則のことが昔から好きで、半ば付き合っているも同然の間柄だが、はっきり気持ちが伝わっているわけではないというふわっとした状況のため、立場は曖昧である。

:鷹之町第二高校生徒


小暮コグレ 友則トモノリ

:17歳:男

:婚約者:篠宮はやて

:少しツンツンした茶色と黒の混ざったような髪と黒い瞳の普通の青年で、あくまで何の力も持たない一般人である。はやてとは家が隣同士であり、幼いころから親交があったために、互いに好意を抱いているし、それを理解し合っている。

:超人だらけの中に1人だけ凡人と言うのが、《勝利》の古具使いの月丘祐司と似た立場だが、彼とは違い、周りが凄かろうと自分を貫くことが出来るタイプでよく言えば一途、悪く言えば馬鹿である。


占夏センゲ 十月トツキ白咲シラサキ 鞠華マリカ

:18歳:女

:婚約者:不知火覇紋

:前髪が切るのが面倒だから伸ばした、というような前髪をしており、そう言った黒髪と黒目が特徴の女性で、《視》の古具使いである。前髪は、暗音の魔剣編で瑠吏花によってバッサリと切り落とされてしまう。前髪を伸ばしていたのは、あくまで鞠華が死んだ存在であるため、顔をあまり見せない方がいいと自分で判断し、覇紋は黙認していたため。

:覇紋も含め十月の《古具》は《千里の未来(シーン・フューチャー)》だと言われていたし、実際発動していたのだが、その正体は《全能の透視(ユリア・ファミーユ)》と言う能力だった。それは、キリハ・U・ファミーユの死後、彼女へと渡った「ユリア」の力を《古具》として体現したものである。

:鞠華の母は、覇紋の伯母である不知火七香であり、七香とその夫の死後、不知火家にメイドとして引き取られる。黒羅俊孝と桜麻由梨香が中心に鞠華を育て上げて、その後、不知火家から出るときに覇紋が拾い、占夏十月と名を改めている。

:白咲鞠華の人格は、《不死の大火》の代償に用いているため消失しているが、完全になくなったわけではなく、三神などの強い「力場」や自身の記憶の揺さぶりなどでも甦ることがある。

:《不死の大火》が消失したが、その人格が戻ってくることはなかった。しかし、十月の奥にその面影を見ることや偶に表に出てくることがある。

:ユリアの加護があるが、その加護がどういったものかを完全に理解しているわけではない。また、そのユリアが表人格に出てくることもある。ユリアの知識と鞠華の知識は《全能の透視(ユリア・ファミーユ)》によって一部共有されるため、鞠華が三神のことや暗音のことなどの詳細を知っていて、なおかつ、本来は知っているはずのないことを知っているのは、そのためであるが、本人に共有しているという自覚がないのはユリアのそう言う設定にしているからである。

:鷹之町第二高校古代文明研究部副部長


鷹月タカツキ ヒカル

:17歳:男

:婚約者:恐山讃

:茶髪のボサついた髪に、黒い瞳をした青年で、《星》の古具使い。幼少期は特に何の変哲もない青年で、神奈川県で生まれて過ごしていた。家の関係などで明津灘紫炎と知己があったが、その後高校1年の時に《古具》に目覚める。誰も傷つけることはなかったが、自分の力が恐ろしくなり、同じく《古具》使いがいるという京都か三鷹丘に行くことを考えるが、京都は紫炎の実家がある関係上避け、三鷹丘を選んだ矢先、紫炎が三鷹丘にいることを知り、鷹之町第二高校に入学する。《古具》は星の力を使えるという《星天の黄道(スター・アイテム)》で、十二星座ではなく十三星座をベースにした《古具》であり呼び出せる種類は全14個。

:鷹之町第二高校に編入した当初は、暗音に惹かれていたが、結局彼女は前世で姉弟だったことが分かり、また、京都編で前世である蒼刃光のことを思いだし、また婚約者であった九浄燦のことも思い出す。聖剣編で編入してきた彼女と再会と言う出会いを果たして再び恋人になる。

:鷹之町第二高校古代文明研究部部員

:蒼刃光(魂)→


グラムファリオ

:【紅蓮の王―神に抗う炎―】に登場予定

:年齢と言う概念はない:男

:全身から黒い刃が生えた様な巨大な化け物で「刃神」と呼ばれていた存在。「紅蓮の王」が支配するムスペルヘイムと言う国にいる12の神、ムスペリア神話に登場するムスペル12神の刃神の座に着いていたが、煉・ミル・刃と言う狗に勝負を挑まれて負ける。

