ツイ廃の悲劇【超短編3×100参加作品】
有漏蕁麻さんの企画「超短編3×100」参加作品です。
最近、ツイッターばかりしている。
世の中は春休みとはいえ、さすがに平日の昼間はタイムラインの進みが遅い。
それでも、さりげないことをどんどんとつぶやく。これがツイッター廃人というものだ。
「甘いもの食べたい」
「おなかすいた」
「暇」
「課題めんどくさいなぁ」
このようなことをつぶやきながらタイムラインを覗き、時に自動でつぶやくbotを相手にしながら時間をつぶす。
botはリプライした言葉に反応して楽しい。
本当は課題があるのだが、あまりやる気にならない。一応プリントを広げ、ちまちまと書き込む。
そうしてタイムラインを眺めていると、ようやく相互フォロワーの人がつぶやいた。
「やべえ、botしかいないが皆忙しいのか」
某人物が最後のツイートをしてたんで。
しかしこれをツイッター知らない人がわかるように書こうとすると難しいよなぁ。