:その後、蒼刃蒼天により、《古具》の一部に組み込まれてしまう。そうして、巡りに巡って、青葉暗音の元に宿ることになる。

:ムスペル12神の中でも最強の2柱たる片割れで、もう1柱であるベリオルグとは仲がいいわけではないが、悪くもなかった。


廿日ハツカ 雨柄ウツカ

:32歳:男

:ボサボサな黒髪に黒い瞳で、無精髭を生やした男性で、「廿の眼」を持つ。本人は否定しているがシスコンである。教師になった理由は、大学の課程でなんとなく教員免許を取っていたから流れるように、教授に勧められて、である。しかし、別に教師が嫌だというわけでもなく面倒臭がっているが、生徒思いではある。

:家の関係で「廿の眼」を持っているが、本人にその自覚は無く、それでも、一応、家からの命令には逆らえないので地味に危険なことをやらされる。なので毎回「なんで平凡な俺が」と文句を言っている。

:廿日雨罪の血を濃く引いているため、顔立ちなどもよく似ている。

:鷹之町第二高校古代文明研究部顧問


不知火シラヌイ 覇紋ハモン

:17歳→18歳:男

:婚約者:佐野晴廻、占夏十月

:美しい白い髪に、白い瞳をした青年で、《償》の古具使い。幼いころから《不死の大火(イモータル・フレア)》と言う《古具》に開花していた。また、昔なじみの友人として涼空堂雄志貴や真白宮奈々枝、園城寺陽斗、園城寺陽埜などがいる。

:陽斗の死後、晴廻と付き合いだすが、事故により晴廻を失い、十月に手を出すなど女性関係は乱れている。

:本人がメインの覇紋編と言うのがあるにも関わらず影が薄いところがある。特に記すこともない。

:鷹之町第二高校古代文明研究部部長


明津灘アキツナダ 紫炎シエン

:17歳:女

:婚約者:青葉紳司

:ゆるふわな茶髪に、茶色の瞳をした女性で、《生》の古具使い。「古武術」の明津灘家にふさわしい明津灘流古武術を身に着けているが、本家を継ぐ資格はない。幼少期に《本能の覚醒サバイバル・インスティンクト》に目覚める。武道には使えるため、不満はないが、「陰」と言うパートナーを探すために相性のいい《古具》使いを探すことになってしまったので、中々見つからずに困っている。そして、生徒会に居た紳司に声をかけた。

:紳司をパートナーにしたので、京都編では、紳司を実家に連れていく。兄も《古具》使いだが、姉は魔法少女、義姉が謎の組織の一員、義兄が《古具》使い、と一家がおかしな存在ばかりなので、普通なのがコンプレックスではあるが、実は、幼少期より、「明津灘流古武術・無派」と言う流派を極めている。「明津灘流古武術・無派」と言うのは本来存在しない流派と言うもので、明津灘の裏流派とも呼ぶべきものである。本来は誰にも継承されることがないのだが、守劔が嫁いできたときに、別世界の明津灘に伝わる、「明津灘流古武術・無派」の知識を持ってきて、最初は守劔が中心になって教えていた。その後は間違いが起きないようにと、正式に教えを受け、すぐに極伝になった。

:明かされてはいないが、大地を含め、全員が紫炎を認めていて、本来、継ぐべきは彼女だと思っている。「明津灘流古武術」が皆伝なのも、途中から「明津灘流古武術・無派」に本腰を入れているため他の技を習っていないだけで、順当に行けば極伝になっていた。才能だけで言えば、明津灘家で随一ともいえ、その才能は息子の雷司にも受け継がれている。残念ながら娘2人は受け継がれていない。

:三鷹丘学園競泳部


白咲シラサキ 七香ナナカ

:享年27歳:女

:長い黒髪のストレートに青い瞳をした女性で、旧姓は不知火。若くして結婚して、鞠華を設けるも、飛行機事故によって行方不明で死亡扱いになる。実はいろいろと別エピソードがあるのだが、公開する機会がなかった人物。《惨》の古具使い。《古具》の名称はネタバレ防止のため明記不可。


不知火シラヌイ 八華ハツカ

:40歳:女

:黒髪のショートカットヘアに紫色の瞳をした女性で、七香の妹で、本来家を継ぐはずだった七香が嫁いでしまったために家を継いだ。覇紋の母ではあるが、ほとんど不知火家の実情に関わっていない。実質、不知火家は八華の夫が担っている。


黒羅コグラ 俊隆トシタカ

:56歳の時に引退:男

:白髪交じりの黒髪に黒い瞳をした中年から初老の男性で、執事長を務めていた。現在は引退済みである。黒羅家は代々、不知火家に仕えている一族であり、【狂った世界で】などにも黒羅と言う家の名前が不知火とセットで登場している。


桜麻サクラマ 由梨香ユリカ

:26歳(自称36歳):女

:元婚約者:奢倉永徳

:婚約者:青葉紳司

:鮮やかな黒髪に黒い瞳をした女性で、《誉》の古具使い。皆さんもお気づきだろうが「桜麻由梨果」→「桜麻由梨香」と名前が途中で変化しているが誤字。どちらを本名にするか悩んだ挙句こちらに定着した。

:スーパーメイド、シュピード・オルレアナの直弟子であり、両親を失った由梨香を拾ったシュピードが育てながらメイド奥義を伝授した。《古具》に目覚めたのもシュピードに育てられている最中であり、《戦舞の闘歌(バトル・ドライブ)》と言うものである。能力の才能は非常に高く、シュピードすら一目置くほどである。しかし、ついでいないメイド奥義も多くある中、シュピードは世界を渡る為、11歳で不知火家に仕える。その間、鞠華を弟子として育てる。

:俊孝の引退と同時に教員になるために教員免許を取得。その過程で永徳と出会い結婚。その後、由梨香は教師になるも永徳はなかなかなれず、出版業界に入社し、離婚。

:新卒は舐められるという噂を聞いて10歳ほど年を誤魔化して教師を始める。丁寧な口調も相まって、生徒たちで嘘だと思う人はいなかった。

:京都編にて、紳司の態度に心を打たれ、「仕える相手はこの方しかいない」と思い、紳司に仕えることを決める。

:メイドとしての能力は非常に高く、有能である。紳司の元担任であり、元生徒会顧問。秋世の赴任でその座を退いた。

:三鷹丘学園教師


篠宮シノミヤ 雷無ライム

:【悪魔でも魔女!】、【夜鬼】、【九番目の吸血鬼】、【満月の夜に君と】他にと登場予定

:年齢不詳:女

:婚約者:西野緋

:乱雑な茶色の癖毛と茶色の瞳が特徴の女性で、「黒龍の魔女」と呼ばれる存在。幼いころに友人を交通事故で無くした過去を持つ。親がアメリカにいるため日本で一人暮らしをしている。高校生のある日、道端に落ちている黒い本を拾ったところ、その本から黒い龍が現れて、契約を交わす。その契約により、体内は悪魔と化して魔女となった。異界で言うところの魔界と位相が重なっていると言われる鷹之町市に現れる謎の集団を相手に戦闘をすることになる。この場合の魔界と言うのは、時空間統括管理局のことであり、「黒龍の書」も元は時空間統括管理局で人工第六龍人種の計画として生み出されたもの。

:長い戦いの中で東西南北にそれぞれ四神を模した風、岩、水、火の使い手をそれぞれ相手にする。火以外は簡単に倒すが、火の鳳麗炎とはライバルともいえる関係で、転校してきた彼女と長きにわたる戦いの果てに、彼女の父を倒し、そして黒幕にして、昔交通事故で死んだはずの親友、霧羽■■だった。

:その後、親戚筋であり「白龍の魔法使い」である西野緋と結婚、篠宮無水を出産後、時空間統括管理局対魔物特別相談室の室長レーヴェルティア・ベルディーヌのスカウトを受けて協力をすることに。

:最初に東雲彰の元を訪れて彼を救うも、保安警務委員会のレヴァッサ・ジル・レヴァーノフの襲撃を予期して、彰の元を離れる。

:次に夜威綺桐の元を訪れ彼を救い、彼が十分に育ったと思ったところで親戚の西野家に預け、また、この世界では情報屋として生きる佐神美狗里に彼のことを頼み次の世界に行く。

:そして夜威啓鳥の元を訪れ彼を救うも、途中でレヴァッサ・ジル・レヴァーノフの襲撃を受けて、啓鳥が雷無の血を吸い覚醒しレヴァッサを倒した。別れを告げて、世界を渡ろうとしたときに、夢見櫓に呼ばれて真希と戦う。

:彰の元に帰還。その後、彰を十分に育てた後、再び旅立つ。

:本局直属・対魔物特別相談室外部協力者

 え~、三分割じゃ終わらないと思っていましたが四分割もキツイ気がします。一応Wordが12ページになったらと言う曖昧な区切りをしているのですが、もしかしたら五分割か六分割かもしれません

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